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国際特許分類[B23K101/14]の内容

国際特許分類[B23K101/14]に分類される特許

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【目的】フラックスを内包したアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
当該ブレージングシートにおいては、熱間圧延性が阻害されることなく、熱間圧延時にフラックスが飛散して装置を汚染する問題も回避できる。
【構成】不活性ガス雰囲気中でフラックスを塗布することなしに加熱することによりろう付け接合される熱交換器に用いられるブレージングシートであって、心材の片面または両面に、Si:6〜13%を含むAl−Si系アルミニウム合金ろう材をクラッドしてなり、心材とろう材の界面には弗化物系フラックスが内包しており、該フラックスの一部または全部は溶融した後に凝固したものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】フラックスを内包したアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
当該ブレージングシートにおいては、熱間圧延性が阻害されることなく、熱間圧延時にフラックスが飛散して装置を汚染する問題も回避できる。
【構成】不活性ガス雰囲気中でフラックスを塗布することなしに加熱することによりろう付け接合される熱交換器に用いられるブレージングシートであって、心材の片面または両面に、Si:6〜13%を含むAl−Si系アルミニウム合金ろう材をクラッドしてなり、心材とろう材の界面には、弗化物系フラックスと、固相線温度が565℃以下の金属粉との混合物が内包しており、該混合物の一部または全部は溶融した後に凝固したものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大気圧下の非酸化雰囲気のろう付けにおいて、フラックスレスで安定した接合状態を得る。
【解決手段】質量%で、Si:5.0〜12.0%、Mg:1.0〜5.0%を含有し、液相線温度が610℃以下であるろう材が芯材にクラッドされて最表面に位置するブレージングシートを用いるろう付方法であって、前記ろう材と被ろう付け部材を接触密着させ、ろう付熱処理を、酸素濃度50ppm以下の非酸化性雰囲気中で、ろう付け加熱温度を590℃以上で3分以上保持して行い、前記ろう材により接触密着部の密着面において前記芯材と前記被ろう付け部材を接合するフレックスレスろう付け方法により達成する。 (もっと読む)


【課題】伝熱性能の低下や流路抵抗の増大、ゴミ等への耐性の低下を生じることなく、第2の流路空間を含めたプレート式熱交換器の耐圧性能を向上させること。
【解決手段】第1の流路空間が、凸条同士を交差衝合させて対向させた伝熱プレートの凹条同士で形成され、第2の流路空間が、伝熱プレートに備えた支持部により対向する伝熱プレートの凸条同士が間隔をもって配置されるように支持される一対の伝熱プレートで形成されたプレート式熱交換器であって、複数枚積層して形成した伝熱プレートの上下の各最外郭を、第1の流路空間となるように構成するとともに、最外郭となる第1の流路空間を構成する伝熱プレートに、伝熱プレートよりも剛性の高い補強プレートを接合する。 (もっと読む)


【課題】熱交換チューブ個体毎の耐食性バラツキをなくし、耐食性の向上を図れるようにした熱交換器を提供すること。
【解決手段】アルミニウム製のチューブ3とフィン4とをろう付けしてなり、ろう付け前のチューブ表面3aにZn溶射を施さず、Si粉末、非腐食性フラックス、Zn置換フラックスを固着したものをろう付けしてなる熱交換器において、ろう付け後のチューブ表面におけるZn濃度が0.3%〜1.0%であり、チューブ表面におけるZn拡散深さが80μm以下であり、フィン、チューブ表面及びチューブ芯部3bの電位が、(貴)チューブ芯部>チューブ表面>フィン(卑)の関係にあり、かつ、ろう付け後のチューブ芯部とチューブ表面、及びチューブ表面とフィンの電位差を、それぞれ40mV〜60mVの範囲とする。 (もっと読む)


【課題】フィンにかかる負荷が軽減される伝熱ケースの製造技術を提供する。
【解決手段】ケース本体31の上方内面37と下方内面35に沿うようにしてケース本体31内へろう材を供給する工程と、上方のろう材33と下方のろう材33との間にフィン32を挿入する工程と、ろう材33をケース本体31の端部31aで切断する工程と、フィン32が挿入されたケース本体31をろう付け炉58へ入れろう付け処理を行う工程とからなる。
【効果】ケース本体31内部の高さに対して、2枚のろう材33,33の厚さとフィン32の高さとの合計を略同一に設定することで、フィン32を伝熱ケース30に密着させることができる。フィン32を伝熱ケース30に密着させるために、伝熱ケース30を塑性変形させる必要がない。伝熱ケース30を塑性変形させないため、フィン32にかかる負荷を軽減することができる。 (もっと読む)


【課題】 フラックスレスで、高強度・高耐蝕性のアルミニウム製熱交換器およびその製造方法の提供。
【解決手段】 炉内に不活性ガスを導入して炉内圧力を真空度10〜3×10Paに維持してろう付けを行なう。そのとき、フィン材にSiを0.1〜1.5%、Znを0.75〜6%含むアルミニウム合金を用いる。それとともに、フィン材中またはチューブのろう材中にMgを0.3〜2%含むアルミニウム合金を用いる。 (もっと読む)


【課題】クラッド材に防食効果を有する電位勾配層を確実に形成することができ、冷却水に対して優れた耐食性が得られるとともに、クラッド材どうしの接合部近傍で薄板クラッド材に腐食孔が発生することを抑制できる熱交換器の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の熱交換器10は、薄板クラッド材2と、該薄板クラッド材2との間に通路4を画成するように配設され、前記薄板クラッド材2よりも厚い板厚を有する厚板クラッド材1と、各クラッド材1、2どうしの間に収容されたインナフィン3とを有し、厚板クラッド材1および薄板クラッド材2は、それぞれ、通路4側にZnを含有するろう材層12、22を有し、ろう付後表面Zn量A、Aが所定の条件を満たすように設定される。 (もっと読む)


【課題】良好なプレス成形性を有し、冷却器の天板形状に精度よく成形でき、冷却器を構成する各部とのろう付に十分量のろう材を供給でき、さらに、天板として優れた耐食性を発揮し、腐食孔の発生が抑えられる冷却器用クラッド材およびこの冷却器用クラッド材を用いた発熱素子用冷却器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の冷却器用クラッド材20は、芯材21と、該芯材21の一方の面(冷却水の通路4側となる表面)を被覆する第1のろう材層22と、他方の面(冷却水の通路4と反対側となる表面)を被覆する第2のろう材層とを有する3層構成のクラッド素材を、3〜10%のひずみ付加を実施するか、あるいは10〜25%の最終圧延率で圧延し、必要により150〜400℃で1〜8時間の熱処理を施したクラッド材であり、ろう付前後においての特性項目が所定範囲に規定されている。 (もっと読む)


【課題】良好なプレス成形性を有し、冷却器の天板形状に精度よく成形することができるとともに、冷却器を構成する各部とのろう付に十分量のろう材を供給することができ、さらに、天板として優れた耐食性を発揮し、腐食孔の発生が抑えられる冷却器用クラッド材およびこの冷却器用クラッド材を用いた発熱素子用冷却器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の冷却器用クラッド材20は、質別O材からなる芯材21と、該芯材21の一方の面(冷却水の通路4側となる表面)を被覆する第1のろう材層22と、他方の面を被覆する第2のろう材層とを有する3層構成のクラッド素材を圧延したクラッド材であり、Feを含めた各成分の含有量を特定の範囲に規定し、ろう付前後において、伸び、平均結晶粒径、Si粒子の平均粒径、電位差、芯材クラッド率などの特性項目を所定の範囲に規定している。 (もっと読む)


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