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国際特許分類[C08L23/10]の内容

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【課題】簡便な方法で高い溶融張力を有するポリプロピレン系改質樹脂を得る方法を提供し、ひいては、高い溶融張力を有しながらも簡便に製造することが可能なポリプロピレン系改質樹脂の提供を図ること。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂、アクリル系多官能モノマー、有機過酸化物、及び、チウラムスルフィド系化合物を含む混和物を溶融混練してポリプロピレン系改質樹脂を製造するポリプロピレン系改質樹脂の製造方法であって、前記ポリプロピレン系樹脂100質量部に対して前記アクリル系多官能モノマーが0.5質量部以上10質量部以下の割合で含有され、前記チウラムスルフィド系化合物が0.05質量部以上0.5質量部以下の割合で含有されており、前記有機過酸化物がパーオキシエステル系有機過酸化物であり、該パーオキシエステル系有機過酸化物が0.03質量部以上1.0質量部以下の割合で含有されている前記混和物を用いて230℃における溶融張力が2cN以上のポリプロピレン系改質樹脂を製造することを特徴とするポリプロピレン系改質樹脂の製造方法を提供する。 (もっと読む)


1400μm以下の粒径を有するペレットおよび/または粉末の形態の熱溶融性組成物であって、約40〜約70重量%の選択的に水素化されたスチレン系ブロック共重合体(HSBC)と、約1〜約30重量%のブチレン単独重合体、ブチレン共重合体、またはブチレン単独重合体およびブチレン共重合体の組み合わせとを含み、HSBC(i)は、一般構成A−B−A、(A−B)、(A−B−A)、(A−B−A)X、(A−B)Xもしくはこれらの混合物を有する直鎖状または分枝状の水素化されたブロック共重合体であって、式中、nは2〜約30の整数であり、Xはカップリング剤残基であり、かつ:a)水素化の前には、各Aブロックはモノアルケニルアレーンポリマーブロックであり、各Bブロックは、少なくとも1つの共役ジエンおよび少なくとも1つのモノアルケニルアレーンの分布が制御された共重合体ブロックであり;b)水素化の後は、約0〜10%のアレーン二重結合が還元されており、かつ少なくとも約90%の共役ジエン二重結合が還元されており;c)各Aブロックは約5.0〜約7.5kg/molの数平均分子量を有し、直鎖状HSBCは約70〜約150kg/molの全見かけ数平均分子量を有し、分枝状HSBCは、アーム1本あたり約35〜約75kg/molの全見かけ数平均分子量を有し、d)各Bブロックは、共役ジエン単位に富むAブロックに隣接した末端領域、およびモノアルケニルアレーン単位に富むAブロックに隣接していない1以上の領域を含み;e)水素化されたブロック共重合体中のモノアルケニルアレーンの全量は約20〜約45重量%であり;f)各Bブロック中のモノアルケニルアレーンの重量%は約10〜約40重量%であり;g)各Bブロックは、10%未満のスチレンブロック性指数を有し;かつh)各Bブロック中のビニルの重量%は少なくとも約40重量%である、熱溶融性組成物。 (もっと読む)


【課題】 難燃性、成形加工性、機械特性、耐熱性、耐寒性に優れ、かつ、埋め立て、焼却などの廃棄時において、重金属化合物の溶出や、多量の煙、腐食性のガスの発生がない樹脂組成物及びその樹脂組成物で被覆した絶縁電線を提供する。
【解決手段】 (a)第1段階のプロピレンの単独重合またはプロピレンとエチレンとのランダム共重合段階と、次のエチレンと1種類以上の炭素数3以上のα−オレフィンとの共重合段階を含む重合工程からなる多段重合法によって得られた軟質ポリプロピレン及び/または(b)酢酸ビニル含有量が30質量%以上のエチレン・酢酸ビニル共重合体20〜60質量%、(c)変性ポリエチレン0〜20質量%、(d)変性ポリプロピレン40〜80質量%を含む樹脂混合物100質量部に対して、(e)無機水和物60〜180質量部配合した樹脂組成物。 (もっと読む)


フレキシブルチューブ材料が、スチレン系熱可塑性エラストマー、エチレン酢酸ビニルエラストマー、ポリオレフィンエラストマーを含む第一のエラストマー性ポリマーと、ポリオレフィンエラストマー、ジエンエラストマー、またはそれらの組合せを含む第二のエラストマー性ポリマーとの放射線架橋されたブレンド物を含むが、ただし、その第一のエラストマー性ポリマーと第二のエラストマー性ポリマーとは異なっている。実施態様においては、材料を作成する方法には、第一のエラストマー性ポリマーを備える工程、第二のエラストマー性ポリマーを備える工程、第一のエラストマー性ポリマーと第二のエラストマー性ポリマーとをブレンドする工程、そのブレンド物を押出成形または射出成形する工程、および照射によってそのブレンド物を架橋させる工程、が含まれる。
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【課題】耐衝撃性および発色性が共に優れた成形体を得ることができ、かつ、射出成形適正を有する着色樹脂組成物を提供する。
【解決手段】本発明の着色樹脂組成物は、下記(a)〜(d)の条件を満たすポリプロピレン系樹脂90〜99.9質量%と、着色剤0.1〜10質量%とを含有し(ただし、ポリプロピレン系樹脂と着色剤との合計を100質量%とする。)、前記ポリプロピレン系樹脂は、反応器内でホモポリプロピレン又はランダムポリプロピレンの存在下、エチレンと炭素数3〜10のα−オレフィンとの共重合体ゴムを重合して得た反応型ポリプロピレンである。(a)メルトフローレート(温度230℃、荷重21.6N)が4g/10分以上。(b)低温脆化温度が0℃以下。(c)1mm厚の試験片で測定した全光線透過率が25%以上。(d)融解ピーク温度が140℃以上。 (もっと読む)


【課題】薄肉形状を有するような型内発泡成形体であって、良好な表面性と成形性、寸法性を有するポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】融点温度差が15℃以上30℃以下の2種類のポリプロピレン系樹脂を混合し、メルトインデックスが3g/10min以上20g/10min以下、融点が130℃以上155℃以下であるポリプロピレン系樹脂を基材樹脂とし、発泡倍率が10倍以上50倍以下、示差走査熱量計法による測定において2つの融点を有し、該融点の差が20℃以上であるポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を、3.0kgf/cm2−G以下の加熱蒸気圧にて型内発泡成形する。 (もっと読む)


【課題】破膜温度が高く、且つ、透過性、突刺強度、膜の電気抵抗、熱収縮率のバランスが良好な微多孔性フィルムを提供する。
【解決手段】(a)ポリプロピレン樹脂100質量部に対し、(b)ポリフェニレンエーテル樹脂5〜90質量部を含有する熱可塑性樹脂組成物にて形成され、前記ポリプロピレン樹脂を主成分とする海部と、前記ポリフェニレンエーテル樹脂を主成分とする島部とからなる海島構造を有する微多孔性フィルムであって、前記海部と前記島部との界面、及び、前記海部中、に孔部が形成された微多孔性フィルム。 (もっと読む)


【課題】有機長繊維を添加したプロピレン系樹脂からなり、自動車部品に要求される低温衝撃特性と高温剛性が重視されるインストルメントパネル・コンソールボックス・ピラー・トリム類等に成形された、高外観な軽量自動車内装部品を提供する。
【解決手段】プロピレン系樹脂(A)100重量部に対して、有機長繊維(B)5〜60重量部を含有してなる繊維強化プロピレン系樹脂材料により射出成形された自動車用内装部品であって、繊維強化プロピレン系樹脂材料により形成される平面部の平均面密度(材料密度と部品意匠平面部平均肉厚の積)が2kg/m未満であることを特徴とする軽量自動車内装部品などによって提供。 (もっと読む)


【課題】ポリプロピレン樹脂に固有のすぐれた耐衝撃性および耐熱性を維持しながら、改善された吸音性を有する組成物を提供する。
【解決手段】ポリプロピレン樹脂と、タルクおよび硫酸バリウムの混合物であって、タルクと硫酸バリウムとの混合重量比が1:9〜9:1の範囲である混合物15〜50%と、ナノ・クレーと、必要ならば相溶化性強化剤とよりなる吸音性ポリプロピレン組成物。このポリプロピレン樹脂を用いれば、該組成物が、耐熱性、耐衝撃性、および吸音性を有するため、住宅およびマンションに使用される吸音性の管とすることができる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐傷付き白化性、物性バランスおよび外観を有し、自動車内装部品など工業部品用などに好適なプロピレン系樹脂成形品の提供。
【解決手段】成分(a)プロピレン系樹脂100重量部に対して、成分(b)着色有機繊維を3〜100重量部含有するプロピレン系樹脂組成物を成形してなり、クロスカット試験における明度差(ΔL)が1以下であることを特徴とする、プロピレン系樹脂成形品などにより提供する。この成形品は、優れた耐傷付き白化性、物性バランスおよび外観を有するため、ドアパネル、インストルメントパネル、フェンダー、バックドアなどの自動車内外装部品や家電筐体などの工業部品用などの用途に好適に用いることが出来る。 (もっと読む)


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