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国際特許分類[B23K9/10]の内容

国際特許分類[B23K9/10]に分類される特許

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【課題】消耗電極アーク溶接において、溶接用ケーブルが長いときでも溶接ワイヤと母材との間が短絡状態又はアーク発生状態にあるかを正確に判別して、高品質な溶接を行えるようにする。
【解決手段】溶接電圧Vwと短絡基準値Vtとを比較し、溶接電圧Vwが短絡基準値Vt以下のときは短絡状態と判別し、溶接電圧Vwが短絡基準値Vtよりも大きいときはアーク発生状態と判別する。短絡基準値Vtは、溶接電流値に応じて変化し、かつ、アーク発生状態のときには上限値を設ける。この上限値は溶接電流の関数として設定する。これにより、アーク発生直後の溶接電圧Vwの急減に起因する短絡状態の誤判別を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接電源において、所望の外部特性及び所望のインダクタンス値を電子的に形成して、溶接品質の向上を図る。
【解決手段】外部特性関数回路ERFは、複数子の外部特性を内蔵しており、溶接電流検出信号idを入力として溶接電源の出力電圧設定信号Erを出力する。インダクタンス設定回路LRは、溶接電源の適正インダクタンス値を設定するためのインダクタンス設定信号Lrを出力する。電流設定変化量算出回路DIRは、出力電圧設定信号Er、溶接電圧検出信号vd及びインダクタンス設定信号Lrを入力として電流設定変化量信号ΔIr=(Er−vd)/Lrを算出する。電流設定積分回路IIRは、この電流設定変化量信号ΔIrを積分して溶接電流制御設定信号Ircを算出する。この溶接電流制御設定信号Ircによって溶接電流iを出力制御する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接のアークスタートに際して、定常状態に至るまでの過渡期間中の溶接ワイヤと母材との短絡状態を誤検出することなく正確に行うことができるようにする。
【解決手段】溶接ワイヤと母材との短絡状態を溶接電圧値Vwが短絡基準値Vt以下になったことを判別して行う消耗電極アーク溶接の短絡判別方法において、アークスタート時点から定常溶接状態に至るまでの過渡期間Ti中は、前記短絡基準値Vtを定常溶接状態よりも大きな値に設定する。すなわち、過渡期間Ti中の短絡基準値Vtに次第に小さくなる傾斜を持たせる。過渡期間Tiは、アークスタート時点t2からの所定期間、アークスタート時点t2からの溶接電流Iwの積分値が所定値に達するまでの期間又はアークスタート時点t2からの短絡回数の積算値が所定回数に達するまでの期間として設定する。 (もっと読む)


【課題】 従来の電源装置は、入力側の配線として電源装置に端子台を設け、ケーブルを接続する構造であり、接続部の露出による感電防止のために入力端子カバーを設けた構造であった。その入力端子カバーは、電源装置の外側から取り外せる構造であり、入力端子カバーを取り外した後に取り付けなかったり、入力端子カバーが脱落する場合があった。
【解決手段】 スライドすることができる入力端子カバーとして、その入力端子カバーは、電源装置の天板を外さなければ開けることのできない構造とすることにより、入力端子カバーを容易に開けることができなくなり、入力端子カバーの取り付け忘れ、脱落等を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】短絡期間中に溶接ワイヤのくびれを誤検出したと判定した場合、今回の短絡期間中にくびれ検出感度を下げるものであるが、くびれ検出感度を下げたことにより今回の短絡期間中に誤検出がなくなった場合には短絡期間中のくびれ検出感度は基本に戻す。このように検出感度を基本に戻すことにより、次の短絡期間において再度くびれ誤検出し易くなる。
【解決手段】ある短絡期間でくびれ誤検出が発生し、くびれ誤検出が発生した短絡期間以降の短絡期間においてくびれ誤検出が連続して発生しないように、短絡期間中にくびれ誤検出が発生した場合にはくびれ検出感度を下げるためにくびれ検出閾値を所定値上げるようにし、さらにその後の短絡期間においてもくびれ誤検出が発生した場合には、さらにくびれ検出閾値を上げる。 (もっと読む)


【課題】 遠隔制御機と溶接電源との間の距離が長くなると接続線のインピーダンスが高くなり、起動信号等に外部からノイズが重畳して溶接電源が異常停止することがある。
【解決手段】 溶接電源、遠隔制御機、ワイヤ送給機及び溶接トーチを備えた装置において、遠隔制御機にインチングスイッチと溶接電源からの交流電圧の正又は負電圧をクランプする2つのクランプ回路と溶接電圧設定値及びワイヤ送給量設定値を電流に変換する2つの変換回路と2つの電流信号を交流電圧の正又は負の半周期ごとに出力する電流指令切換回路とを備え、溶接電源に交流電圧発生回路と交流電圧の正がクランプされると溶接電源等を起動する起動判別回路と負がクランプされるとワイヤ送給機を起動するインチング判別回路と電流指令切換信号を交流電圧の正の半周期のとき溶接電圧指令信号とし負の半周期のときワイヤ送給量指令信号とする指令信号生成回路とを備えたアーク溶接装置。 (もっと読む)


【課題】 溶接作業者が手動で行う非消耗電極アーク溶接において、アーク長が常に適正値になるように溶接トーチを維持して溶接を行うためには熟練した技能が必要である。さらに、ワーク形状の制約からアーク長を目視で確認しづらい場合もある。本発明は、アーク長を容易に適正値に維持することができる非消耗電極アーク溶接装置を提供する。
【解決手段】 非消耗電極1と母材2との間にアーク3を発生させるための溶接電流Iw及び溶接電圧Vwを出力する非消耗電極アーク溶接装置において、前記溶接電圧Vwを検出する電圧検出手段VDと、この溶接電圧検出値Vdを入力として前記溶接電圧値Vwに応じて増加又は減少するサウンドの周波数Frを設定するサウンド周波数設定部FRと、この設定された周波数Frを有するサウンドを鳴らすサウンド出力手段SDと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】作業者が溶接電流の上限を設定するとき、その都度、溶接電源本体に移動しなくても設定を行なうことができるアーク溶接電源を提供すること。
【解決手段】2つの調整ツマミで形成するリモコンの第1の調整つまみで予め定めた溶接電流設定値を設定し、溶接電流設定値に基づいて溶接電流を制御するアーク溶接電源の出力制御方法において、リモコンの第2の調整つまみで溶接電流上限値を設定し、第1の調整つまみを最大にすると溶接電流上限値が前記溶接電流設定値の最大値となり、第1の調整つまみを所望の位置にすると溶接電流零値から溶接電流上限値の範囲に基づいて溶接電流設定値を算出し、算出した溶接電流設定値に基づいて溶接電流を制御することを、特徴とするアーク溶接電源の出力制御方法である。 (もっと読む)


【課題】 効率的にパラメータの設定が行える。
【解決手段】 ケース94に設けられたパネル96に複数の操作子が設けられている。複数の操作子のうち1つの操作子66が、操作棒66aと、この操作棒66aの先端に設けられた円筒状の操作部66bとを、有している。操作棒66aは、押すことが可能であり、かつその長さ方向の回りに回転可能であり、操作部66bを押すたびに、複数のパラメータ設定モードのうち予め定められた互いに異なるものが呼び出され、操作部66bを回転させることによって、呼び出されたパラメータ設定モードにおいてパラメータが設定される。パネル96には、操作すると、パラメータ設定モードを1つ前に呼び出されていたパラメータ設定に戻すモード戻しスイッチ104bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】継手条件、被溶接物の材質及び板厚に応じた適正な溶接電流Iwを長年の経験及び煩雑な手間なく容易に設定することができる非消耗電極アーク溶接電源を提供する。
【解決手段】溶接電流設定信号Iwrによって設定された溶接電流Iwを通電する非消耗電極アーク溶接電源において、継手条件を設定するための継手設定信号Jrを出力する継手設定手段JRと、被溶接物の材質を設定するための材質設定信号Mrを出力する材質設定手段MRと、被溶接物の板厚を設定するための板厚設定信号Trを出力する板厚設定手段TRと、前記継手設定信号、前記材質設定信号及び前記板厚設定信号を入力として、予め定めた溶接電流算出関数によって前記溶接電流設定信号を出力する溶接電流設定部IWRと、を備えた非消耗電極アーク溶接電源である。 (もっと読む)


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