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国際特許分類[B63B1/40]の内容

国際特許分類[B63B1/40]に分類される特許

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【課題】船型の肥大度が大きい船舶において、平水中の造波抵抗を減少することができる船舶を提供する。
【解決手段】船首前半部の方形係数Cbfが0.88〜0.96の船舶において、船舶の航海速力をVsとし、重力加速度をgとした時に、(0.5×Vs×Vs)/gで計算される水頭をHとしたときに、計画満載喫水の上下Hの範囲内における少なくとも一部の水線面において、船首垂線の垂線間長Lppの1%後方の水線の位置と船首垂線とを結ぶ線分が船体中心線となす角度をα°とし、船首垂線より垂線間長Lppの10%後方の水線の位置と、船首垂線より垂線間長Lppの15%後方の水線の位置とを結ぶ線分と船体中心線とがなす角度をβ°としたときに、この角度βが(100−α×5/4)以下で、かつ、(30−α×2/5)以上であるように構成する。 (もっと読む)


【課題】船首部において、船体による水面の攪乱の度合を小さくすることにより、砕破現象を減少する等して、波浪中抵抗増加を低減することができる船舶を提供する。
【解決手段】船舶の船長方向に関して船首垂線F.P.から後方の垂線間長Lppの0.5%以上5%以下の間の船首フレアFs、F1〜F3の横断面の形状において、船首フレアFs、F1〜F3が傾斜を開始する位置ps、p1〜p3を、満載喫水線Z0よりも垂線間長Lppの0.5%上側の位置より上で、且つ、満載喫水線Z0よりも垂線間長(Lpp)の2%上側の位置より下の範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】略垂直に切り立った船尾端を有するバトックフロー型船舶が常用速度域で航行するときに生ずる船尾波や、船尾近傍の水流の流速低下による造波抵抗を低減させて船舶の推進効率の向上を図ることができる剰余抵抗低減装置を提供する。
【解決手段】船尾端近傍の船底面に位置し平面から見て線幅方向に細長い台形の船底水平板と該船底水平板の両端部から垂直方向に曲折して該船底面に固着される一対の略台形の船底垂直板とからなり、該船底水平板、一対の該船底垂直板および該船底面が形成する船首側および船尾側が開放された空間を船尾ダクトとし、該船尾ダクトの形状を船尾側が船首側に対し平面的および立体的に絞られた漏斗型とした。 (もっと読む)


【課題】 船体形状を変更することなく、また肥大船以外の船型においても波浪中抵抗増加の低減効果を発揮できる船首フィン付き船舶を提供する。
【解決手段】 船首バルブ2にフィン1を左右対称に設置したフィン付き船舶であって、前記フィン1は三角形あるいは矩形など適宜の断面形状を有するとともに、前記フィンの長さ方向の取付位置を船首端と1/4Bバトックラインとの間とし、高さ方向の取付位置をフィン後端部の高さがバラスト喫水線の上方で、かつ、満載喫水線の5%上方とし、フィン前端部がフィン後端部よりも上方となるように前記長さ方向の取付位置における流線に沿って傾斜して取り付ける。 (もっと読む)


【課題】しなやかで柔軟性があり、強度と安全性を有し、船舶が前進するときに船と水がつくりだす摩擦抵抗と推進によって生じる波による造波抵抗の減少に有効であり、効率的推進が可能な弾性振動船を提供する。
【解決手段】船舶の流体に接する部分に可塑性と弾性を有した弾性体を装備する。その弾性体は船舶の表面境界層内の流れをできるだけ大きいレイノルズ数まで層流に保持する工夫や、乱流の摩擦抵抗を減らす手段をとるようにする。抗力に逆らって前進する推進力を発生するためには船体の表面に左右の変形波を送り、流体の剥離を減少させることが有効である。 (もっと読む)


【課題】 高速船の波浪中航走時における船首突込みを抑え、かつ、船首部に加わる波浪衝撃を和らげることができる高速船を提供する。
【解決手段】 船首垂線部分の横断面形状において、水面D.W.L.より上の船首フレームラインをS字形状に形成すると共に、前記船首フレームラインのフレア角θが、水面部分では、0deg〜20degの傾斜角を有し、フレア角θが船幅の増加に伴って滑らかに増加し、該船首フレームライン上の船幅bを該横断面形状における最大船幅B10で割った値Bnが0.3〜0.6の範囲では、30deg〜50degの角度を有し、更なる船幅bの増加に伴い滑らかに減少し、最大船幅B10部分では0deg〜20degの傾斜角を有して構成される。 (もっと読む)


【課題】 船首部にローバルブを有する大型低速肥大船において、ローバルブの利点を活かしつつ、満載時の推進性能の改善を図り、バラスト状態のみならず、満載状態における推進性能も改善できる大型低速肥大船を提供する。
【解決手段】 Lpp≧250m、Cb≧0.8、0.135≦Fn≦0.155で、船首部のバラスト喫水db付近から下にローバルブ10を設けた大型低速肥大船1において、ハイバルブ30を、ベースラインB.L.からの前記ハイバルブ30の下端位置の高さをdHBlとし、満載喫水線の高さdHBhをdfとした時に、0.6df≦dHBl≦0.9dfにし、前記ハイバルブ30の上端位置の高さを、満載喫水df近傍にして設けると共に、該ハイバルブ30と船首フレア部20の間に、スケグ40を平面視でその断面が楔型になるように形成して設ける。 (もっと読む)


【課題】船が通過するまで潰れない様な泡を作り、一様に船を包むようにする。
船底の形状をいかに泡を逃さずこれにサーフィンの様に乗るかである。
【解決手段】船底の形状を水槽実験に依り、経済速度で最良の形にする。 (もっと読む)


【課題】 平水中での推進性能を維持し、かつ波浪中での抵抗増加を低減することができる船舶の船首形状を提供すること。
【解決手段】 最大喫水線11より下側から上方の船首プロファイル12を前方に張り出すとともに、最大喫水線11の下側に船首バルブ13を設けるようにする。
これにより、船首バルブ13を残すことで船体よりも前もって先に別な波を起こし、船体から生じる波と打ち消し合うようにする造波抵抗低減効果を得て平水中での推進性能を維持することができ、しかも最大喫水線11より下側から船首プロファイル12を前方に突き出すようにして波浪が突き出した部分の下面に当たらないようにして波浪中の抵抗増加を低減することができる。
また、船首部分に積載場所を確保しながら水面上での船首水線角度が小さくなり、これによっても波浪による抵抗増加を低減できるようにしている。 (もっと読む)


【課題】船体船首部分から発生される造波抵抗が増加して推進性能が低下する。その低減対策として一般に満載喫水線以下の部分に船首垂線より前方に突出する船首バルブを設置する方法が採用されている。船舶の設計、建造において該船首バルブは造波低減の観点で必ずしも最適の形状と大きさが採用されておらず就航後その対策が望まれる場合がある。
【解決手段】就航船を対象とする上記問題点に鑑み、長さ深さ幅方向に広りのある凸状三次元の曲線形状を有するバウキャップを提案し、船首部の満載喫水線と船底間において船首材、又は船首バルブに該バウキャップを被せて設置することによって、造波抵抗低減が得られる船首形状に変更できる装置として提供する。 (もっと読む)


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