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国際特許分類[B01D61/04]の内容

国際特許分類[B01D61/04]に分類される特許

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【課題】逆浸透膜へのシリカの析出の抑制を一層確実に行うことができる水処理システムを提供すること。
【解決手段】少なくともシリカを含む原水W1を供給する原水ラインL1と、原水W1から透過水W2及び濃縮水W3を製造する逆浸透膜モジュール10bと、透過水W2を導出する第1透過水ラインL2と、濃縮水W3を系外に排出する第1濃縮水ラインL3と、回収率を調整する回収率調整手段15と、原水W1にpH調整剤を添加するpH調整剤添加手段3と、濃縮水W3の水質を検出する水質検出手段20と、水質検出手段20により検出された水質の検出値に基づいて、濃縮水W3のランゲリア指数を算出する算出手段32と、算出手段32により算出された濃縮水W3のランゲリア指数がゼロ以下の範囲に維持されるように、回収率調整手段15及び/又はpH調整剤添加手段3を制御する制御手段31とを備える。 (もっと読む)


抽出汁を濃縮する過程から口当たりの良い貯蔵可能な飲用水を回収する方法であって、抽出汁を供給する工程;抽出汁を濃縮して、濃縮汁流及び濃縮機排出流を形成する工程(ここで濃縮機排出流は、口当たりが良くない、飲用ではない又は貯蔵可能ではない);及び濃縮機排出流を活性炭に通す工程を含む、濃縮機排出流を精製して、口当たりの良い貯蔵可能な飲用水を供給する工程を含む方法。
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【課題】
塩水を逆浸透膜処理する水処理装置のアルカリ液注入部において、塩水とアルカリ液の接触による析出を防止する。
【解決手段】
塩水を逆浸透膜処理する水処理装置であって、高圧ポンプへ至る前のアルカリ液注入点において塩水にアルカリ液を注入するアルカリ液注入手段を有し、かつ、アルカリ液注入手段が、(a)一端がアルカリ液送液装置に結合し、他端がアルカリ液注入点において塩水供給管路に結合されたアルカリ液注入管路、(b)一端が淡水送液装置に結合し、他端が淡水注入点においてアルカリ液注入管路に結合された淡水注入管路、(c)アルカリ液注入管路上であって、かつ、淡水注入点の上流に設けられたアルカリ液注入弁、(d)淡水注入管路上に設けられた淡水注入弁、を含む水処理装置。 (もっと読む)


【課題】水処理プロセスにおいて、水回収率が高く、逆浸透膜の化学的劣化を防止し、効果的にMF膜またはUF膜モジュールを洗浄する方法、および造水装置を提供する。
【解決手段】塩分を含有する原水を精密ろ過膜モジュールまたは限外ろ過膜モジュール4で膜ろ過して前処理膜ろ過水を得る膜ろ過工程Aと、該前処理膜ろ過水を逆浸透膜モジュール8で膜ろ過して逆浸透膜ろ過水と逆浸透膜濃縮水とを得る膜ろ過工程Bとからなる水処理プロセスにおいて、膜ろ過工程Aで用いる精密ろ過膜モジュールまたは限外ろ過膜モジュールを洗浄する膜モジュールの洗浄方法であって、逆浸透膜濃縮水を精密ろ過膜モジュールまたは限外ろ過膜モジュールの逆圧洗浄水として使用するとともに、アルカリ剤を添加した逆浸透膜ろ過水を精密ろ過膜モジュールまたは限外ろ過膜モジュールの逆圧洗浄水として使用する。 (もっと読む)


【課題】多段に直列接続されたRO膜のベッセルによる処理水系にて、上流側のベッセルからRO膜エレメントが早期にファウリングするのを回避できるようにする。
【解決手段】1つ以上のRO膜エレメントを収納した1つ以上のベッセル2、21、22、23、これらベッセルを並列に収納したバンク10、20、30、これらバンクを上流から下流に向け多段に直列接続した脱塩処理水系にて、上流側から原水を圧送して押込み、上流段のバンクに通して透過水と濃縮水に分離し、この濃縮水を下流段のバンクに通して透過水と濃縮水とに分離して脱塩するのに、上流段のバンク内のRO膜エレメントの単位面積当たりの透過水量と下流段のバンク内のRO膜エレメントの単位面積当たりの透過水量が略同一となるように、各ベッセルに収納するRO膜エレメントの種類を選択可能としたことにより、上記の課題を達成する。 (もっと読む)


【課題】逆浸透膜を使用した水処理システム等に用いられる前処理装置及び前処理方法であって、大きな設置面積を必要としない、凝集剤の添加を必要とせずに前処理による十分な濁質除去を達成できる、かつ単位膜面積当たりの処理流量(流束)が高い水処理システムを与えることができる前処理装置及び前処理方法を提供する。
【解決手段】1μm以上、10μm未満の平均孔径を有する濾過膜を用いた第1の膜濾過手段と精密濾過膜又は限外濾過膜を用いた第2の膜濾過手段を有することを特徴とする水処理システム用の前処理装置、及びこの前処理装置により行うことができる前処理方法。 (もっと読む)


【課題】塩素処理した後の原水に対して還元剤を用いて中和処理する際に、円滑且つ効率的に行うことができる淡水化装置及び淡水化方法を提供する。
【解決手段】塩素含有水12を添加した原水11中の濁質分を濾過する前処理膜13aを有する前処理装置13と、前記前処理装置13からの濾過水から塩分を除去して透過水を生産する逆浸透膜16を有する逆浸透膜装置17と、前記逆浸透膜装置17の前流側において、添加した塩素を中和する還元剤注入装置30とを具備してなり、前記還元剤注入装置30が、濾過水14の一部14aを抜き出して、定量用のSBS溶液18を添加しつつ、還元剤と塩素との酸化還元電位の最大変化部(当量点)を求め、この当量点に対応する還元剤添加濃度(Csm)を求め、この濃度に対応したSBS溶液18を濾過水14中に供給し、塩素を中和する。 (もっと読む)


【課題】ほう素の水質基準を満足し、設備コストおよび運転コストを低減できる逆浸透膜モジュールを用いた淡水化処理設備及び方法を提供する。
【解決手段】海水や塩類濃度の高い水である原水を逆浸透膜モジュール10により濃縮水とろ過水に分離する淡水化処理設備110であって、逆浸透膜モジュール10の前段に、原水処理槽5、該原水処理槽5にオゾンガスのマイクロバブルを注入する微細気泡注入装置6、及び、マイクロバブルによって水面に浮上し蓄積した金属スケールを含む懸濁物をオゾン処理槽5から排出するスカム除去装置12を備えた前処理部が設けられてなる。 (もっと読む)


【課題】膜分離活性汚泥法と逆浸透膜を組み合わせた再生水製造方法において、逆浸透膜表面上で微生物増殖あるいは微生物およびその代謝物の膜面への付着などによる逆浸透膜の透過性能や分離性能の低下を有効に防止する方法を提供する。
【解決手段】逆浸透膜表面上で微生物増殖あるいは微生物およびその代謝物の膜面への付着などによる透過性能や分離性能の低下を有効に防止するため、膜分離活性汚泥槽にリンを凝集させるための凝集剤を、逆浸透膜にファウリング抑制剤を適用する水処理方法を提供する。微生物の栄養塩であるリンを凝集剤で除去することにより、膜表面で生成される微生物膜を抑制し、結果として膜の透過性能や分離性能の低下を有効に防止することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ファウリング抑制剤の注入量をゼロにするか又は大幅に低減することができると共に、逆浸透膜におけるファウリングの発生を抑制することができる水処理システムを提供すること。
【解決手段】水処理システム1は、原水W1に含まれる不純物を予め除去して被処理水W1aを製造する前処理装置4,5,6,7と、被処理水W1aを逆浸透膜により透過水W2と濃縮水W3とに分離する膜分離処理を行う逆浸透膜装置8と、を備える。逆浸透膜は、未ファウリング状態において、塩化ナトリウム濃度1500mg/Lの水溶液を被処理水として用い、操作圧力1MPa,回収率15%,温度25℃及びpH7の条件で評価した場合の透過流束が1.17×10−5/m/MPa/s以上、かつ塩除去率が99%以上となる低ファウリング膜である。 (もっと読む)


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