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国際特許分類[B29C65/16]の内容

国際特許分類[B29C65/16]に分類される特許

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【課題】照射されたレーザー光を吸収し、均一な発熱を生じて安定したレーザー溶着をおこない、接合溶着部分が透明性を保持できるレーザー溶着用光吸収樹脂組成物、および、光吸収樹脂成形体を提供する。
【解決手段】30℃以上のガラス転移温度を持つ高分子分散剤と、レーザー光吸収微粒子とを含有するレーザー溶着用光吸収樹脂組成物であって、当該レーザー光吸収微粒子が、一般式SrVO3−X(但し、0≦X≦1)で表記されるメタバナジン酸ストロンチウム、一般式Sr(Ti,Nb)O3−X(但し、0≦X≦1)で表記されるニオブチタン酸ストロンチウム、一般式CaVO3−X(但し、0≦X≦1)で表記されるメタバナジン酸カルシウムの群から選択される1種以上の微粒子であることを特徴とするレーザー溶着用光吸収樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】折れ角が大きい(例えば、120〜180°)熱可塑性樹脂製レンズと熱可塑性樹脂製部材とをその外周部全周にわたり、同時にレーザー溶着することが可能なレーザー溶着装置を提供する。
【解決手段】レーザー光に対し透過性を有する熱可塑性樹脂製レンズ20とレーザー光に対し吸収性を有する熱可塑性樹脂製部材30とをレーザー溶着するレーザー溶着装置10において、前記レーザー溶着に用いられるレーザー光を走査するガルバノミラーを含む第1ガルバノスキャン光学系40Aと、前記レーザー溶着に用いられるレーザー光を走査するガルバノミラーを含む第2ガルバノスキャン光学系40Bと、を備えている。第1ガルバノスキャン光学系40Aは、そのレーザー光が前記熱可塑性樹脂製レンズ20表面の外周部全周を走査する。第2ガルバノスキャン光学系40Bは、そのレーザー光が前記熱可塑性樹脂製レンズ20表面の外周部全周を走査する。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂製レンズ表面の外周部全周を走査し、その全周にわたりレーザー溶着を行うことに起因する熱可塑性樹脂製部材に対する熱可塑性樹脂製レンズの沈み込み量を制御することが可能なレーザー溶着を用いた車両用灯具製造方法を提供する。
【解決手段】透過性を有する樹脂製レンズと吸収性を有する樹脂製部材とがレーザー溶着された車両用灯具を製造する方法において、樹脂製レンズと樹脂製部材とを加圧し互いに当接させて保持する保持工程と、樹脂製レンズを透過して樹脂製レンズ裏面の外周部が当接した樹脂製部材を照射し、樹脂製部材とこれに当接した樹脂製レンズとを接合するように、樹脂製レンズ表面の外周部全周にレーザー光を走査する走査工程とを含んでおり、樹脂製レンズ又は樹脂製部材のうち少なくとも一方には、前記一方が他方に対し沈み込んだ場合に、前記他方に当接するストッパが設けられている。 (もっと読む)


【課題】樹脂製品のレーザ溶着部の外観品質を向上させるレーザ溶着構造を提供する。
【解決手段】樹脂製品を構成する、透光性の第1樹脂部材30とレーザ光を吸収して溶融する第2樹脂部材20がレーザ光により溶着されたレーザ溶着構造において、第1樹脂部材30側当接部32の少なくとも表層部又は第2樹脂部材20側当接部26の表層部の少なくともいずれか一方にレーザ光は透過し可視光を吸収する可視光遮断層34Aを形成した。レーザ光は第1樹脂部材30及び可視光遮断層34を透過し第2樹脂部材20側当接部26で吸収され、当接部26・32間が溶着される。この時、第1樹脂部材30・第2樹脂部材20間に隙間42があるとレーザ溶着部に白濁44が残るが、レーザ溶着部のレーザ光照射側(可視光入射側)には可視光遮断層34Aが延在し該溶着部を覆うので、第1樹脂部材30を介してレーザ溶着部(の白濁44)は透けて見えず、樹脂製品の外観不良は改善される。 (もっと読む)


【課題】接合される樹脂部材間に間隙がある場合にも、安定した接合を達成することができる樹脂部材の接合方法を提供する。
【解決手段】ブリーダケース1におけるケース本体3と前蓋5との接合方法は、前蓋5の筒状部5bの内側にケース本体3を嵌め合わせる嵌合工程と、前蓋5とケース本体3とにレーザ光Lを照射し、前蓋5とケース本体3とをレーザ溶着させる溶着工程と、を備える。溶着工程では、嵌合工程で嵌め合わされた前蓋5とケース本体3とを回転軸線A方向に互いに押し付けながら、前蓋5とケース本体3とを、レーザ光Lの照射中に回転軸線A周りに複数回転させる。 (もっと読む)


【課題】
レーザ光を用いて、密着性高く、外観に優れ、接合強度が高い溶着部を含む樹脂成形品を製造する方法が望まれる。
【解決手段】
吸光性樹脂部材の溶着領域と対応する透光性樹脂部材の溶着領域を対向圧接配置し、前記溶着領域の延在方向に複数の照射領域を設定するとともに、該照射領域各々に対応する複数のスキャンヘッドを前記透光性樹脂部材側に配置し、前記照射領域各々に対応するスキャンヘッドから単一の照射を受ける単一照射領域と、隣接するスキャンヘッドからの照射を受ける複合照射領域と、を設定するとともに、前記複数のスキャンヘッドから発せられた複数のレーザビーム各々を少なくとも前記単一照射領域の延在方向に沿って走査する第1種の軌道と、前記単一照射領域と前記複合照射領域の一部を延在方向に沿って走査する第2種の軌道と、に沿って繰り返し走査し、前記溶着領域全体をほぼ同時に加熱・溶融し、前記透光性樹脂部材と前記吸光性樹脂部材を溶着する。 (もっと読む)


【課題】2つの分割体の両溶着端部の間の隙間を無くすように接合する高圧タンク用ライナーの製造装置等を提供する。
【解決手段】高圧タンク用ライナーの製造装置は、第1及び第2の分割体10,20の両溶着端部を対向接触させてなるレーザー溶着部30を直接外周側から保持する押さえ治具40と、第1の分割体10の内部にレーザー光52を照射するレーザー源50と、照射されたレーザー光52をレーザー溶着部30の内周側に反射する反射鏡60が一方端に設けられた反射鏡付き回転軸62と、反射鏡付き回転軸62を回転させる回転手段64と、第2の分割体20を把持する把持具70と、把持具70に設けられ第2の分割体20に対し振動を加える振動発振機72を有する。 (もっと読む)


【課題】 溶着予定ラインに沿って樹脂フィルム同士を良好に溶着し得る樹脂溶着方法を提供する。
【解決手段】 樹脂フィルム11,12を介して光吸収領域2にレーザ光Lを照射し、光吸収領域2を発熱させて、溶着予定ライン5に沿って樹脂フィルム11,12を溶着する。このとき、光吸収領域2が溶着予定ライン5に沿っているので、光吸収領域2外への熱の拡散が抑制される。これにより、レーザ光Lが照射された際に、光吸収領域2の温度が効率良く上昇し、レーザ光Lの照射領域Rが通過した後も、光吸収領域2の温度が急激に低下し難くなる。更に、光吸収領域2では、幅方向における熱伝導率が厚さ方向における熱伝導率よりも大きくなっている。これにより、レーザ光Lが照射された際に、光吸収領域2の幅方向への熱の伝播が促進され、幅方向において光吸収領域2の温度が効率良く均一化される。 (もっと読む)


【課題】互いに溶着しにくい材料からなる部材同士を、レーザー光を用いた接合方法によって十分な接合強度を持たせて接合できるようにする。
【解決手段】第1部材2には、中間材5との融着力を向上させるプライマー層4を形成する。その後、プライマー層の樹脂との融着性を有する第1樹脂と、第2部材3との融着性を有する第2樹脂とを含むポリマーアロイからなる中間材5を、プライマー層4と第2部材3との間に配置する。次いで、第1部材2、ポリマーアロイ及び第2部材3を重ねた状態で、レーザー光を照射して中間材5を加熱し、ポリマーアロイ中の第1樹脂とプライマー層4の樹脂とを融着するとともに、ポリマーアロイ中の第2樹脂と第2部材3とを融着する。 (もっと読む)


【課題】 溶着予定ラインの所定の部分で剥離性及び密封性を有する溶着を実現し得る樹脂溶着方法を提供する。
【解決手段】 樹脂フィルム11,12を介して光吸収領域2にレーザ光Lを照射し、光吸収領域2を発熱させて、溶着予定ライン5に沿って樹脂フィルム11,12を溶着する。このとき、光吸収領域2においては、溶着予定ライン5の第2の部分5での光吸収部2の幅が、溶着予定ライン5の第1の部分5での光吸収部2の幅よりも大きい。これにより、レーザ光Lの照射によって上昇する温度は、第1の部分5に比べ第2の部分5で低くなる。従って、第2の部分5で剥離性を有するように溶着し得る。更に、レーザ光Lの照射によって溶着された溶着領域13の幅は、第1の部分5に比べ第2の部分5で大きくなる。従って、第2の部分5で密封性を有するように溶着し得る。 (もっと読む)


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