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国際特許分類[B01D71/02]の内容

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ガラス (19)

国際特許分類[B01D71/02]に分類される特許

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【課題】ゼオライト膜を利用したアルコールの回収方法であって、アルコール濃度が85重量%以下の含水アルコールを処理対象とし、しかも、1kg/(m・h)以上の透過流束で行うことが出来るアルコールの回収方法を提供する。
【解決手段】分離膜として無機多孔質支持体表面にゼオライト結晶層から成る膜を有する無機多孔質支持体‐ゼオライト膜複合体が収納された分離膜モジュールにアルコール−水混合物(但しアルコール濃度が85重量%以下)を供給して濃縮されたアルコールを回収するに当り、SiO/Alモル比が5以上であるゼオライトを含むゼオライト膜を使用する。 (もっと読む)


【課題】紡糸原液の粘度上昇を抑え、ひいては中空糸膜表面の凹凸発生を抑えた多孔質セラミックス中空糸膜の製造を可能とする紡糸原液の調製方法を提供する。
【解決手段】セラミックス粉末、膜形成性高分子物質をそれぞれ別々に水溶性の非プロトン性極性溶媒に分散または溶解し、得られたセラミックス粉末分散液と膜形成性高分子物質溶解液とを紡糸前に混合して紡糸原液を調製する。この調製方法により調製された紡糸原液は、粘度が低く、原料粉末が凝集することなく良好な分散状態を示している。そして、このような紡糸原液を用いて製膜を行うことにより、製造された中空糸膜表面への凹凸の発生を抑えることができ、欠陥のみられる中空糸膜の発生率を大幅に低減させることができるといったすぐれた効果を奏する。 (もっと読む)


【課題】消費エネルギーを低減することが可能な膜分離装置及び膜分離方法を提供する。
【解決手段】成分A及び成分Bを含む流体Xが供給され、分離膜を用いて流体Xを成分Aの濃度が流体Xより高い流体Yと成分Aの濃度が流体Xより低い流体Zとに分離する膜分離器20と、流体Yを断熱圧縮する第1の圧縮機21と、第1の圧縮機21によって断熱圧縮された流体Yが熱源として導入される第1の熱交換器11と、流体Zが熱源として導入される第2の熱交換器12と、を備えた膜分離装置10であって、流体Xは、第1及び第2の供給ライン31、32とに分岐して運ばれ、分岐した流体Xがそれぞれ第1及び第2の熱交換器11、12によって加熱され、再度合流して膜分離器20に供給される。 (もっと読む)


【課題】 ゼオライト膜の厚みを分離に必要な最小限に抑えることができ、膜透過物(被分離物質)の物質移動抵抗が減少するために、膜性能(膜透過速度)が向上できるゼオライト分離膜の製造方法を提供する。
【解決手段】 アルミナ等の多孔質管よりなる支持体の表面に多孔質中間層を設け、この多孔質中間層の表面に粒子状ゼオライト結晶を担持させた後、水熱反応によりゼオライト膜を形成するゼオライト分離膜の製造方法であって、支持体表面に設けられた多孔質中間層が、ZrO、SiO、TiO、およびSnOのうちの少なくとも1つの金属酸化物により構成され、該多孔質中間層表面に粒子状ゼオライト結晶を担持させる際、粒子状ゼオライト結晶を溶媒に分散させた溶液中の粒子状ゼオライト結晶の平均粒子径ρzと、多孔質中間層の平均細孔径ρsとの比(ρz/ρs)が、0.05〜20、好ましくは0.1〜10であり、多孔質中間層の厚みが3〜300μm、好ましくは10〜100μmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】VOC(揮発性有機化合物)に同伴されている酸によって性能低下を惹起することがないように改良されたVOCの回収装置を提供する。
【解決手段】被処理気体中のVOCを吸着剤によって捕集する吸着装置(1)と、VOCが含まれる脱着ガスを凝縮する凝縮器(2)と、凝縮液を比重差でVOCを主成分とする被処理液と水に分離する分離槽(3)と、被処理液を分離膜によって更に水分が含まれる透過液と水分が除去された濃縮液とに分離する膜分離装置(6)とから主に構成されるVOCの回収装置は、膜分離装置(6)の分離膜として無機多孔質支持体表面にゼオライト膜から成る膜を有する無機多孔質支持体−ゼオライト膜複合体から成り、ゼオライトのSiO/Alモル比が5以上である多孔質支持体−ゼオライト膜複合体を使用する。 (もっと読む)


【課題】基材或いは濾過膜の熱膨張係数よりもシール材の熱膨張係数を大きくしても、セラミックス分離膜の製造時にシール材へのクラックの発生が防止されるセラミックス分離膜を提供する。
【解決手段】シール材16と基材12および濾過膜14とは、異なる材質により構成されており、シール材16の熱膨張係数K2と基材12の熱膨張係数K1との差(K2−K1)およびシール材16の熱膨張係数K2と濾過膜14の熱膨張係数K3との差(K2−K3)とシール材16の厚みTとが上記式(1)および式(3)或いは上記式(2)および式(4)の範囲内となるため、基材12の熱膨張係数K1および濾過膜14の熱膨張係数K3よりもシール材16の熱膨張係数K2を大きくしてもそのセラミックス分離膜10の製造時にシール材16へのクラックの発生が防止される。 (もっと読む)


【課題】無機材料分離膜による分離、濃縮において、実用上十分な処理量と分離性能を両立する、欠陥のない緻密なゼオライト膜を有する多孔質支持体−ゼオライト膜複合体の製造方法などを提供する。
【解決手段】多孔質支持体上に、水熱合成でゼオライト膜を形成して多孔質支持体―ゼオライト膜複合体を製造する方法であって、水熱合成が、下記式(1):
(D90−D10)/D50 (1)
[式(1)中、D90、D10およびD50は、それぞれ、粒度分布測定により得られた累積分布図(体積基準、粒子径の小さいものから積算)で、90%の高さを与える直径、10%の高さを与える直径および50%の高さを与える直径(メジアン径)を示す。]
で表される値が2.2以下の粒度分布をもつ種結晶の存在下で行われる製造方法。 (もっと読む)


【課題】T型ゼオライト膜に比し、更に耐酸性に優れて長時間の連続運転が可能であり、しかも、反応生成物中の水分含量が高くなっても性能が低下しないため広範囲の反応条件を採用することが可能である、メンブレンリアクターを提供する。
【解決手段】反応器と当該反応器内で生成した成分を選択的に反応器から分離する分離膜とを備えて成るメンブレンリアクターであって、分離膜として、無機多孔質支持体表面にゼオライト膜を有し且つゼオライトのSiO/Alモル比が10以上である無機多孔質支持体−ゼオライト膜複合体を使用して成るメンブレンリアクター。 (もっと読む)


【課題】無機材料分離膜による分離、濃縮において、実用上十分な処理量と分離性能を両立する多孔質支持体−ゼオライト膜複合体の再生方法を提供する。
【解決手段】SiO/Alモル比が5以上のゼオライトを含むゼオライト膜が、多孔質支持体の表面に形成されてなる多孔質支持体−ゼオライト膜複合体に、有機物を含む気体または液体の混合物を接触させて、該混合物のうち透過性の高い物質を透過させ後に、該ゼオライト膜複合体を水に浸漬することよりゼオライト膜複合体を再生する。 (もっと読む)


【課題】酢酸などの酸を含む含水有機化合物の脱水濃縮にも使用でき、しかも、含水有機化合物中の水分含量が高くなっても性能低下が少ない、含水有機化合物の脱水濃縮装置を提供する。
【解決手段】分離膜として無機多孔質支持体表面にゼオライト膜を有する無機多孔質支持体−ゼオライト膜複合体が収納された分離膜モジュール(A)と吸着装置(B)を順次に配置して成る脱水濃縮装置において、分離膜モジュール(A)の分離膜として、SiO/Alモル比が5以上であるゼオライトを含む多孔質支持体−ゼオライト膜複合体を使用して成る脱水濃縮装置。 (もっと読む)


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