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国際特許分類[C07C13/263]の内容

国際特許分類[C07C13/263]に分類される特許

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【課題】CVD化合物に対する要求特性を好バランスで具備し、蒸気圧が高く、低温での成膜が可能であり、更に、立体構造への成膜も可能な有機白金化合物を提供する。
【解決手段】化学蒸着法により白金薄膜又は白金化合物薄膜を製造するための有機白金化合物において、次式で示される、2価の白金にシクロオクタジエン及びアルキルアニオンが配位した有機白金化合物である。ここで、RとRとが、プロピルとメチル、プロピルとエチル、又はエチルとメチルの組合せのいずれかのものが特に好ましい。


(R、Rはアルキル基であり、RとRとは相違する。また、R、Rの炭素数は合計で3〜5である。) (もっと読む)


【課題】トリフルオロホスフィン−ルテニウム化合物を低温及び低圧の条件で合成する方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表わされる化合物およびトリフルオロホスフィンを反応させて、または、下記一般式(1)で表わされる化合物、トリフルオロホスフィン、および水素もしくはハロゲンを反応させて、下記一般式(2)で表わされる化合物を得る工程を含む、ルテニウム化合物の製造方法。
RuL (1)
Ru(PF(L(L (2)
(上記一般式(1)、(2)中、L、Lは、少なくとも二つの二重結合を有する炭素数4〜10の不飽和炭化水素化合物であり、Lは、水素原子またはハロゲン原子である。lは1〜5の整数であり、mは0〜4の整数であり、nは0〜2の整数である。ただし、l+m+2n=5または6である。) (もっと読む)


本発明は、(アレーン)(ジエン)Ru(0)型のルテニウム(0)−オレフィン錯体を調製するためのプロセスに関し、このプロセスは、式Ru(+II)(X)(Y)のルテニウム出発化合物(ここでX=アニオン性基、Y=非荷電の2電子ドナー配位子、p=1または2、q=1から6の整数)と、シクロヘキサジエン誘導体またはシクロヘキサジエン誘導体を含むジエン混合物とを、塩基の存在下で反応させることによって行なわれる。このプロセスにおいて、(アレーン)(ジエン)Ru(0)錯体中に結合されるアレーンは、このシクロヘキサジエン誘導体から酸化によって形成される。好適なルテニウム(II)出発化合物は、たとえばRuCl(アセトニトリル)、RuCl(ピリジン)またはRuCl(DMSO)などである。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、2価のニッケル化合物から調製される環状非共役ジエン−ニッケル化合物を簡単に精製する方法を提供することである。
【解決手段】 安価な原料である2価のニッケル化合物と環状非共役ジエンとトリアルキルアルミニウムを脂肪族系化合物中で反応させて、固液分離により簡単に精製させて環状非共役ジエン−ニッケル化合物を得る。このものは、各種反応、例えばオレフィンの重合、特にオレフィンの水系重合の前駆体として使用しても、高活性を発現できる。 (もっと読む)


発明は、多孔質不均一系触媒に関する。ポリ不飽和化合物の各不飽和結合の比較的高い水素化選択性で触媒作用を及ぼす触媒を生成するために、触媒の内面がイオン液体で被覆されること、が提案されている。 (もっと読む)


【課題】有機溶媒に溶解した有機金属錯体を容易に且つ高い回収率で回収する有機金属錯体の抽出方法及び、有機金属錯体を再度合成する有機金属錯体の合成方法を提供する。
【解決手段】下記液(a)を、塩基の存在下、液(b)と接触させて液(a)中の有機金属錯体を、該金属を含む化合物として液(b)に抽出する。
液(a):有機溶剤に可溶な有機金属錯体と、水性溶媒又は水溶性溶媒と分液する有機溶剤とを含む液
液(b):水性溶媒又は水溶性溶媒
さらに、上記抽出方法により抽出された金属を含む化合物に、酸を反応させることにより有機金属錯体を製造する。 (もっと読む)


【課題】穏和な条件下でアルカンの脱水素反応を効率的に進行させる方法を提供する。
【解決手段】触媒の存在下、アルカン(飽和炭化水素)を脱水素反応させてアルケン(不飽和炭化水素)を製造する方法であって、前記触媒は、周期表の第8−10族に属する遷移金属元素を含む有機金属化合物触媒であり、前記脱水素反応をアミン化合物の存在下に二酸化炭素雰囲気下で行う。好ましい反応例として、0.2〜30MPaの範囲の圧力の二酸化炭素雰囲気下、遷移金属錯体触媒とアミン化合物の存在下にアルカンの脱水素反応を40〜250℃の範囲でおこなう。副生する水素ガスは二酸化炭素と反応しギ酸誘導体へと誘導されるため、一旦生成したアルケンと水素ガスの反応でもとのアルカンに戻る反応が抑制され、その結果所望のアルケンの収量が向上する。 (もっと読む)


オレフィンメタセシスおよび原子またはグループ移動反応のような数多くの有機合成反応において有用な改良された触媒を、多座配位性シッフ塩基配位子と、1つ以上の他の配位子とを含む多配位金属錯体と酸とを、酸が少なくとも部分的に金属錯体の金属と多座配位性シッフ塩基配位子との間の結合を、任意でシッフ塩基配位子の中間体プロトン化を経て、開裂するような条件下で接触させることによって生成する。 (もっと読む)


一般式[Rh(ジエン)(HO)]Xのジエン−ビス−アコ−ロジウム(I)錯体であって、式中、ジエンは環状ジエンであり、Xは配位していないアニオンである。本発明の目的は、ジエン−ビス−アコ−ロジウム(I)錯体を調製するための新規のプロセスによって達成され、このプロセスは、ロジウム(I)−オレフィン化合物を、水性溶媒混合物中の銀塩と反応させる工程を包含し、この銀塩が、反応混合物に固体として添加されずに、溶液中で調製され、この形状で添加されることを特徴とする。 (もっと読む)


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