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国際特許分類[C04B5/00]の内容

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【課題】製鉄プロセス(特に、溶銑予備処理や転炉工程)で発生する製鉄スラグの再資源化を図るために、製鉄スラグを鉄分と非鉄分に効率よく分離することができる製鉄スラグの分離方法を提供する。
【解決手段】製鉄スラグを鉄分と非鉄分に分離するに際して、(S1)製鉄スラグを微粒化する微粒化工程と、(S2)微粒化された製鉄スラグを気流搬送・攪拌する気流搬送(攪拌)工程と、(S3)気流攪拌された製鉄スラグを比重分離によって鉄分(重量側)と非鉄分(軽量側)に分離する比重分離工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 脱燐スラグや転炉スラグなどの燐を含有する製鋼スラグのリサイクルにあたり、該製鋼スラグから燐及び鉄を安価且つ容易に回収する方法を提供する。
【解決手段】 本発明による製鋼スラグからの鉄及び燐の回収方法は、製鋼精錬過程において発生した燐を含有する製鋼スラグを、塩基度(質量%CaO/質量%SiO2)が1.7以上2.1以下になるように調製する調製工程と、塩基度を調製した製鋼スラグを、炭素、珪素、アルミニウムのうちの1種以上を含有する還元剤を用いて還元処理して製鋼スラグ中の鉄酸化物及び燐酸化物を溶融状態の燐含有溶融鉄として製鋼スラグから還元する還元工程と、還元処理後の製鋼スラグ及び燐含有溶融鉄を放冷して還元処理後の製鋼スラグを粉化させる冷却工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】スラグを水が接触した際に水のpH上昇が抑えられるように、低コストに改質することができる改質方法を提供する。
【解決手段】CaO/SiOが1.1以上のスラグに高炉スラグ微粉末または/およびフライアッシュを混合し、水の存在下でポゾラン反応を生じさせた後、COガスまたはCO含有ガスと接触させる。ポゾラン反応によりスラグ表面がポゾラン反応生成物で覆われ、このスラグをCOと接触させることにより、ポゾラン反応生成物の表層が炭酸化するので、スラグが水と接触しても、前記炭酸化層がバリアとなってアルカリ成分が溶出せず、水のpH上昇が抑えられる。 (もっと読む)


【課題】スラグやコンクリート破砕物を含む材料を、水が接触した際に水のpH上昇が抑えられるように、低コストに改質することができ、また施工後の材料に対しても適用することができる改質方法を提供する。
【解決手段】スラグ、コンクリート破砕物の中から選ばれる1種以上を含む材料Aと、アルカリ金属の炭酸水素塩Bを水の存在下で接触させる。材料Aのスラグやコンクリート破砕物から溶出したCa2+と水に溶解した炭酸水素塩B中のCO2−とが反応し、CaCOを生成してアルカリ分が中和される。生成したCaCOはスラグやコンクリート破砕物の表面を覆うため、スラグやコンクリート破砕物からアルカリ成分が溶出しにくくなる。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有する、転炉を使用したプロセスで発生したスラグからのフッ素の溶出を、安価にかつ確実に、平成3年環境庁告示46号に規定された基準値である0.8mg/L以下に抑制する。
【解決手段】CaO/SiOが1.5以上2.5以下であるとともにフッ素を含有する、転炉を使用したプロセスで発生したスラグを、出滓温度から500℃まで3℃/min以下の冷却速度で冷却することで、このスラグ中のフッ素含有鉱物相を、水和反応性の大きい(2CaO・SiO・CaF相、(3CaO・SiO・CaF相、3CaO・SiO―CaF相はなく、水和反応性の小さい3CaO・2SiO・CaF相および2CaO・SiO―CaF相とする。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグ中の酸化カルシウムおよび水酸化カルシウムを均一に炭酸化カルシウムに変化させることのできる炭酸化処理方法を提供する。また、この方法を実施するための装置を提供する。
【解決手段】二酸化炭素含有気体をマイクロバブルとして分散させた処理用水を用いて鉄鋼スラグ粉末の流動層を形成させることによって鉄鋼スラグ中の酸化カルシウムおよび/または水酸化カルシウムを炭酸カルシウムに変化させる。 (もっと読む)


【課題】遊離CaOや遊離MgOを含む製鋼スラグを、調整が難しい処理工程を用いずに、簡便に安定化処理し、環境に及ぼす影響が極めて小さい路盤材を提供する。
【解決手段】製鋼スラグを骨材として製造した水和固化体の破砕粒からなり、接触した水のpHが9.0以下となるpH特性を備えることを特徴とする環境保全路盤材。 (もっと読む)


【課題】従来、路盤材としての利用が十分ではなかった粉状の製鋼スラグを用いて、安定した強度や品質の鉄鋼スラグ路盤材を提供すること。
【解決手段】鉄鋼スラグを含む混練物を平地に敷き均し、転圧した後、転圧された混練物に、該混練物を所定の大きさのブロックに分割するための切欠きを打ち込み、そのまま養生し、養生後の混練物の固化体を、前記切欠によりに個々のブロックに分割した後、このブロックを破砕し、破砕物を用途に応じて分級して鉄鋼スラグ路盤材とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグからのリン回収において、鉱酸及び中和剤の使用量を減らすことを目的とする。
【解決手段】本発明の製鋼スラグからのリン回収方法は、製鋼スラグを、二酸化炭素を溶解させた水で洗浄し、製鋼スラグ中のカルシウムを除去する洗浄工程と、洗浄工程後の製鋼スラグから鉱酸を用いてリンを抽出する酸抽出工程と、酸抽出工程で得られた酸抽出液を中和してリン酸塩を回収する回収工程とを有する。洗浄工程後の洗浄水(炭酸水素カルシウムを含有する水溶液)を用いて、酸抽出工程の酸抽出液を中和することも可能である。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグ全般について広く適用することが可能であり、低コストでアルカリ溶出を低下させることのできる鉄鋼スラグを用いた土木建築用資材の製造方法を提供すること。また、溶出するアルカリがpH12未満を満足する鉄鋼スラグを用いた土木建築用資材の製造方法を提供すること。
【解決手段】鉄鋼スラグの塩基度を測定し、塩基度に応じて鉄鋼スラグの粒度を調整することを特徴とする鉄鋼スラグを用いた土木建築用資材の製造方法を用いる。鉄鋼スラグの粒度の指標であるFM値を塩基度の1.36倍超えとすることで、鉄鋼スラグからのアルカリ溶出をpH12未満とすること、鉄鋼スラグ製造時の冷却速度を制御することで、粒度を調整することが好ましい。 (もっと読む)


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