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国際特許分類[C08G63/82]の内容

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【目的】タイヤコード、ベルト、ホースなどのゴム補強用繊維を製造するのに好適に活用できる、高重合度の、熱安定性良好な繊維用のポリエステル樹脂を提供する。
【構成】芳香族ジカルボン酸及び/又はそのエステル形成性誘導体を主成分とするジカルボン酸成分とエチレングリコールを主成分とするジオール成分とから、チタン化合物、アルカリ土類化合物、及びリン化合物からなる触媒を用いて得られるポリエステル樹脂であって、該ポリエステル樹脂中のチタン化合物に由来するチタン金属原子としての含有量をT(モル/樹脂トン)、アルカリ土類金属化合物に由来するアルカリ土類金属原子としての含有量をM(モル/樹脂トン)、及びリン化合物に由来するリン原子としての含有量をP(モル/樹脂トン)としたとき、T、M、及びPが下記式(1)〜(5)を満足し、固有粘度0.90dL/g以上1.50dL/g以下、末端カルボキシル基量が30当量/樹脂トン以下、かつ290℃での加熱溶融後の固有粘度保持率が92%以上であることを特徴とするゴム補強繊維用ポリエステル樹脂。
0.020≦T≦0.400 ・・・・ (1)
0.040≦M≦0.850 ・・・・ (2)
0.030≦P≦0.800 ・・・・ (3)
0.10≦M/P≦3.00 ・・・・ (4)
0.20≦M/T≦4.00 ・・・・ (5) (もっと読む)


本発明は、高結晶化度と高分子量の乳酸ポリマーを調製する方法であって、活性な末端基を有するプレポリマーを形成するためにラクチドを溶融重合するステップ、続いて固相重合するステップを含む方法に関する。前記重合は、ラクチド、有機金属オキソ化合物及び乳酸オリゴマーを含む触媒錯体の存在下で実行される。前記溶融重合後のラクチド残渣は、98℃からプレポリマーの融点より低い温度までの温度範囲において反応混合物を加熱することにより除去される。前記触媒錯体中のオリゴマーに対する金属の比は、0.1〜10の範囲、好ましくは0.5〜5の範囲、より好ましくは0.8〜1.5の範囲である。 (もっと読む)


【課題】固相重合時に環状三量体を速やかに低減することができ、加熱時の環状三量体の増加が少ないため金型汚れを発生させにくく飲料充填容器用途に適したポリエステル樹脂が得られるポリエステル樹脂の製造方法を提供すること。
【解決手段】芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオールとの低次縮合物を液相重縮合し、次いで固相重縮合させてポリエステル樹脂を製造する方法において、下記(a)(b)(c)を満足するように液相重縮合を行い、かつ(f)を満足するように固相重縮合を行うことを特徴とするポリエステル樹脂の製造方法。
(a)0.1≦M1≦1.0
(b)0.01≦M2≦10
(c)0.1≦M2/M1
(f)IV≧0.70
(M1は生成ポリエステル樹脂1トンあたりのGe原子のモル量、M2は生成ポリエステル樹脂1トンあたりのアルカリ金属原子のモル量、IVは生成ポリエステル樹脂の固有粘度(dl/g)) (もっと読む)


優れた透明性と耐熱性を有することから、透明製品用ポリエステルの製造に用いて好適なポリエステル/ポリカーボネートブレンドが開示される。前記ポリエステル/ポリカーボネートブレンドは、(a)テレフタル酸成分とエチレングリコール成分からなるポリエチレンテレフタレート(PET)、または、テレフタル酸成分とエチレングリコール成分からなり、酸またはジオール成分に対して1〜10mol%のイソフタル酸、シクロヘキサンジメタノール(CHDM)、ジエチレングリコール及び/または炭素数3〜6のアルキレングリコール成分によりさらに共重合された共重合ポリエチレンテレフタレート(PET)と、(b)ポリカーボネート(PC)と、(c)ジオール成分に対して20〜80mol%のCHDMから製造されたCHDM変性PETと、を含み、前記PCの含量は(a)PETと(b)PCの混合物に対して10〜60wt%であり、前記(c)CHDM変性PETの含量は(b)PCの含量に対して重量比にて0.2〜2.5倍である。 (もっと読む)


【課題】 低屈折率、熱安定性に優れたポリエステルを効率よくポリエステルを製造する方法であって、それを多層積層フィルムとした際に、光弾性係数が小さく、光反射性に優れたフィルムを提供する。
【解決手段】 脂環族ジカルボン酸アルキルエステルと脂環族ジオール単位を有するポリエステルを製造するに際して、ポリエステルに対してアルカリ土類金属、Zn、CoまたはMnを金属元素として30〜200ppm添加してエステル交換反応をせしめ、次いで重縮合反応前に触媒としてTi、SbおよびGe元素の少なくとも1種の金属化合物を各元素の合計が5〜500ppm、さらにリン化合物をリン元素として50〜500ppm、アルカリ金属化合物をアルカリ金属元素として2〜1000ppm添加してポリエステルを製造する方法。 (もっと読む)


【課題】PVCフィルムと同じかより低い開始温度を有し、好ましくない曇り度を生じない熱収縮性コポリマーフィルムを提供する。
【解決手段】(a)約1〜約98.5重量%のPETGコポリエステル;
(b)ペレット形状で15未満、好ましくは10未満のb* カラー値を有する約1〜約98.5重量%のDEG改質されたPETコポリエステル;
(c)約0.5〜約3重量%の粘着防止剤、並びに必要に応じて
(d)約5〜約15重量%の結晶性ポリエステル
を含むコポリエステル配合物を含んでなる熱収縮性フィルム。 (もっと読む)


【課題】 異物生成が少なく靭性の優れたポリブチレンテレフタレートを連続直接エステル化による方法で製造する。
【解決手段】 テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸と1,4−ブタンジオールを主成分とするジオールとを連続的にエステル化反応し、次いで重縮合反応することによりポリブチレンテレフタレートを製造するに際し、エステル化反応を、ジカルボン酸に対するジオールのモル比(P)を1.1〜1.6で、有機チタン化合物の存在下又は有機チタン化合物と有機スズ化合物との存在下で、かつ、ジカルボン酸成分に対する有機チタン化合物の量を、下記式
有機チタン化合物量(モル%)≦0.08×P−0.07
(P=ジカルボン酸成分に対するジオール成分のモル比)
を満たす量として行ない、次いで重縮合反応を行なう。 (もっと読む)


【課題】透明性が高く、かつ十分な着色度を有するトナー用縮重合系樹脂、その製造方法、及び該縮重合系樹脂を含有した電子写真用トナーを提供すること。
【解決手段】金属化合物及び第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコール(アルコールA)の存在下、アルコールA以外のアルコールBからなるアルコール成分とカルボン酸成分を縮重合させて得られるトナー用縮重合系樹脂であって、前記金属化合物の存在量が前記のアルコールA、アルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.01〜2.5重量部であり、前記アルコールAの存在量が前記のアルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.005〜5重量部である、トナー用縮重合系樹脂、その製造方法、及び該縮重合系樹脂を含有した電子写真用トナー。 (もっと読む)


【課題】触媒に起因した異物の発生や成形時における金型汚れが低減し、従来品に比べてポリマーの熱安定性、色調が飛躍的に優れたポリエステルの製造方法を提供する。
【解決手段】ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体と、ジオールまたはそのエステル形成性誘導体とをエステル化またはエステル交換反応させた後、チタン系重縮合触媒の存在下で重縮合反応して得られるポリエステルを製造する方法において、ビフェニル基含有の特定のリン化合物を添加することを特徴とするポリエステルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】重合時に使用した触媒に起因する熱分解反応を抑制し、従来品に比べてポリマーの色調が良好で、かつ高温溶融時におけるポリエステルのカルボキシル末端基量の増加量および固有粘度の減少量が飛躍的に小さいポリエステルの製造方法を提供すること。
【解決手段】ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体と、ジオールまたはそのエステル形成性誘導体を重縮合触媒の存在下で重縮合反応して得られるポリエステルを製造する方法において、重縮合触媒添加後に減圧を開始してからポリエステルが目標とする重合度の到達までの間に5価のリン化合物を添加することを特徴とするポリエステルの製造方法。 (もっと読む)


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