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国際特許分類[B23K11/25]の内容

国際特許分類[B23K11/25]に分類される特許

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【課題】溶接中に欠陥が発生すればリアルタイムで欠陥の発生を発見する等、溶接中にリアルタイムで品質を判定することが可能な技術を提供する。
【解決手段】抵抗溶接中に溶接箇所の溶接エネルギーに関係する物理量を測定し、この物理量を、所定の手順でリアルタイムにデジタル化されたサンプリングデータとし、このサンプリングデータを、当該溶接の条件に応じて、所定の手順でリアルタイムに1次元データとし、この1次元データとされたサンプリングデータを、リアルタイムに1次元のサンプリングベクトルとして表現し、この1次元のサンプリングベクトルと評価基準となるベクトルとの差の大きさを求め、前記評価基準となるベクトルの標準偏差に対する前記差の大きさの割合に基づき、当該溶接の品質を判定するリアルタイム溶接品質判定装置。 (もっと読む)


【課題】3枚重ねの被溶接材を抵抗溶接するときに、チリの発生しない状態ですべての被溶接材のナゲット径を適正範囲内で形成すること。
【解決手段】溶接中の瞬時電力値が電力設定値Prと等しくなるように定電力制御しながら溶接する抵抗溶接制御方法において、上記の電力設定値Prを、予め定めた電力目標パターンに従って溶接経過時間tに伴って変化する値とする。この電力目標パターンは、溶接開始時点で初期値Psとなり、その後は次第に大きくなり第1溶接経過時間T1で第1ピーク値Pp1となり、その後は次第に小さくなり第2溶接経過時間T2でベース値Pbとなり、その後は次第に大きくなり溶接終了時点Teで第2ピーク値Pp2となるパターンである。第1ピーク値Pp1によって各ナゲット径を略等しくすることができ、ベース値Pbによって過剰な入熱を抑制してチリの発生を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】溶接条件に応じて溶接品質を判定するための閾値を打点毎に設定する必要がなく、各種外乱に影響されることなく溶接品質の良否を精度よく容易に判定することができる方法と、そのシステムを提供する。
【解決手段】本発明の溶接の品質良否判定方法は、重ね抵抗溶接における品質の良否を判定するものであって、溶接時の電極間の抵抗値を測定して(S2)、通電時間に対する抵抗値の変化を表した抵抗値波形を生成する抵抗値波形生成工程(S3)と、この生成した抵抗値波形を、予め設定された各種外乱による複数の抵抗値波形パターンのうちの一つに分類する抵抗値波形分類工程(S4)と、抵抗値波形パターン毎に予め設定された判定基準に基づいて溶接品質が良であるか否を判定する第1溶接品質良否判定工程(S5)とを行う。 (もっと読む)


【課題】複雑なデータ解析が不要で、スポット溶接による接合部の品質をリアルタイムで評価可能なスポット溶接用監視装置及び接合部評価方法を提供する。
【解決手段】一対の電極チップC,Cの間に2枚の金属板W,Wを挟み込んで溶接するスポット溶接の監視装置1であって、底部2a及びチップ装着部2bを有する筒状を成し、その中空部分への冷却水の給水部2c及び排水部2dを有する一対のトーチ2,2と、トーチ2の中空部分に配置されて、給水部2cからの冷却水を電極チップCに導き且つ冷却水を排水部2dに導く排水路2fを形成する給水管5と、一方のトーチ2A側の給水管5を通して接合部Waに超音波を発する送信側超音波センサ6と、接合部Waを透過した超音波を他方のトーチ2B側の給水管5を通して受ける受信側超音波センサ7と、超音波の送受信を行わせた際の接合部Waの透過波の音圧変化を測定して、溶接良否を判定する評価部3を備えた。 (もっと読む)


【課題】データ解析の容易化を実現して、スポット溶接による接合部のリアルタイムの品質評価を可能にするスポット溶接用トーチを提供する。
【解決手段】一対の電極チップC,Cの間に2枚の金属板W,Wを挟み込んで溶接するスポット溶接に用いるスポット溶接用トーチ1であって、底部2a及びチップ装着部2bを有する筒状を成し、その中空部分への冷却水の給水部2c及び排水部2dを有するトーチ本体2と、トーチ本体2の中空部分に配置されて、給水部2cからの冷却水を電極チップCに導き且つ冷却水を排水部2dに導く排水路2fを形成する給水管5と、トーチ本体2に配置されて、給水管5及び電極チップCを通して金属板W,W間の接合部Waに対する超音波の送受信を行う超音波センサ6を備えた。 (もっと読む)


【課題】スポット溶接システムにおいて、電極の整形加工の良否判定結果の信頼性を向上させる。
【解決手段】スポット溶接システム10は、開閉動作する電極対を有する溶接ガン14と、電極対の電極に施した整形加工の良否を判定するドレッシング判定装置18とを備える。ドレッシング判定装置18は、電極の画像を取得して、画像処理により電極の根元と先端とを画像上で特定するとともに根元と先端との間の距離を画像上で測定する視覚センサ26と、整形加工の直前と直後とに、視覚センサ26に距離の測定を行わせる視覚センサ制御部28と、整形加工の直前に視覚センサ26が測定した距離と整形加工の直後に視覚センサ26が測定した距離との差を、電極の切削量Cとして算出する切削量演算部30と、切削量演算部30が算出した切削量Cが、予め定めた許容範囲内に有るか否かを判断する切削量判断部32とを備える。 (もっと読む)


【課題】スポット溶接において、スパッタやスパークが発生することを回避しながら、大きく成長したナゲットを得る。
【解決手段】例えば、積層体20を挟持・加圧した状態の第1電極チップ12から第2電極チップ14に至るまでの抵抗値を常時求める。第1電極チップ12から第2電極チップ14への通電がなされ、その結果、第1金属板16と第2金属板18の間に溶融部40が形成されると、前記抵抗値の上昇率が鈍化する。このことに基づいて溶融部40が形成されたと判断し、同時に、第1電極チップ12及び第2電極チップ14の積層体20に対する加圧力を瞬時に低減させる。 (もっと読む)


【課題】被溶接材が上板、中板及び下板の3枚重ねであり、かつ、中板が高張力鋼であり、かつ、上板及び/又は下板が中板よりも薄い鋼板である場合の抵抗溶接において、電極磨耗の進行状態に関わらず良好な溶接品質を得ること。
【解決手段】瞬時電力値が電力設定値Prと等しくなるように定電力制御しながら溶接する抵抗溶接制御方法において、上記の電力設定値Prを、予め定めた電力目標パターンに従って溶接経過時間tに伴って変化する値とする。この電力目標パターンは、第1ピーク値Pp1及び第2ピーク値Pp2の2つの山を重畳したパターンとする。第1ピーク値Pp1によって上板及び下板に適正なナゲットを形成し、電力値を一旦小さくした後に第2ピーク値Pp2によって電力値を大きくすることで、中板に対してチリの発生を抑制しつつ適正なナゲットを形成する。 (もっと読む)


【課題】コストや装置スペースの増大を招くことなく、簡易な処理で行うことができる、非破壊検査による溶接部評価方法を提供する。
【解決手段】電極間に流す電流を溶接電流値I3まで上昇させる際に、電流値を上昇させた直後に電極間の抵抗値が降下すれば良好な溶接部が形成されたと推定でき、電流値を上昇させた後しばらくたってから電極間の抵抗値が降下すれば溶接部の接合状態が不良であると推定できる。具体的には、電流値を溶接電流値I3まで上昇させてから所定区間T内に電極間の抵抗値が所定値以上降下するか否かを監視することにより、溶接部Qの接合状態を評価することができる。 (もっと読む)


【課題】スパッタの発生を抑え、ナゲットの成長を促進させる抵抗溶接方法を提供する。
【解決手段】一対の電極チップで一組のワークを挟持して加圧するとともに、前記一対の電極チップから前記ワークに電流を供給することで、前記ワークを溶接する抵抗溶接方法は、前記電極チップによるワークの挟持方向におけるナゲットの膨張の変化量を検出する変化量検出工程と、前記変化量が閾値より小さいか否かを判断する判断工程と、前記変化量が前記閾値より小さいと判断された後に、前記ワークに流す溶接電流の値を徐々に増加させる溶接電流制御工程と、備える。これにより、スパッタの発生を抑え、ナゲットの成長を促進させることができるとともに、通電時間を短くすることができる。 (もっと読む)


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