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国際特許分類[A61L33/10]の内容

国際特許分類[A61L33/10]に分類される特許

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本発明は、操作後に大きな生物活性を保持している固定化された生物活性体に関する。本発明には、少なくとも1個のヘパリン分子を通じて基板の表面に結合したヘパリン体を備えていて、結合したそのヘパリン体がヘパリナーゼ感受性である医療用基板も含まれる。
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【課題】埋め込み可能な医療機器の表面上での血液凝固を防ぐための、生体模倣界面活性剤塗布の改良方法の提供。
【解決手段】基材表面に生体模倣コーティングを設けるための方法であって、当該方法が、a)コーティングがなされる表面を有した基材を準備する工程、b)生体模倣界面活性剤を準備する工程、c)水と有機性水混和性溶媒とから成る溶媒混合物中に、前記生体模倣界面活性剤を混合し、これによって、生体模倣界面活性剤溶液を生成する工程、及び、d)前記生体模倣界面活性剤溶液を前記基材表面に塗布する工程を含み、該有機性水混和性溶媒が、生体模倣界面活性剤を溶液から基材表面上に追い出して、生体模倣界面活性剤のコーティングを生成することによる、基材表面への生体模倣コーティングの改良方法。生体模倣材料としては、ポリ(N‐ビニルヘキシルアミン‐co‐N‐ビニルヘパリンアミン‐co‐N‐ビニルマルトノアミド)などが好ましい。 (もっと読む)


【課題】血液透析、人工心肺その他の体外循環装置使用時における血液凝固の防止、血管カテーテル挿入時の血液凝固の防止、輸血および血液検査の際における血液凝固の防止等の用途に用いられる静菌効果と血液適合性を両立させたカテーテルロック液の提供。
【解決手段】導管内に充填されたカテーテルロック液であって、該導管の一端側内部と他端側内部にpH値が異なる二つカテーテルロック液の領域を少なくとも有し、かつpH値の大きい領域のカテーテルロック液のpH値が血液適合性である、静菌効果を有する酸性化カテーテルロック液。 (もっと読む)


【課題】ヘパリンで被覆された、リザーバ又は開口部を有するステントを提供する。
【解決手段】拡張可能な医療デバイス10は、第一の直径から第二の直径へ拡張可能な実質的に円筒形のデバイスを形成する複数の細長いストラット18を含む。複数の異なる有益な薬剤がストラット内の異なる開口部内30aに充填されて、組織に送達され得る。再狭窄等の病状の処置のために、異なる薬剤がデバイス内の異なる開口部内に充填されて、再狭窄に関与する異なる生物学的過程に対処し、処置される生物学的過程に一致する異なる放出動力学にて送達される。異なる薬剤は、同一の薬物送達デバイスから異なる疾病を処置するために使用することもできる。加えて、抗血栓剤が医療デバイスの表面の少なくとも一部分に付着されて、亜急性血栓症を予防し得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、第4級アンモニウム塩とヘパリンの複合体をより強固に血流接触医療用部材の血流接触面に結合させ、これにより前記公知技術に比較して、前記複合体の血流接触面からの溶出をより一層押さえ、抗血栓性効果の発現時間をより延長し、かつ血流接触面の親水性を増大させプライミングし易くした、特に血流の滞留し易い形状の構成部品においてもプライミングし易くした血流接触医療用部材、およびその製造法の提供
【解決手段】血流接触医療用部材の血流接触面に塗布された第4級アンモニウム塩とヘパリンの複合体に紫外線を照射処理したものであることを特徴とする血流接触医療用部材およびその製造法。 (もっと読む)


【課題】優れた細胞非接着性及び抗血栓性を持つ医療用器具ならびにその製造方法の提供。
【解決手段】組換えヒト血清アルブミン、ポリエポキシ化合物、水分保持可能な可塑剤および抗血栓剤を含有する生体材料、該生体材料を用いた血液に接触して用いられる医療器具表面を被覆するための細胞接着及び/又は血栓形成抑制剤、ならびにその製造方法。 (もっと読む)


哺乳類血液と相互作用し、凝固又は血栓形成を防止することができる実体を含む生体適合性組成物であるコーティング層を含む表面を有するメディカルデバイスであって、該実体は1,2,3−トリアゾールを含むリンクによって前記表面に共有結合されている、メディカルデバイスがとりわけ記載される。
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【課題】多孔質層を介して生物学的に活性な物質を制御された速度で放出する移植可能な医療器具を提供する。
【解決手段】脈管系内へ挿入するのに適した構造体12と、構造体の一方の面上に配置された被覆層16と、被覆層の少なくとも一部分上に配置された生物学的活性物質の層とを有する、被覆された移植可能な医療器具10であり、被覆層16は被覆層からの生物学的活性物質の制御された放出を行うことができる。更に、多孔質層20を生物学的活性物質層18上に配置することができ、多孔質層はポリマーを含有し、そして、この層からの生物学的活性物質の制御された放出を行うことができる。多孔質層20は、好ましくは蒸着又はプラズマ蒸着により塗布されたポリマーを含有し、生物学的活性物質の制御された放出を行う。ポリマーはポリアミド、パリレン又はパリレン誘導体であり、溶剤、加熱、触媒などを使用せず、単に、単量体蒸気の縮合により蒸着される。 (もっと読む)


生体適合性ポリマーおよびオールトランスレチノイン酸(ATRA)またはその誘導体を含む徐放性血管インプラント(例えば血管移植片、ステント、ラップ、およびゲル)を使用して、他の人工移植で起こりうる血栓形成および/または新生内膜過形成を治療、予防、または阻害することができる。特に、本明細書に記載するインプラントは、平滑筋細胞の増殖、新生内膜過形成を阻害し、血管系における抗血栓遺伝子および一酸化窒素生成をアップレギュレートすることができる。更にインプラントは、制御された予測可能な局所濃度のATRAを送達する能力を有する。 (もっと読む)


体内脈管の狭窄の治療のための埋め込み可能なドレナージ装置(10)が開示されている。この装置は、入口(14)を含み、出口(12)まで伸びて、入口と出口を抜けて形成されているドレナージルーメン(18)を画定しているドレナージチューブ(16)を備えている。ドレナージチューブは、膨潤層と、膨潤層の周囲に形成されているキャスト層を含んでいる。膨潤層は、その周囲に、キャスト層を介しての調整された薬物溶出のために分散させた第1の化学物質を有している。キャスト層は、その周囲に、同層からの薬物溶出のために配置させた第2の化学物質を有している。
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