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国際特許分類[C08J5/16]の内容

国際特許分類[C08J5/16]に分類される特許

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【課題】樹脂被覆層を設けたものにおいて、異物埋収性の向上を図ることができ、ひいては非焼付性の向上を図る。
【解決手段】基材を構成する軸受合金2の表面に設けられる樹脂被覆層3は、バインダーとなるベース樹脂4と、ベース樹脂4より軟らかい軟質高分子物質であってエラストマー及び/又はゴムからなり、平均粒径が10μm以上の塊状をなす塊状軟質物6と、ベース樹脂4に設けられた固体潤滑剤とを備える構成とする。塊状軟質物6は、すべり面となる樹脂被覆層3と相手材との間に入った異物を埋収する作用を発揮する。よって、異物埋収性を向上でき、ひいては非焼付性の向上を図ることができる。樹脂被覆層3には、さらに軟質金属5を添加すると良い。 (もっと読む)


【課題】 摺動部材として用いた場合、摺動性が良好であるのみならず、摺動部材の作動時に発生する摺動音の低減が可能であり、さらには各種樹脂部材としても接触音や衝突音などの低減が可能な熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 (a)熱可塑性ポリエステルエラストマー100質量部に対して、(b)チタン酸カリウムウィスカーを1〜30質量部及び(c)R1−CONH−R2なる構造をもつ置換アマイド類を0.01〜20質量部含有し、230℃でのメルトフローレートが1〜10g/10分、該樹脂組成物成形品の曲げ弾性率が500〜1500MPaで、かつ滑り摩耗試験による摩耗量が10mg以下で、かつ動摩擦係数が0.1未満であることを特徴とする熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】軸荷重による凹みを防止し、耐摩耗性が著しく改善され長寿命化を達成したモータ用軸受け部材であり、回転数が8000rpm以上の小型高速モータにおいて好適に用いられるモータ用軸受け部材を提供する。
【解決手段】ポリエーテルエーテルケトン樹脂を主成分とする部材であって、その部材が1.2〜4.0倍圧延された平均厚み50μm〜1000μmのシート状物であることを特徴とするモータ用軸受け部材1であり、ポリエーテルエーテルケトン樹脂には、グラファイトや二硫化モリブデン等の充填剤を添加することができる。 (もっと読む)


【課題】 低摩擦係数を長期に渡り維持し、スティックスリップやミスアライメントによる発音を軽減し、かつ耐磨耗性に優れた摩擦伝動ベルト、および摩擦伝動ベルトの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ベルト長手方向に沿って心線2を埋設したゴム層を含む弾性体層からなるVリブドベルト1において、摩擦伝動面となるリブ部6が、エチレン・α−オレフィンエラストマー100重量部に対して、繊維長0.2〜8.0mmのポリオレフィン短繊維を5〜50重量部含有するゴム組成物で構成される (もっと読む)


【課題】耐圧縮変形性の優れた軸受用樹脂材料、耐荷重性に優れる転がり軸受を提供する。
【解決手段】樹脂にフラーレン類を配合してなる軸受用樹脂材料であって、式(1)により表わされる樹脂中のフラーレン類の平均分子間距離Lが、3 nm〜12 nm。


nはフラーレンの配合モル濃度[mol/L]、Nはアボガドロ数、Rはフラーレン分子の直径[nm]。 (もっと読む)


【課題】 単に良好な分散性や成形性だけでなく、得られる成形物に優れた摺動特性、耐衝撃性などの機械的特性を付与することができる溶融成形可能な摺動部材用熱可塑性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 ポリアミド樹脂と数平均分子量1000万〜2000万で平均粒径50〜200μmのポリテトラフルオロエチレン粉末とからなり、ポリアミド樹脂がマトリックスを形成し、かつポリテトラフルオロエチレン粉末が5〜40質量%を占める溶融成形可能な摺動部材用熱可塑性樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】機械的強度が高く、グリースの有無に関わらず耐摩耗性に優れ、鉄系の非軟質材はもとより軟質材に対しても攻撃性が低く、成形が容易な樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ポリアリーレンスルフィド系樹脂、ポリエーテルケトン系樹脂および熱可塑性ポリイミド系樹脂の中から選ばれた少なくとも一つの樹脂に少なくとも固体潤滑剤およびウィスカ材とを配合してなる摺動材用樹脂組成物であって、該ウィスカ材は、モース硬度 5未満のウィスカ配合量がモース硬度 5以上のウィスカより配合量が多いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 簡単に低コストで製造でき、かつ、摺動振動に基づく鳴きを抑制し、残留トナーが少ない領域でのエッジ部の反転現象の発生を防止し、かつ、高画質化のために球状微細トナーが用いられた場合も感光体表面に残留するトナーを確実に除去できるクリーニングブレードを提供することを課題としている。
【解決手段】 熱硬化性エラストマー組成物からなり、動摩擦係数μが0.3〜1.4である。また、硬度がJIS−A 55〜85、引張強度が6.0MPa以上、反発弾性力が20〜60%としている。この熱硬化性エラストマー組成物が、少なくともゴム成分(A)と充填剤(B)と架橋剤(C)とからなり、ゴム成分(A)100質量部に対し充填剤(B)を0.1〜80質量部、架橋剤(C)を0.1〜30質量部含んでいる。
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【課題】 優れた耐摩擦・摩耗性を有し、且つ薄肉部の成形加工性に優れたポリカーボネート樹脂及びポリフェニレン樹脂の樹脂組成物からなる摺動性部品を提供する。
【解決手段】 構成単位として下記一般式[1]で表される繰り返し単位を有するポリカーボネート樹脂(a成分)、及び下記一般式[3]で表される繰返し単位(A)と下記一般式[4]で表される繰返し単位(B)よりなり、全結合繰返し単位における単位(A)と単位(B)との割合がモル比で(A):(B)=1:99〜99:1の範囲にあるポリフェニレン樹脂(b成分)からなり、a成分とb成分との割合がそれらの合計を100重量%とした場合、a成分が1〜99重量%部、b成分が99〜1重量%の樹脂組成物からなる摺動性部品。




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【課題】 熱硬化性樹脂を含む摩擦材において、熱硬化性樹脂が完全に硬化するための熱処理時間を短縮できる摩擦材の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱硬化性樹脂を含む摩擦材とバックプレートとを重ね、加圧・加熱して摩擦材をバックプレートに貼り付ける成形工程と、その後加熱下で摩擦材を硬化させる熱処理工程とを含む摩擦材の製造方法において、前記熱処理工程が、前記バックプレート1と該バックプレート1に貼り付けた摩擦材13との両面から熱板21a,21bを圧接する工程であって、摩擦材側の熱板21aの温度が300〜650℃で、バックプレート側の熱板21bの温度が180〜350℃とした。従来数時間要した熱処理時間を、2〜70分に短縮することができる。 (もっと読む)


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