【課題】シート本体が意図せず回転可能な位置まで移動することを効果的に防止可能なチャイルドシートを提供する。
【解決手段】チャイルドシート１０は、受台５０と、受台に対して摺動可能なシート本体２０と、を有する。シート本体２０の摺動可能な範囲には、複数のリクライニング位置と、シート本体が回転可能となる回転位置と、が含まれる。シート本体は、受台に向けて突出する突出部材３２と、突出部材の突出量を調整可能な操作部材３１と、を有し、突出部材が受台と係合して各位置のそれぞれに保持され得る。リクライニング位置間での摺動に必要となる操作部材の操作量は、リクライニング位置から回転位置への摺動に必要となる操作部材の操作量よりも小さい。 （もっと読む）

【課題】使い勝手が良好であるとともに優れた剛性を有したサポートレッグを有したチャイルドシートを提供する。
【解決手段】サポートレッグ１００は、チャイルドシート本体１１に嵌合可能な嵌合部１０１と、嵌合部に固定された脚部１１０と、を有する。脚部は、第１筒状部材１１１と、第１筒状部材に対して摺動可能な第２筒状部材１１３と、第２筒状部材を第１筒状部材に対して固定する位置決め機構１２０と、を有する。第２筒状部材には、一対の穴１１３ａが摺動方向に間隔を空けて複数対形成されており、各穴は摺動方向に直交する方向に長く延びる長穴である。位置決め機構は、一対の穴を通過して第２筒状部材を貫通可能な貫通ピン１２６を含む摺動可能なスライダ１２５を有する。 （もっと読む）

【課題】座席部の角度調整に必要な操作を減らしたチャイルドシートの提供。
【解決手段】ベース部と、ベース部の上方に、前記ベース部に対し回動可能に配置構成されているシート本体部と、シート本体部のベース部に対する回動角度を調整する及び制限することができるように構成されている角度調整部とを備え、角度調整部は、複数のロック位置を有する第１のロック手段と、シート本体部に枢接されていると共に、第１のロック手段のいずれか一つのロック位置に一時固定されることができるロック軸を有している第２のロック手段と、両端がそれぞれ第２のロック手段とベース部とに枢接されていて、第２のロック手段のロック軸を第１のロック手段に近付こうとする付勢力を第２のロック手段とベース部とに与えるように配置構成されている付勢手段とを備えていることを特徴とするチャイルドシート。 （もっと読む）

【課題】幼児を安全に着座させるために、欧州基準の安全基準を損なうことなくベルトクリップを装着できるチャイルドシートを提供すること。
【解決手段】幼児にかける一対の肩ベルト４、４の一方には、係止レバー１３を形成したベルトクリップ１１を装着し、他方には、ベルトクリップ１１に係着可能なロック本体部２０を装着して胸部拘束装置１０を構成する。ロック本体部２０には、係止レバー１３によって移動可能なスライダ２２と、係止レバー１３に係止するロックレバー２３と、スライダ２２を仮止め位置にロックするスライダ保持レバー２７と、スライダ保持レバー２７をスライダ２２の移動軌跡内に配置して胸部拘束装置１０を完全ロックさせる回動レバー２８とを備えている。回動レバー２８は、ケーブル部材４４を介してバックルに連結する。 （もっと読む）

【課題】肘掛けをキャリアから分離可能なチャイルドシートを提供する。
【解決手段】チャイルドシートは、キャリアと、肘掛けと可撓コネクタとを含む。キャリアは、積載面と連結部とを含む。可撓コネクタはキャリアと肘掛けとの間に連結される。チャイルドシートの未組立状態では、肘掛けは連結部から分離される。チャイルドシートの組立状態では、肘掛けは連結部に固定される。代替的に、チャイルドシートは、キャリアと、肘掛けとコネクタとを含む。キャリアは、積載面と連結部とを含む。チャイルドシートの未組立状態では、肘掛けは積載面に平らに置かれる。チャイルドシートの組立状態では、肘掛けは直立状態で連結部に固定される。 （もっと読む）

【課題】肩ハーネス、あるいは中央ストリップの長さを調整する必要のないチャイルドシートを提供する。
【解決手段】シートアセンブリと、該シートアセンブリに取り付けられている背もたれアセンブリと、を有するチャイルドシートにおいて、前記背もたれアセンブリに、高さが異なる複数のベルト通過口が設けられていて、シートベルトがそれらいずれかの通過口を経由して背もたれアセンブリの前面側から背面側へと選択的に通過でき、また、前記背もたれアセンブリの背面側には、前記全てのベルト通過口を同時に覆うことができるように案内ユニットが配置され、該案内ユニットは前記シートベルトが所定の経路を辿るように設けられていることを特徴とするチャイルドシート。 （もっと読む）

【課題】簡単な構造で衝撃力を減らす子供用安全シートを提供する。
【解決手段】子供用安全シートは、本体と衝撃吸収機構を含む。本体は背もたれ部と座面部を備え、衝撃吸収機構は座面部の底面に連結されている。衝撃吸収機構は、座面部の後部に設けられその底面から突き出ている少なくとも２つの突出部を含む。その後部は、本体の背もたれ部の近くにある。子供用安全シートを自動車座席に置いて自動車座席と接触させるとき、突出部は、その子供用安全シートが衝撃を受けたときの自動車座席からの衝撃を減らすために用いられる。 （もっと読む）

【課題】自動車用座席に敷くことによって、臀部後方の座席奥に支持部を形成して前方に座ることができるようにしたり、いわゆるバケットシートの座部のように、座部左右の「へり」を高めて、臀部を両脇からホールドする支持部を形成することができる自動車用クッションを提供すること。
【解決手段】矩形に形成されたクッションの４隅から中央に向かうスリット１１と、隣り合うスリットの端部間に形成された屈曲部１３と、この屈曲部１３の外側に形成される側部材１２と、を備えた座部クッション１０と、三角柱に形成された支持クッション２０とを備えた。
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【課題】車体に対して後方向きの衝撃が加わったときにチャイルドシートの変位を有効に抑制することができるとともに、前方へ倒したシートバックの下端部背面とトランクの床面との間に落ち込み部が形成されにくい車体構造を提供する。
【解決手段】右側シートバック１５のバックフレーム２４の下部に、車体に加わった衝撃に伴って上方へ変位しようとする右側ブラケットアッシー３１の当接部３５に当接してその変位を規制する右側当接片２６を設けた。同様に、左側シートバック１４のバックフレーム２１の下部に、左側ブラケットアッシー３０の当接部３５に当接してその変位を規制する左側当接片２３を設けた。 （もっと読む）

【課題】チャイルドシートを使用しない通常時における外観や機能の低下を来たすことなく、確実なチャイルドシートの固定を実現することのできる車両用シートを提供する。
【解決手段】シートバック３の背部の車体側固定部にストライカ１４を固定し、チャイルドシート１３の固定アーム１５の先端部を、シートバック３の挿入部１６を通してストライカ１４に係合する。挿入部１６は、シートパッド１０Ｂに形成したスリット１７と、スリット１７の前面を覆うシート表皮１１Ｂによって構成する。固定アーム１５を挿入する場合には、シート表皮１１Ｂをスリット１７内方向に撓ませて隙間を作る。 （もっと読む）