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国際特許分類[C01D3/06]の内容

国際特許分類[C01D3/06]に分類される特許

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【課題】加熱手段が不要で、取り扱いが容易であり、装置の簡素化及び小型化を図ることができる製塩装置を提供する。
【解決手段】製塩装置10は、原料塩水SWを収容する気密性の処理槽11と、処理槽11内の原料塩水SWを加熱濃縮するための水蒸気導入部12と、を備え、処理槽11内の原料塩水SWから発生する水蒸気を回収し、圧縮昇温させた状態で水蒸気導入部12へ供給する圧縮ポンプP1と、圧縮ポンプP1を駆動するインバーター制御の電動機Mとを備えている。水蒸気導入部12には、蒸気トラップ弁22付きの排水経路23が設けられている。処理槽11内の上部空間と圧縮ポンプPとは吸気経路17によって接続され、圧縮ポンプP1と水蒸気導入部12とは送気経路18によって接続されている。吸気経路17及び送気経路18にはそれぞれ流量調整バルブ19,20が設けられている。 (もっと読む)


【課題】内部の耐食性をより向上させると共にその耐久性も向上させることができる蒸発濃縮缶を提供すること。
【解決手段】この蒸発濃縮缶VC2は、本体部20を構成する外殻部材201と内殻部材202との間に、内殻部材202の形態を保持するための形態保持室203が設けられている。更に、生成室21内の気圧と形態保持室203内の気圧とを均衡させるための気圧均衡手段として、接続管204が設けられている。 (もっと読む)


【課題】イオン交換膜電気透析装置における海水の濃縮効率を良好とするとともに、海水を昇温させるために要する電力消費を抑制することができる製塩装置及び製塩方法を提供することを目的とする。
【解決手段】製塩装置1は、供給経路を介して供給された海水を濃縮するイオン交換膜電気透析装置と、濃縮した海水の水分を蒸発させて塩を結晶化させる蒸発結晶化装置9と、前記イオン交換膜電気透析装置の前段で、海水を前記供給経路からタービン用復水器に冷媒として使用可能に導く第1経路6と、前記タービン用復水器11で冷媒として使用された海水を、前記第1経路6よりも下流側の前記供給経路に導く第2経路7と、を備える。 (もっと読む)


【課題】焼却飛灰を処理する過程で、工業的に有用な、純度の高いKClを含む工業塩を低コストで回収する。
【解決手段】焼却飛灰Fに水を添加してスラリー化し、スラリーの温度を5℃以上20℃以下に維持しながら貯留する第1溶解槽3と、第1溶解槽から供給されたスラリーS1を固液分離する第1固液分離機4と、第1固液分離機で分離されたケークC1に温水を添加してスラリー化し、スラリーS2の温度を40℃以上60℃以下に維持しながら貯留する第2溶解槽5と、第2溶解槽から供給されたスラリーS2を固液分離する第2固液分離機6と、第2固液分離機で分離されたろ液L2を冷却する冷却槽10と、冷却槽から排出されたスラリーS3を固液分離する第3固液分離機11とを備え、第3固液分離機で分離されたケーキC3に塩化カリウムを回収する塩化カリウムの回収装置1等。 (もっと読む)


【課題】小規模のスペースにおいて、高品質の自然塩を効率的に製造することが可能となる製塩用噴霧装置及び製塩装置を提供する。
【解決手段】海水を給水口から供給すると共に回転盤をモータで回転することにより、回転盤の遠心力によって該回転盤の底面にて均等な薄膜をなした海水が回転盤の内周面に沿って外方へ拡散すると共に各回転羽根に衝突して分散し、この分散した海水が回転盤の上端付近の多数のバリによって微粒子状に飛散し、さらにメッシュ材を通過することによって微細霧となって外方へ噴霧するようにした製塩用噴霧装置であり、該製塩用噴霧装置を使用した製塩装置を構成した。 (もっと読む)


【課題】大規模な設備投資、大幅な工程変更を経ることなく、食塩の鹹味を著しく軽減させた安定した呈味性を有し、より嗜好性の高い味づくりに利用可能な、或いは食塩の新しい用途開発に寄与できる調味料結晶の製造法を提供する。
【解決手段】海水の塩分を濃縮・脱水する食塩の製造工程で、海水中に主要甘味成分の含有量、共存比率等の条件を調整したステビア抽出精製物を添加共存させ、ステビア抽出精製物と共に食塩を乾燥結晶化させ、調味料結晶。 (もっと読む)


【課題】 製塩工程から生成する苦汁は、多成分を含むため、高純度の塩化カリウムを選択的に回収するには、従来の冷却方法で対応することは難しく、十分な検討がなされていないのが現状である。製塩工程から生成する苦汁の性状に応じた新たな冷却方法を検討し、効率良く安価に純度の高い塩化カリウムを回収する技術が求められている。
【解決手段】本発明が提供する塩化カリウムの製造方法は、製塩工程から生成する苦汁の冷却方法を検討し、効率良く高純度の塩化カリウムを回収することを特徴とするものであり、製塩工程から生成する苦汁に水を添加して、一定温度に保持するよう調整された苦汁中に流入分散させて急冷却することにより、多成分で構成される苦汁中から選択的に塩化カリウムを析出させ、回収することができる。 (もっと読む)


【課題】太陽エネルギーを2種類の塩田ハウス内に集熱し、海水の水分を効率よく蒸発させ、コストの低い自然海塩を工場的に生産する自然海塩製造システムを提供する。
【解決手段】
全体が断面半円のかまぼこ型で長手方向を東西にした第一塩田ハウスと第二塩田ハウスとが配置された海水塩製造システムにおいて、第一塩田ハウスは南側が二重の透明及び/又は半透明フィルムで覆うとともに、北側は内側が反射鏡で外側は防寒素材のフィルムで覆い、第一塩田ハウスは、その内側の底部には海水を汲み入れて貯留する第一貯留槽と回転するエンドレスの円筒布体とを設け、円筒布体は貯留槽で海水に浸かり、大部分がハウス内を移動するように回転して海水を濃縮させ、所定の濃度に濃縮された海水を成分調整室に供給して成分調整を行い、成分調整した濃縮海水を第二塩田ハウスに供給し、第二塩田ハウスは前記濃縮海水を更に濃縮して海水塩精製工場に供給する。 (もっと読む)


【課題】温室内に設置された海水貯槽内の海水から効率よく多量の淡水を得ることのできる淡水製造装置が望まれている。
【解決手段】淡水製造装置1は、太陽光Sを取り入れる透明天井板13を有する温室2と、温室2内に設置された海水貯槽3と、水を毛細管現象により吸い上げる吸水シート4と、吸水シート4の少なくとも一部が海水貯槽3中の海水に浸漬するように吸水シート4を吊持する吊持部材5と、温室2内で生じた水蒸気を凝縮させて淡水Wを得る凝縮器6とを具備している。また、透明天井板13を透過した太陽光Sを黒色塗装面14Aで受けるように、金属板14が温室2内に配置されている。そして、加熱室16と、海水貯槽3内に配置される散気ノズル43と、加熱室16内の空気を送気管路42から散気ノズル43に送る空気圧縮機40とを有している。 (もっと読む)


【課題】特別の動力を用いることなく、海水を効率的に蒸発させ、ミネラル成分を多く含む海水塩を得ることのできる、海水塩の製造装置と製造方法を提供する。
【解決手段】海水収容部3を有するU字形の内管4と外管5の二重管構造からなると共にそれら内管4と外管5の間に真空層6が形成され、海水収容部3を覆うようにして内管4の側周部4aに集熱膜7が設けられた真空式二重管1を用いて、内管4の上端開口部2から海水収容部3内に海水を収容して上端開口部2を蓋体8で気密に閉塞し、太陽光を外管5から内管4に透過させて集熱膜7により太陽熱を集熱し、これにより海水収容部3内の海水を蒸発させ、海水収容部3内で生じる蒸気を蓋体8に接続された蒸気管9を通して外部に淡水Tとして取り出し、海水収容部3内で結晶化された塩成分を含む固形分を取り出す。 (もっと読む)


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