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国際特許分類[B63H9/06]の内容

国際特許分類[B63H9/06]に分類される特許

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【課題】横風や向かい風の時に使用するジブセールと追い風時の帆であるスピンセールを交換する必要がなく、また停泊時などには完全に綺麗に巻き取り終えセールを保護することができるセールを提供する。
【解決手段】ヨットの前部に揚げるセールを従来のジブセールの左右2枚分を一枚にした左右非対称菱形のセールにする。追い風時はセールを左右に広げて帆走し、船が変針し風向が変化し横風または向かい風となった場合、セールは自然と左右どちらかに重なり従来のジブセールと同様の形態となる。再度追い風時となるとセールは自然と左右に広がりスピンセールと同様な形態となる。巻き取り装置10で巻き取る事により、セールを縮小して横風、向かい風時又は追い風の強風時に同一のセールで簡単に安定して帆走できる。また左右非対称菱形であるため停泊時には巻き取り装置で巻き取り終えた時に綺麗に重なりセールを保護できる。 (もっと読む)


【課題】硬帆を有する帆走機構を備える帆船であって、硬帆の高さが可変の帆走船を提供する。
【解決手段】上下に整列して積層した複数の翼断面筒体の硬帆31から成り最下段の硬帆を除く各段の硬帆が直下段の硬帆に外嵌合した硬帆集合体3と、上下に整列して積層した複数の筒体のマスト41から成り最下段のマストを除く各段のマストが直下段のマストに内嵌合したマスト集合体4と、同一段の硬帆の上端部とマストの上端部とを連結する連結体と、最下段のマストを除く各段のマストを直下段のマストに対して接近離隔駆動する第1駆動手段5と、最下段のマストを上下軸線回りに回転駆動する第2駆動手段6とを有する帆走機構を備え、積層するマスト間の上下方向重畳量を可変制御して積層する硬帆間の上下方向重畳量を可変制御することにより、硬帆集合体を展縮可能である。 (もっと読む)


本発明は、セーリングビークルのためのマストに関し、該マストは、鏡面対称的な2つのマスト形材(マストの両半分)(1)に、横方向に分割されている。該マスト形材は、マストトップにまたはマストトップの下方に纏められており、マストベースで離れて立てられており、かつ弓状または真っ直ぐに延びている。作用する力の伝達は、内側のステー(2)および内側のスポーク(3)を介してなされる。ステーおよびスポークの配置および数によって、この構造の形状安定性および該構造の静的な利点が得られる。マストを2つの形材に分割することによって、メインマスト(10)への直接的な空気流が可能にされる。マストの両半分の実施の形態およびマストの両半分の形材が、好ましくは空気力学的になされる。 (もっと読む)


【課題】主機関及び主機関により駆動される推進装置を備えた船舶において、構造が著しく単純で、比較的軽量であり、しかも、高揚力を発生できる横帆により、自然エネルギーである風力を補助推進力として効率よく利用できて、燃料消費量を低減でき、省エネルギー化とCO2排出量の低減化を図ることができる横帆を備えた船舶を提供する。
【解決手段】横帆10をマストで支持せずに、前記横帆10の帆本体11aと該帆本体11aの左右縁部に設けた補強部11bと前記帆本体11aの下端に設けた下側翼端板12とで、前記横帆10の形状を保つとともに、前記下側翼端板12を支柱14で支持し、該支柱14を前記横帆10を設ける部位に対して旋回可能に設けて構成したことを特徴とする横帆を備えた船舶。 (もっと読む)


【課題】居住区構造物の高さが高くなるような大型船であっても、マストを長くすることなく、前方の見通しが確保され、且つ、風流れを有効に利用することができる帆走商船を提供する。
【解決手段】帆走商船10は、風流れによって揚力を発生する左帆21Lおよび右帆21Rと、これらが取り付けられる左マストおよび右マストと、を有し、左マストが左舷11Lに沿って配置された左バラストタンク12Lに設置され、右マストが右舷11Rに沿って配置された右バラストタンク12Rに設置されている。 (もっと読む)


【課題】操作に熟練を要さず初心者であっても操縦することができるとともに、安全性が高く、しかも小型で軽量に且つ安価に製作することが可能である自動セール操作機構を有するヨットを提供すること。
【解決手段】操縦者Sが上部に乗る船体1と、前記船体上部に立設されたマスト2と、前記船体に対して上斜め後方に向けて延び、その長さ方向の中途部において前記マストと連結され且つ下端部において前記船体と連結されるとともに、各連結部を支点として左右に可動であるヤード3と、前記ヤードに沿って前縁部が取り付けられたセール4と、前記セールを展張状態に支持するブーム5と、前記船体下部に設けられたラダーと、前記船体の後端部に取り付けられたテールフィン13と、前記セールの後方下端部と前記船体又は前記テールフィンとを接続する弾性体9とを備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】展帆および縮帆が可能で、風エネルギーを効率良く利用することができ、且つ、所望の強度や剛性が確保できる帆走装置および帆走商船を提供する。
【解決手段】帆走装置1は、船体に旋回自在に立置されるマスト10と、マスト10に案内されて昇降し、相互の間隔が変動自在な翼型板20a、20b、20c、20dと、翼型板20a、20b、20cを昇降させる昇降手段と、翼型板20a、20b、20c、20dの外周が接合され、可撓性を有する帆布によって形成された伸縮自在な筒状の帆40と、を有し、翼型板20aの外周22a(平面視における輪郭に同じ)は、その下にある翼型板20bの外周22bより大きく、翼型板20bの外周22bは、その下にある翼型板20cの外周22cより大きく、翼型板20cの外周22cは、その下にある翼型板20dの外周22dより大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】風流れの方向に関わらず、広い風速域において大きな推力(揚力)が得られる帆走装置および帆船を提供する。
【解決手段】帆走装置100は、船舶の甲板に旋回自在に設置される旋回部10と、旋回部10に旋回軸11と平行に固定された翼体20と、旋回部10に回転自在に立設されたマグナス円筒30と、を有している。翼体20は、平面視において、側面22f、側面22rとが中心線21に対して対称であって、略翼形状を呈し、前縁23には、断面円弧状の切欠部24が形成されている。マグナス円筒30は、旋回部10に旋回軸11と平行な回転軸31を有し、一部が翼体20の切欠部24に侵入している。すなわち、切欠部24の表面とマグナス円筒30の側面(外周面)32とが、所定の隙間を空けて対向している。 (もっと読む)


【課題】強い横風に対し、操船不能や転覆の危険性がなく、帆の展開、収納が容易なスパンカーを提供する。
【解決手段】従来のスパンカーの帆面積と同等となるよう複数の羽根枚数とし、分割した面積を該羽根2a、2bの面積とすることで、横風の風圧による船舶への影響を軽減する。該羽根2a、2bそれぞれを主ピン3および自在支持軸6a,6b周りに回転し水平方向に収納することで、展開、収納が簡単になり、さらに、展開、収納、水平方向の角度調整を、電気、油圧、空気などの動力により駆動させることにより遠隔、自動化できる。 (もっと読む)


本発明は、船体と、内燃機関および推進ユニットを含む推進装置とを有する船舶に関する。この船舶はさらに、円筒シェルおよび第1垂直軸(7)を有する垂直に配置された少なくとも1つのシリンダ(6)を備える。この垂直に配置されたシリンダは、第1垂直軸周りに回転するように適合される。船舶の様々な運航モードに適している柔軟に適応できる装置を提供するために、円筒シェルは、2つの端部の間を延びる湾曲部分を持つ少なくとも3つのセクションを有し、3つのセクションのそれぞれは、それぞれの第2垂直軸(8)周りに回転可能に構成され、各第2垂直軸は、円筒シェルの円周に配置される。各セクションは、所定の位置に固定されるように構成される。
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