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国際特許分類[C04B5/00]の内容

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【課題】製鋼スラグに含まれる還元性硫黄化合物を迅速に削減し、スラグ性状を改質することにより、従来適用が困難であった硫黄含有量の高い製鋼スラグの水域ヘの適用を容易とする水域投入用製鋼スラグの製造方法を提供する。
【解決手段】水域投入用製鋼スラグの製造方法において、酸化剤を水で希釈又は溶解して製鋼スラグに添加し、製鋼スラグに含まれる還元性硫黄化合物を硫酸イオンまで酸化することにより、製鋼スラグに含まれる還元性硫黄化合物の水域への溶出を低減する。また、希釈又は溶解に使用する水を海水として、より水域への溶出を低減する。 (もっと読む)


【課題】高炉スラグなどのスラグから熱エネルギーを効率的に回収することのできるスラグの熱エネルギー回収方法を提供することを目的とする。
【解決手段】溶融スラグを冷却して得られた高温の凝固スラグ1と凝固スラグ1より低温の気体とを筒状に形成された熱交換器2内に供給し、熱交換器2内で凝固スラグ1と気体とを熱交換せしめてスラグの熱エネルギーを回収するに際して、熱交換器1内に凝固スラグ流動層10が形成されるように凝固スラグ1をクラッシャー8により細粒化した後、熱交換器2内に凝固スラグ1を供給する。 (もっと読む)


【課題】高温状態で凝固したスラグから熱エネルギーを高効率で回収することのできるスラグの熱エネルギー回収方法を提供する。
【解決手段】高温状態で凝固した鉄鋼スラグ1等のスラグを熱交換器10に投入し、熱交換器10内を流通する気体4をスラグにより昇温させてスラグの熱エネルギーを回収するに際して、スラグと気体4とを熱交換する熱交換器として、スラグを横方向に搬送しながら気体4と熱交換する熱交換器10を用いてスラグの熱エネルギーを回収する。 (もっと読む)


【課題】溶融物の保有する熱を有効利用することができ、急冷後、急冷物を自動的に破砕することができ、急冷に伴う水処理も不要な溶融物の急冷装置等を提供する。
【解決手段】一端3aが閉塞し、他端が開放された管路3と、管路3の閉塞端部に挿入されたノズル4とを備え、閉塞端部に溶融物Mを供給するとともに、ノズル4から水蒸気S1を溶融物に噴射し、溶融物Mを冷却しながら、水蒸気S1が膨張することにより生ずる水蒸気流により溶融物Mを開放端部側に移動させるとともに、該水蒸気S1の膨張により急冷物Pを破砕する溶融物の急冷装置1等。溶融物Mの冷却及び急冷物Pの破砕に用いた水蒸気S2を回収する水蒸気回収装置8を備えることができ、水蒸気S2を溶融物Mを得るための原料の乾燥又は/及び予熱等に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 製鋼ダストの散水処理による無害化方法において、従来よりも短い散水時間で重金属の溶出量を特別管理産業廃棄物の基準値以下に低減する方法を提供する。
【解決手段】 製鋼ダストの重金属溶出量を抑制するための製鋼ダストに対する散水処理において、水と混合しながらペレットに造粒した製鋼ダストに35〜80℃の温水を使用して散水する、もしくはさらに好ましくは、水と混合しながらペレットに造粒した製鋼ダストに35〜80℃の温水を使用して散水するに先立って、散水当初の20〜50時間は常温の水を使用して散水した後、さらに35〜80℃の温水を使用して20〜80時間散水し、合せて40〜100時間の散水を行うことにより製鋼ダスト中の重金属を予め除去しておくことによる、製鋼ダストの重金属溶出量の低減方法である。 (もっと読む)


【課題】無害化剤の添加や処理効率を低下させるような特別の処理を施すことなく、還元スラグを無害化させることが可能な還元スラグの処理方法を提供すること。
【解決手段】Crを含み、塩基度([%CaO]/[%SiO2])が1.5以上であり、S含有量が0.1mass%以上である還元スラグを水で浸潤させ、80℃以上の温度で反応させる反応工程を備えた還元スラグの処理方法。前記反応工程は、炉から排出された200℃以上の前記還元スラグに前記水を加えるものでも良い。あるいは、前記反応工程は、炉から排出され、200℃未満の温度に冷却された前記還元スラグに前記水を加え、加熱手段を用いて前記水を80℃以上に加熱するものでも良い。 (もっと読む)


【課題】溶出するフッ素濃度を低減させた高炉水砕スラグからなる土木建築用資材を製造できる、土木建築用資材の製造方法を低コストで提供すること。
【解決手段】高炉で発生した溶融状態の高炉スラグ2を水冷してドラム回転脱水機4で水切りし、高炉水砕スラグを製造した後に、該高炉水砕スラグに水を散布することを特徴とする土木建築用資材の製造方法を用いる。水を散布した高炉水砕スラグを水切りし、該水切りにより高炉水砕スラグから回収した水に含まれるフッ素の含有量が10ppm以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 フッ素含有量やフッ素溶出量の高いスラグを含む製鋼スラグを路盤材や土木材料として利用するためスラグ混合物中のフッ素溶出量を環境に配慮して低減する方法を提供する。
【解決手段】 フッ素含有量およびフッ素溶出量の異なる複数の製鋼スラグが混在したスラグ混合物の塩基度(CaO/SiO2)を2.0以下になるように、製鋼スラグ混合物の混合状態を調整することによって、これらの製鋼スラグからのフッ素溶出量を低減する方法である。 (もっと読む)


【課題】特殊な大型装置を使用することなく且つ少ないエネルギーで、製鋼スラグをその内部まで効率的に炭酸化し、アルカリ溶出性の小さいスラグとする。
【解決手段】COまたはCO含有ガスを直径1μm以下の気泡の状態で水中に分散させたナノバブル含有水を、製鋼スラグと接触させる。炭酸ガスのナノバブル含有水は、炭酸ガスの気泡(ナノバブル)が長時間安定して水中に存在できるため、炭酸ガスを含む水がスラグ内部まで適切に浸透して長時間保持され、スラグ内部の遊離CaOや遊離MgOを適切に炭酸化させることができる。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグから、クロム濃度が低く、好ましくは水和反応性が高いセメント原料用スラグを安定的に製造する。
【解決手段】酸化クロムを含有し、塩基度1.5以上、Fe含有量が10質量%以上の製鋼スラグに還元材を添加し、1000℃以上で撹拌混合した後、冷却する。高温状態で撹拌混合を行う還元処理において、酸化クロムとともに酸化鉄も還元され、スラグ中の金属鉄と金属クロムが撹拌作用によって物理的に凝集するので、クロムを含む金属分がスラグから容易に分離除去可能な形態になる。また、還元処理によりクロムや鉄を還元して非固溶状態とし、且つ処理後の冷却条件を、冷却後の2CaO・SiOの結晶相のうちγ相の比率が50質量%以下となるように最適化することにより、セメント原料としての水和反応性が高められる。 (もっと読む)


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