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国際特許分類[C04B5/00]の内容

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【課題】溶融スラグを効率的に冷却処理でき、且つ優れた耐久性が得られる溶融スラグの冷却処理装置を提供する。
【解決手段】内部に冷媒が通される回転可能な横型冷却ドラムを備え、その外周のドラム面に溶融スラグが接触することにより冷却され、冷却されたスラグがドラム面から剥離して排出されるようにした溶融スラグの冷却処理装置であって、前記横型冷却ドラムがドラム周方向に沿ったスパイラル状の冷媒流路を有する。冷却ドラムがドラム周方向に沿ったスパイラル状の冷媒流路を有するため、比較的少ない量の冷媒でも溶融スラグを効率的に冷却処理することができ、また、冷却ドラム周方向の熱膨張が均一化されるため、優れた耐久性を有する。 (もっと読む)


【課題】冷却後のスラグに二次的熱処理などのような特別な処理を施すことなく、製鋼スラグからセメント原料用スラグを低コストに製造する。
【解決手段】製鋼工程で発生したスラグ塩基度[質量比:%CaO/%SiO]が2以上の製鋼スラグの冷却過程において、1000℃から700℃までを10℃/分以上の平均冷却速度で冷却する。このように特定の高温域での冷却速度を制御し、最適化することにより、高温スラグ中に存在するCSをCSとCaOに分解させることなく冷却後まで維持することができ、このCSによりセメント原料として高いセメント活性が得られる。 (もっと読む)


【課題】溶融スラグの落下荷重で冷却ドラムを損耗させることなく溶融スラグを大量処理することができ、且つ冷却処理済みスラグの取り扱い・後処理なども容易な溶融スラグ冷却処理装置を提供する。
【解決手段】外周のドラム面100に溶融スラグを付着させて冷却する、回転可能な単一の横型冷却ドラム1と、該横型冷却ドラム1に溶融スラグを供給する樋2を備え、ドラム面100に付着して冷却されたスラグが、横型冷却ドラム1の回転に伴い、ドラム面100から剥離して一方向に排出されるようにした。樋2を介して溶融スラグが注湯されるので、冷却ドラム1に溶融スラグの落下荷重がかからず、また、冷却処理済みのスラグが一方向に排出されるので、冷却処理済みスラグの取り扱い・後処理などが容易となる。 (もっと読む)


【課題】精錬工程等で生じたスラグを、破砕機などによる破砕処理を行うことなく、比較的不規則な形状で且つ非晶質ないし結晶化度の低いスラグに粒状化する。
【解決手段】溶融状態、赤熱状態、高温凝固状態のいずれかのスラグに、粉粒体をキャリアガスとともに吹き付け、スラグを粒状化する。粉粒体の運動エネルギーを利用してスラグを粒状に粉砕するので、従来の風砕法に比べてスラグに吹き付けるガスの流速を小さくでき、比較的不規則な形状の異形スラグ粒子を得ることができる。一方において、粉粒体+キャリアガスの吹き付けにより大きな冷却作用が得られ、スラグは徐冷ではなく急冷されるため、非晶質ないし結晶化度の低いスラグ粒子とすることができる。 (もっと読む)


【課題】精錬工程等で生じたスラグを、風砕スラグのような球形状とすることなく、粉化や水和膨張を生じにくい性状に改質する。
【解決手段】溶融状態であって且つ板状、柱状、細片状または粒状のいずれかの形態にされたスラグに酸化性ガスを吹き付け、スラグを球状に風砕することなくスラグ成分の一部を酸化させる改質処理を施す。溶融状態であって且つ比表面積が大きい形態にされたスラグに酸化性ガスを吹き付けることで、スラグ中の鉄分やFeOが酸化されてフェライト相に改質され、これがスラグ中のカルシウムと結合してカルシウムフェライトが生成されることで、粉化原因となるダイカルシウムシリケート相の生成が抑制されるとともに、カルシウムフェライトなどの生成を通じて遊離CaOの量も少なくなるので、粉化や水和膨張が生じにくいスラグを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】冷却ドラム方式の冷却処理装置を用いて、比較的少ない量の冷媒でも溶融スラグを効率的に冷却処理することができるとともに、冷媒を介してスラグ顕熱を効率的に熱回収することができる冷却処理方法を提供する。
【解決手段】内部に冷媒が通される回転可能な冷却ドラムを備え、その外周のドラム面に溶融スラグが接触することにより冷却され、冷却されたスラグがドラム面から剥離して排出されるようにした冷却処理装置を用いて、溶融スラグを冷却する方法において、冷媒として熱媒油を用い、冷却ドラムから排出された高温熱媒油を水と熱交換して蒸気を生じさせ、該蒸気を回収することにより、溶融スラグの顕熱を蒸気として熱回収する。 (もっと読む)


【課題】高温スラグの熱エネルギーを電気エネルギーとして工業的に回収する。
【解決手段】600℃以上の温度のスラグを冷却する際に、スラグをその体積の10倍以下の容積を有する閉鎖空間内に装入して、該閉鎖空間内でスラグに散水し、該散水により発生した水蒸気および/または熱水を回収し、該水蒸気および/または熱水を60℃以下の沸点を有する有機媒体と熱交換させることで該有機媒体を揮発させ、その揮発ガスによりタービンを駆動して発電する。高温スラグに散水することで生じた水蒸気を、熱損失を抑えて効率的に回収し、この水蒸気を低温揮発する有機媒体と熱交換させ、これにより生じる高圧の揮発ガスで発電を行うようにしたので、スラグの熱エネルギーを電気エネルギーとして効率的に回収することができる。 (もっと読む)


【課題】亜鉛及び/又は鉛製錬の熔錬法で産出される含銅ドロスから、銅、鉛等の有価金属を効率的に回収する製錬方法を提供する。
【解決手段】亜鉛及び/又は鉛製錬の熔錬炉から産出されるスラグを銅共存下でスラグフューミング処理する際に産出される熔融状態のマット及び銅合金からなる融体に、銅及び鉛を含有する含銅ドロスを投入し、次いで酸素含有ガスを吹き込むことを特徴とする。この際、前記融体の温度としては、1200〜1500℃であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】スラグ粒子の再融着を防止しつつ溶融高炉スラグの保有する顕熱を高温ガスとしてより多く回収することを可能とする装置を提供する。
【解決手段】溶融高炉スラグを粒滴化する粒化ドラムと、前記粒滴化した溶融高炉スラグに水を噴霧する水噴霧ノズルと、水噴霧により冷却固化された高炉スラグ粒子を後方から排出する回転筒2と、前記排出された高炉スラグ粒子の顕熱を回収する熱交換装置と、前記回転筒から排出された高炉スラグ粒子を前記熱交換装置まで搬送するコンベアとを備えた溶融高炉スラグからの熱回収装置であって、前記回転筒内には、前記回転筒よりも長手方向に短く且つ同心の内筒16が1段以上設置され、又は、前記回転筒よりも長手方向に短く且つ同心の内筒が2段以上、直径の小さい内筒程長手方向の後方に配置されて、前記1段又は2段以上の内筒に飛翔してきた高炉スラグ粒子をその内筒の後方から排出させることができる構造を有する。 (もっと読む)


【課題】 スラグを海水に投入した場合に、スラグから溶出するCa2+によって上昇する海水のpHを予測するためのpH予測方法を提供するとともに、海水が白濁しないようにするためのpH予測結果に基づくスラグの調製方法を提供する。
【解決手段】 スラグを純水に浸漬させたときのスラグからのCa2+の溶出量と該スラグの表面積との関係、並びに、前記スラグの粒度分布を予め求めておき、求めたCa2+溶出量とスラグ表面積との関係並びにスラグの粒度分布に基づき、前記スラグを海水に投入したときの海水へのスラグからのCa2+の溶出量を求め、求めたCa2+の溶出量から、海水中に存在するMg2+の緩衝作用を考慮して、海水のpHを予測する。そして、この予測されるpHが9.8を超えないように、海水に投入するスラグの粒度分布を調製する。 (もっと読む)


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