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国際特許分類[C07C29/149]の内容

国際特許分類[C07C29/149]に分類される特許

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【課題】リグノセルロースを湿式酸化法によってまたは微生物を用いて有機酸に転換し、この有機酸をエステル化し、次いでこのエステルを水素化分解することでアルコール類を製造することを特徴とするアルコール類の製造方法の提供。
【解決手段】リグノセルロースを加圧熱水処理する前に過酢酸等の有機酸で脱リグニン処理し、リグニンを重縮合させず低分子化した状態で回収し、高分子ポリマー原料等として用いて高付加価値化を図る。これにより、リグニン由来の分解物が後の微生物による酢酸発酵を阻害する場合、その阻害因子を事前に取り除くことができる。 (もっと読む)


【課題】比較的温和な条件下、合成の容易な触媒を用い、エステル又はラクトンからアルコール類を高収率かつ高触媒効率で製造する方法を提供する。
【解決手段】ルテニウム(Ru)化合物、モノスホスフィン及びアミン類からなる触媒を用いてエステル又はラクトンを水素還元する。前記反応は、塩基又は還元剤の存在下で行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 良好な反応性により、優れた高分子材料を与えるための原料化合物として、脂環基を有する多価アルコールを提供すること。
【解決手段】 式[1]で表される新規な多価アルコールとする。また、本発明の多価アルコールを原料として、多価アリルエーテルや多価グリシジルエーテルなどの誘導品原材料を得ることもできる。
【化1】
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【課題】
本発明は各種工業用基材の原料、医薬品として有用なトランス−1,2−シクロヘキサンジメタノールを、高収率、かつ工業的に有利に製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
トランス体含有量が80%以上の1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルエステルを、触媒存在下で、高圧水素を用いた水素化反応を行うことにより、効率よく水素化反応が進行し、トランス−1,2−シクロヘキサンジメタノールを高選択率で得ることができる。 (もっと読む)


【課題】カルボン酸混合物からヘキサンジオール−1,6を製造する方法を提供する。
【解決手段】a)水性ジカルボン酸混合物中に含有されるカルボン酸を低分子アルコールで相応するカルボン酸エステルに変換し、
b)得られたエステル化混合物を、第一の蒸留工程で過剰のアルコール及び低沸点成分から分離し、
c)第二の蒸留工程において、塔底部生成物から1,4−シクロヘキサンジオールをほぼ不含のエステルフラクションと少なくとも1,4−シクロヘキサンジオールの大部分を含有するフラクションとに分離し、
d)1,4−シクロヘキサンジオールをほぼ不含のエステルフラクションを接触水素化し、かつ
e)水素化搬出物から精製蒸留工程において公知法でヘキサンジオール−1,6を獲得する。
【効果】廃棄用生成物から高純度の1,6−ヘキサンジオールを高い収率で獲得することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】比較的温和な条件下、合成の容易な触媒を用い、エステル又はラクトンからアルコール類を高収率かつ高触媒効率で製造する方法を提供する。
【解決手段】ルテニウム(Ru)化合物及びビスホスフィン、ジアミンからなる下記一般式(1)(式中、X1及びX2は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、ヒドロキシ基、又はアシルオキシ基を示し、P⌒Pはビスホスフィン配位子を表し、N⌒Nはジアミン配位子を表す。)で表されるルテニウム錯体を触媒としてエステル又はラクトンを水素還元する。
一般式(1):
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【課題】木材ピッチなど発酵しにくい原料や、石炭、天然ガス、石油残渣、重質油、バイオマス等を原料としてエタノールを合成することができ、これによりエタノール製造の原料範囲を拡大できるエタノール合成方法及び装置を提供する。
【解決手段】ジメチルエーテル(CHOCH)のカルボニル化反応により酢酸メチル(CHCOOCH)を含有する酢酸メチル含有ガスを合成する酢酸メチル合成ステップと、酢酸メチルの水素化反応によりエタノール(COH)を含有するエタノール含有ガスを合成するエタノール含有ガス合成ステップと、前記エタノール含有ガスからエタノールを分離するエタノール分離ステップとを有する。 (もっと読む)


一実施形態において、本開示は、カルボン酸又はカルボン酸塩、及び、水素ガスを生成するためにバイオマスを発酵するステップ、前記水素ガスを回収するステップ、並びに、前記水素ガスを使用して前記カルボン酸又はカルボン酸塩をアルコールに変換するステップを含むバイオマス変換の方法を含む。一実施形態において、バイオマス変換により生成された前記水素は、酢酸に変換させることができる。別の実施形態は、バイオマス変換システムに関する。当該システムは:発酵ブロス内でカルボン酸又はカルボン酸塩へバイオマスを発酵させるため、並びに、二酸化炭素及び水素ガスの流れを生成するための発酵装置、前記発酵ブロスから前記カルボン酸又はカルボン酸塩を抽出するための抽出装置、前記水素ガスと前記二酸化炭素を分離するためのガス抽出装置、並びに、前記水素ガスを使用して前記カルボン酸又はカルボン酸塩からアルコールを生成するための生成装置を含むことができる。
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【課題】1,2−ジオールをカルボニル化合物から製造する方法であって、上述の従来技術の欠点を有さず、1,2−ジオールの製造を良好な収率で可能とし、かつ同時に実施及び後処理に関して、技術的に容易に実施できる方法を開発する。
【解決手段】まず一般式(I)で示されるカルボニル化合物と青酸とを反応させて、相応のシアンヒドリンを得て、次いで得られたシアンヒドリンを酸加水分解に供し、そして引き続き得られた2−ヒドロキシカルボン酸を、ルテニウムとレニウムとを基礎とする貴金属触媒を用いて接触水素化させる。 (もっと読む)


【課題】 非クロム系、非カドミウム系触媒を使用しラノリンを水素化し、高品質な還元ラノリンを容易に工業的に製造する。
【解決手段】 炭化水素系溶媒の存在下、銅−亜鉛系触媒、又は銅−カルシウム系触媒を使用し、ラノリンを水素化する。 (もっと読む)


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