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国際特許分類[B23K9/10]の内容

国際特許分類[B23K9/10]に分類される特許

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【課題】電極先端電圧の算出に用いる抵抗値やインダクタンス値の測定値の良否判断や、主電路上に用いるパワーケーブルの適合性判断等を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】先端電圧の算出にかかる電極12の先端までの合計抵抗値Rと合計インダクタンス値Lとを測定する測定モードにおいて、電源装置11と電極12間の主電路上に使用するパワーケーブル14の使用種類毎の抵抗値、インダクタンス値の適正範囲が記憶装置35内にデータベース化されて保持される。制御装置31の処理部32は、現在用いているケーブル14の抵抗値、インダクタンス値の適正範囲から、実際に測定した抵抗値Rやインダクタンス値Lがその適正範囲内かの判定(異常値判断)を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接電流上限値設定部を設けており溶接電流上限値以下で溶接出力を行わせるアーク溶接装置において、作業者が溶接電流上限値を設定するため未設定や入力ミスなどのミスが発生する。
【解決手段】溶接機とトーチを備え、トーチは溶接電流上限値を含むトーチに関する情報を記憶した情報記憶媒体を備え、溶接機は、溶接出力の制御を行う溶接出力制御部と、情報記憶媒体に記憶された情報を読み取る情報読取部と、作業者が溶接電流を入力するための溶接電流入力部と、情報読取部が読み取った溶接電流上限値を記憶する溶接電流上限値記憶部と、溶接電流と溶接電流上限値を入力し、溶接電流値が溶接電流上限値より小さい場合には溶接電流値を溶接電流指令値とし溶接電流上限値以上の場合には溶接電流上限値を溶接電流指令値として溶接出力制御に出力する溶接電流設定部を備え、溶接電流上限値以下で溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接電源52から溶接トーチ51まで接続されたプラス側の電圧検出線を省略することができる溶接装置53を提供する。
【解決手段】溶接電源52内の起動信号出力回路18にトーチスイッチ33の制御線が接続されて、トーチスイッチ33がONのときに起動信号出力回路18が制御回路12へ起動信号を出力する。溶接トーチの給電部32とトーチスイッチ33とが溶接トーチ51内で接続されている。溶接電源52内のアイソレーションアンプ13のプラス入力端子と起動信号出力回路18とが溶接電源52内で接続され、マイナス入力端子が被加工物41に接続されている。溶接トーチの給電部32で検出された電圧信号がトーチスイッチ33の制御線を介してアイソレーションアンプ13のプラス入力端子へ伝達され、被加工物41からの電圧信号がマイナス入力端子へ伝達される。 (もっと読む)


【課題】ファンによって吸い込まれた鉄粉や水分による電気部品への不具合を低減し、電気部品が取り付けられたヒートシンクの掃除が容易である溶接電源を提供する。
【解決手段】筐体20の後部に配置された風路25が、筐体20の両端部面20c−20d方向に長手状に延び、長手方向両端部が風の出口になっている。風路25の後部面の長手方向中間部に第1のファン21が設けられ、第1の電気部品が背面に配置されたヒートシンク23が風路の前部面に設けられ、第1のファン21からの風がヒートシンク23に直角方向に当たった後にフィン23bに沿って流れる。第2のファン27が筐体の前部面20a側で上部仕切り板24に取り付けられて、筐体20の内部空間33内に設けられた第2の電気部品30を冷却する。筐体の底部面20fに第2のファン27から送り出された風の出口である通風孔29が形成されている。 (もっと読む)


【課題】冷却装置に異常が生じても、インバータ回路を構成するスイッチング素子の保護をより確実に行うことができる溶接用電源装置の保護装置を提供する。
【解決手段】制御回路は、冷却ファンの回転異常を判定すると、通常用いる第3設定温度cから下げられた第4設定温度dと温度センサの検出温度との比較に基づいてインバータ停止制御を行う。そのため、温度センサの検出温度と乖離するスイッチング素子自体の温度が過度な高温状態となる前に該素子の動作が停止されるようになる。 (もっと読む)


【課題】 アークスタートにおける不良発生の傾向を適切に把握することが可能なアークスタート良否判定方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極ガスシールドアーク溶接におけるアークスタート良否判定方法であって、複数回の溶接において、それぞれのアークスタートにおける良否判定、および不良であった場合の不良の種類判定の結果に基づき、良好なスタートの回数、不良であった場合の各種類の回数を自動的に累積させる。このような構成により、ある溶接条件を設定すると、たとえばティーチペンダントTPの表示によって、その溶接条件においてどのような種類の不良がどのような比率で発生しているかを定量的に把握することが可能である。 (もっと読む)


【課題】制御に用いる電極先端電圧を適切に検出し、溶接性能の更なる向上に寄与することができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】測定モードにおいて、電源装置の出力側の合計抵抗値は、インバータ回路の動作にて生じる出力電流Iを電流値Ip1とした時の出力電圧の電圧値に基づいて算出される。合計インダクタンス値は、出力電流Iを直流リアクトルの通常特性領域A1と過飽和特性領域A2とに対応する2つの電流値Ip1,Ip2とした時の各インダクタンス値La1,Lb1が検出され、この2つのインダクタンス値La1,Lb1の直線補完にて関数L(I)として算出される。制御装置は、溶接動作時において、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値にかかる電圧変化分の補正を行い、先端電圧の算出を行う。 (もっと読む)


【課題】熔融する電極を用いて、熔接プロセスを制御及び/又は調整するための方法及び装置を提供する。
【解決手段】アークを点火したあと、異なった熔接パラメータに基づいて調整された熔接プロセスは、熔接電源2によって実行される。当該プロセスは制御デバイス4によって制御される。上記プロセスを行うための装置に関する。ワークピース16に熱を導入するために熱を少なくすることが制御される。少なくとも二つの異なったプロセス相が周期的に組み合わされている。パルス電流相27及び冷間金属移行の相28のような、異なった材料移行及び/又はアークタイプによって、プロセス相はエネルギの異なった入力を持っている。 (もっと読む)


【課題】スパッタを低減するためワイヤ送給速度を正送と逆送を繰り返す溶接制御法では、短絡が発生すると直ぐに正送から逆送に減速させて積極的に短絡開放を行う。しかし、短絡が発生すると直ぐに逆送させるため、正送による溶融プールへの押し込み量がなく、正送して短絡開放する場合と比べて溶け込みが浅くなる。溶接電流を高くして入熱を高めれば溶け込みを深くすることはできるが、ワイヤ送給量の増加によりワイヤ使用量が増加するためコストが余分にかかり、溶接条件を高めた分だけ電気エネルギーが余分に必要となるので不経済である。
【解決手段】ワイヤを送給しながら短絡とアークを交互に繰り返して短絡溶接を行うアーク溶接制御方法であって、短絡発生時からアーク発生時までの短絡期間において、短絡発生時を時間起点として所定時間まではワイヤを前進送給させ、所定時間経過後にワイヤを後退送給させる。 (もっと読む)


【課題】異なる電圧値の交流入力電圧に対して装置内部の接続態様を切り替える構成を有するものにおいて、誤接続を適切に判定できるアーク加工用電源装置を提供する。
【解決手段】入力電圧検出部21は、交流入力電圧を降圧する検出部用降圧トランスT3の二次側交流電圧の電圧値を検出し、交流入力電圧が200V/400Vのいずれの電圧値かを検出する。接続検出判定部22は、三相トランスT1のW相一次側巻線Pwの両端への検出部用降圧トランスT3の二次側交流電圧の供給に基づいて、一次側巻線Pwの第1及び第2巻線Pw1,Pw2の並列接続か直列接続かで相違する電圧値を検出し、一次側巻線Pwの接続態様を検出する。同接続検出判定部22は、その時の交流入力電圧の電圧値と一次側巻線Pwの接続態様との検出結果から、交流入力電圧の電圧値に対し三相トランスT1の一次側巻線Pu,Pv,Pwの接続態様の良否を判定する。 (もっと読む)


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