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国際特許分類[B41J2/055]の内容

国際特許分類[B41J2/055]に分類される特許

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【課題】シリコン層を含む可動部の変位を大きくすることができる構造のシリコン装置を提供する。
【解決手段】シリコン装置としてのインクジェットプリンタヘッド1は、シリコン基板2と、シリコン基板2上に形成された酸化シリコン層5Bと、酸化シリコン層5B上に形成された拡散防止膜70と、拡散防止膜70上に設けられた圧電素子6とを含む。シリコン基板2にはインク溜まりとしての加圧室62が形成されており、その天面部の薄いシリコン層5Aと酸化シリコン層5Bとが振動膜5を構成している。圧電素子6は、拡散防止膜70に接する下部電極7と、下部電極7上に設けられた圧電体層8と、圧電体層8上に設けられた上部電極9とを含む。シリコン基板2は、主面結晶方位(100)のシリコン結晶からなる。 (もっと読む)


【課題】環境負荷が小さく且つ歪量が大きい液体噴射ヘッド及び液体噴射装置並びに圧電素子を提供する。
【解決手段】ノズル開口21から液体を吐出する液体噴射ヘッド1であって、圧電体層70と圧電体層70に設けられた電極60、80とを具備する圧電素子300を備え、圧電体層70は、ビスマス、鉄、バリウム及びチタンを含みペロブスカイト構造を有する複合酸化物からなり、圧電体層70に駆動電圧を印加したときの変位量をZmax、その後印加電圧を0Vにしたときの変位量をZ、さらにその後に駆動電圧と逆極性の電圧を印加したときの、変位量の最小値をZminとしたときに、(Z−Zmin)/(Zmax−Z)が0.08以上0.45以下を満たす。 (もっと読む)


【課題】異なる液滴量による吐出液滴の速度のばらつきを抑えて高着弾位置精度を確保するとともに、高周波吐出を可能にする。
【解決手段】1記録周期内に複数の噴射パルスP1〜P3と、その最終噴射パルスP3の手前に非噴射パルスPSとを含む基本駆動波形30を生成する。この基本駆動波形30から少なくとも最終噴射パルスP3を残して一部のパルスを取り除き、吐出エネルギー発生素子に印加する駆動信号(32,34,36)を生成する。複数の噴射パルスのうち最終噴射パルスP3のみを噴射に用いる場合には、当該最終噴射パルスの手前に非噴射パルスPSを含む第1の駆動信号(32)を生成する。複数の噴射パルスのうち最終噴射パルスP3と他の少なくとも1つの噴射パルスを組み合わせて噴射に用いる場合には、非噴射パルスPSを取り除いて構成される第2の駆動信号(34、36)を生成する。 (もっと読む)


【課題】ノズル径ばらつきなどに起因する異常ノズル検知性能のばらつきを緩和することができる検知用波形を提供し、異常吐出となるノズルを事前に検知する。
【解決手段】記録用波形は、一記録周期内に少なくとも1つの吐出パルスと、吐出後の残響を抑制する残響抑制部とを含む。異常ノズル検知用波形は、記録用波形の吐出パルスと同等のパルス幅及びパルス間隔の吐出パルス(11〜14)を含み、記録用波形と比較して、残響抑制部(60)の抑制効果が低減された波形である。残響抑制を弱めるには、電圧方向に調整する態様或いは時間軸方向に調整する態様がある。異常ノズルを検知するための吐出を行う際に、メニスカスが溢れやすい条件(メニスカスにかかる圧力を調整、或いは、クロストークの影響が大きくなる条件)で検知用波形を印加することにより、検知性能をさらに高めることができる。 (もっと読む)


【課題】複数の引出電極の引き出し方向によらず、圧電層の駆動領域と対向する部分における圧電変形量のばらつきを低減する。
【解決手段】圧電アクチュエータ7は、圧力室10が形成された流路ユニット6に接合された圧電層41と、圧電層41と積層して配置された圧電層42と、圧電層42の表面に配置された個別電極44及び引出電極45とを有している。個別電極44は、圧力室10と対向して配置されている。引出電極45は、個別電極44から引き出され、圧力室10と対向しない部分まで延在している。そして、引出電極45を介して個別電極44に電圧が付与される。引出電極45は、個別電極44よりもガラス材料内に含有された金属粒子の径が大きな材料で形成され、個別電極44と導通している。そして、引出電極45と圧電層42との間には低誘電層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】搭載する機種が変更された場合でも、適切な駆動電圧によって駆動制御することができるインクジェットヘッドの駆動電圧設定方法を提案すること。
【解決手段】駆動電圧設定方法では、インクジェットヘッド1から基準重量の検査インクのインク滴3を吐出させる検査インク用駆動電圧Vh0とヘルムホルツ共振振動の周期Tcを測定する(ステップST13)。次に、インクジェットヘッド1をプリンター本体11に搭載し、プリンター本体11に予め記憶されている補正式と検査インク用駆動電圧Vh0とヘルムホルツ共振振動の周期Tcを用いて印刷インク用駆動電圧Vh1を算出し、印刷インク用駆動電圧Vh1を駆動電圧Vhとしてプリンター本体11に設定する(ステップST22)。駆動電圧がプリンター本体11に設定されるので、インクジェットヘッド1を搭載する機種が変更されてもインクジェットヘッド1に駆動電圧を設定し直す必要がない。 (もっと読む)


【課題】インクジェット記録ヘッド先端部や該ヘッド流路内における目詰まりや汚れがなく、高速印字で高精細画像を得ることができ、高速印字時に過不足なく供給される記録液と該記録液を使用したラインヘッド搭載の画像形成装置を提供する。
【解決手段】インクジェット記録ヘッドに用いる記録液であって、水と、色材と、湿潤剤と、浸透剤として2,4-ジエチル-1,5-ペンタンジオールとを含み、湿潤剤の含有量が全液媒体に対して10〜35質量%であり、寿命10msecにおける表面張力が40mN/m以下である。 (もっと読む)


【課題】大きな液体吐出力が得られる液体吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】圧電ブロック5内に設けられている圧力室3の壁を変形させることにより、圧力室3内の液体を圧力室3に連通している吐出口7から吐出させる液体吐出ヘッドであって、圧力室3と、圧電材料からなる壁を挟んで圧力室3と隣接する空洞4、9と、壁の圧力室3の側に設けられた電極12と、壁の空洞4、9の側に設けられた電極13、14と、を有し、電極12と電極13、14と間に電圧が印加されたときに、電界方向および分極方向が圧力室3の中心軸から外側へ向かう放射状となるように、電極12の少なくとも一部の幅が圧力室3の幅よりも狭い。 (もっと読む)


【課題】インク圧力室内のインクをノズルから効率よく吐出させることができるインクジェットヘッドを提供する。
【解決手段】インクジェットヘッドは、インク圧力室14が形成された基板12と、基板12に積層されたノズルプレート2と、ノズルプレート2に内蔵されたアクチュエータ20と、を備えている。ノズルプレート2は、インク圧力室14に連通されたノズル11と、インク圧力室14に露出された振動板4と、を有する。アクチュエータ20は、振動板4を厚さ方向に変位させることで振動板4を介してインク圧力室内のインクを加圧してノズル11から吐出させる。インク圧力室14は、基板12の厚さ方向に沿う第1の寸法と、基板12の厚さ方向と直交する方向に沿う第2の寸法と、を有し、前記第1の寸法が前記第2の寸法よりも大きく形成されている。 (もっと読む)


【課題】インクジェットプリンタにおいて、短い駆動周期にて質の高いドットを形成する。
【解決手段】インクジェットプリンタでは、画像記録中において、記録用紙上に大ドットを形成する際に、駆動信号として、基本波形70から第2吐出パルス721および第1吐出パルス713が選択される。中ドットを形成する際に、第1微振動パルス711および第1吐出パルス713が選択される。小ドットを形成する際に、第3吐出パルス722が選択される。液滴の非吐出時に、第2微振動パルス712が選択される。これにより、第1微振動パルス711の波形を調整することにより、第1吐出パルス713を大ドットおよび中ドットの形成に用いて駆動周期を短くしつつ、各サイズのドットを高い質にて形成することができる。 (もっと読む)


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