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国際特許分類[B63B1/40]の内容

国際特許分類[B63B1/40]に分類される特許

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【課題】船首部に衝突する前方からの波はもとより、下方から受ける波の流れを左右後方に分散させて、波から受ける衝撃を緩和する波浪衝撃緩和装置を提供する。
【解決手段】船首部6の上側において前方に延設された波除け壁と前記船首部6の下側に設けられた船首バルブとを有する船舶5に設けられる波浪衝撃緩和装置1であって、前端から後端にかけて拡開されており前方から受ける波の流れを左右に分散する分散面21を備えているとともに、前記波除け壁から前記船首バルブにかけて連続して設けられている波浪分散部材2と、この波浪分散部材2の前記分散面21から前記船舶5の右側壁および左側壁にかけて設けられており下方から受ける波の流れを左右後方に変える波浪偏向部材3とを有する。 (もっと読む)


【課題】航走時における船体抵抗の低減を可能とする船舶を提供する。
【解決手段】船尾12を、船尾船底21にて、底部となる水平部22と、左右の側壁23と、水平部22における幅方向の各端部と各側壁23の下部とを連結する左右の曲面部24とから構成し、船尾船底21における水平部22の幅Wsを船尾12における幅Wの60%以上に設定する。船尾船底21における水平部22の幅方向領域を大きくすることで船尾端近傍の流れを加速することが可能となり、高速域から低速域の全領域において船尾端が水に浸かることがほとんどなく船体抵抗が低減される。 (もっと読む)


【課題】船舶において、航走時における船体抵抗の低減を可能とする船尾船底形状を提供する。
【解決手段】船体の幅方向中心線の位置にある船底が、後方へ上方傾斜した第1船底21と、船尾端から予め設定された所定距離Lだけ前方へ移動した位置で第1船底21に連続して計画喫水Sに平行をなす角度以上で第1船底21からの後方延長線の角度より小さい角度をなす第2船底22とを設ける。従って、船舶が航行するとき、船尾に沿って流れる水流は、第1船底に沿って後方に流れ、第2船底に流れることで船体表面圧力が上昇し、この船体表面圧力により船尾を上方へ押し上げることとなり、船尾の沈下が抑制され、船体抵抗を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】船体のスプレー波に関する評価を定量的に行えるようにすること。
【解決手段】船舶を既知の波浪波形による正面向い波中を航行させて航行中の船首部の上下加速度を加速度センサ12によって検出し、加速度検出センサによって検出される上下加速度の波形と波浪波形とを比較し、比較両者間の相関値を求め、相関値によってスプレー波の発生強度を検出する。 (もっと読む)


【課題】特にフルード数Fnが0.32を越える高速域においては、船首部から発生する船首波と船尾部から発生する船尾波が著しく大きくなる傾向がある。その中で船尾波については船速が増速するにつれて著しく大きくなり、その為に造波抵抗も増大し船体抵抗が増大する。この船体抵抗を低減する船尾波低減装置を提供する。
【解決手段】満載喫水線LWLより上方位置と少なくとも船尾端船底位置の船深方向間において船幅方向に張り出して構成されるトランソムパット5を船尾端から船尾垂線APより船長の凡そ5%前方位置の船長間に亘って左右両舷に設けることで、船尾部から発生される船尾波が緩和されて造波抵抗が低減され、引いては船体が航走するに要する主機馬力が低減される効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】波浪抵抗及び風圧抵抗の影響を同時に低減させることができる船首形状及び該船首形状を有する船舶を提供する。
【解決手段】船体の前端部分を構成する船首部1と、船体の後端部分を構成する船尾部と、を有する船舶の船首形状であって、船首部1の船体長さ方向断面の外形を構成する船首プロファイル4は、喫水線LLより下方の領域で最先端部Tを有する下部船首プロファイル4aと、喫水線LLより上方の全領域に渡って船尾部の方向に後傾する上部船首プロファイル4bと、を有し、船首部1の船体幅方向断面の外形を構成する船体横切面形状は、喫水線LLより上方の全領域に渡って内側に傾斜した負のフレア角を有する。 (もっと読む)


【課題】軽荷状態で波浪中を航行する際にも波浪による抵抗を低減することが可能な肥大船を得る。
【解決手段】船首部2の船底部は略V字状となっており、船首部2の側面部には凸部7が形成されている。DWL’におけるウォーターラインにおいて、船体中心線上における船体前端の点と、船首端2aから水平距離(0.02×Lpp)後方位置の垂直面とウォーターラインとの交点と、を結んだ直線は、船体中心線から計った角度γが0°<γ<55°となっている。また、船首端2aから水平距離(0.0125×Lpp〜0.05×Lpp)後方となる範囲におけるフレームラインにおいて、凸部7は、BWL”とDWLとの間に、BWL”における半幅bbwl”及びDWLにおける半幅bdwlよりも半幅が大きくなる箇所がある。 (もっと読む)


【課題】平水中抵抗を増加させることなく波浪中抵抗増加を低減させる波浪中抵抗増加低減ステップを備えた船体構造を提供すること。
【解決手段】船舶10の船首部11に設けたアンカー用のボルスター20と、波を押し分ける波浪中抵抗増加低減ステップ30とを備え、波浪中抵抗増加低減ステップ30を、ボルスター20の下方で船首部11における静的水位上昇位置Aよりも上方に設けて、波浪中におけるボルスター20による抵抗増加を低減したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】重荷状態運行時および軽荷状態運行時共に大きな造波抵抗減少効果が得られ、更に増速したときにおいても大きな造波抵抗減少効果を期待出来るバウパットを提供する。
【解決手段】船体1および船首バルブ3を囲むようにして船首バルブから前方に突出してなる造波抵抗減少装置のバウパット6において、満載喫水線LWLより比較的下方域に上縁を有するバウパットを設け、該バウパットに満載喫水線の直下に上縁を有するバウパットを上乗せしたような形状に構成してなるバウパットを設け、更に該バウパットの角ばった形状を曲線形状に形成すると共に容積を大きく構成することで、高速域においても大きな造波抵抗減少効果が図られ、更に上記バウパットの上縁を満載喫水線より上方に突出させ、前縁を最前端まで突出させて容積を更に大きく構成することで、より高速域においても更に大きな造波抵抗減少効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】航走する水面に波浪が存在した場合であっても、効率の良い推進が可能となる技術を提供する。
【解決手段】現在の海象に対応してS101、船舶の最適なトリム角を導出するS103。また、航走する船舶の現在のトリム角を計測するS102。その現在のトリム角を、その最適なトリム角に遷移させるためのバラストの変動量を算出しS105、その変動量に基づいて、海象に応じて船舶の航走トリムを変えるS106、航走トリム自動変更システムを構築する。 (もっと読む)


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