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国際特許分類[C10G45/06]の内容

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【課題】コークが付着し、触媒活性の劣化した重質油水素化処理触媒を、触媒性能や摩耗強度の低下などを極力損なうことなく、効果的に触媒活性を向上させる重質油水素化処理触媒の再生方法を提供する。
【解決手段】コークが付着し劣化してなる、周期表5族、6族、9族及び10族に属する金属の中から選ばれる金属成分を含む重質油水素化処理触媒を再生処理する方法であって、(A)前記の劣化触媒を、酸素濃度1容量%以下の低酸素雰囲気下で加熱処理し、吸着した油分を低減させる脱油工程、及び(B)前記脱油工程が施された触媒を、酸素濃度15容量%以上の高酸素雰囲気下で加熱処理し、コークを焼成除去するコーク焼成工程を含み、かつ前記(A)工程の加熱処理温度を、(B)工程の加熱処理温度よりも高くする、重質油水素化処理触媒の再生方法である。 (もっと読む)


【課題】動植物油脂含有炭化水素を原料として製造された環境低負荷型軽油基材を含み、CO排出特性ならびに燃費、酸化安定性に優れ、エンジンオイルの性能低下を抑制しうる優れた軽油組成物を提供する。
【解決手段】動植物油脂を含有する原料油類を、6A族および/または8族金属と酸性質を有する無機酸化物を含む水素化精製触媒と水素加圧下で接触させて得られる、炭素数15〜18の鎖状飽和炭化水素を50質量%以上含有し、脂肪酸アルキルエステル含有量1質量%以下、遊離脂肪酸含有量1質量%以下、Na、K、Ca、Mgの金属分の合計が10質量ppm以下、硫黄含有量3質量ppm以下、酸素含有量1質量%以下、水分が500質量ppm以下である含炭化水素混合留分の環境低負荷型軽油基材を含有してなる、硫黄含有量5質量ppm以下、酸素含有量0.5質量%以下、セタン価55以上、加速酸化試験後の過酸化物価が50質量ppm以下であり、所定の式1および式2を満たす軽油組成物。 (もっと読む)


【課題】動植物油脂含有炭化水素から製造された環境低負荷型軽油基材を含有し、CO排出特性、着火性、高温再始動性に優れた軽油組成物を提供する。
【解決手段】動植物油脂に含硫黄炭化水素化合物をS分が1質量ppm〜2質量%となるように混合した被処理油と、Al、Si、Zr、B、Ti、Mg中の2種以上の元素を含む多孔性無機酸化物に担持された6A族及び8族の金属を含む硫化物触媒とを、水素圧2〜13MPa、水素油比150〜1500NL/L、180〜480℃の条件下で接触し製造された、95%留出温度360℃以下、S分10質量ppm以下、O分1質量%以下の留分を20〜80容量%含有し、S分10質量ppm以下、O分1質量%以下、300℃における流出量が40容量%以上、脂肪酸アルキルエステル3.5質量%以下、酸価0.13mgKOH/g以下、メタノール0.01質量%以下、かつグリセライド0.01質量%以下、パラフィン中の2分岐以上のイソパラフィン比を0.05〜0.25である軽油組成物。 (もっと読む)


【課題】直留軽油の水素化脱硫処理において、煩雑な操作を要せず簡便に水素化処理触媒の活性低下を抑制し得て、触媒寿命を延長させ得る水素化処理方法を提供すること。
【解決手段】常圧蒸留装置から得られる直留軽油を水素化脱硫処理する方法において、窒素分が200質量ppm以下の直留軽油のみを原料とすることを特徴とする水素化処理方法。 (もっと読む)


【課題】燃料組成物自体の臭気を低減することで給油等の取り扱い時の不快感を抑えることが可能な燃焼器具用燃料組成物を提供する。
【解決手段】燃料組成物全量基準で芳香族分が7容量%以下、オレフィン分が1容量%以下、50容量%留出温度が70℃以上125℃以下、90容量%留出温度が100℃以上170℃以下、蒸留終点が120℃以上190℃以下、リード蒸気圧が65kPa以下、および硫黄分含有量が1質量ppm以下であることを特徴とする燃焼器具用燃料組成物。 (もっと読む)


i)アルミナ前駆体を、全乾燥混合物に基づいて20から40重量%の範囲内の量の、0.5から50μmの範囲内の直径および100μm以下の長さを有する可燃性炭素含有繊維と混合する工程;
ii)硝酸および水を加えて、押出し可能な塊を形成する工程;
iii)この混合物を押し出して成形粒子を形成する工程;
iv)成形粒子を乾燥させる工程
v)350から600℃の範囲内の温度で、5容量%以下の酸素を含む雰囲気中で該粒子を加熱する工程;および
vi)次いで、450から600℃の範囲内の温度で、少なくとも12容量%の酸素を含むガス混合物中で該粒子を加熱する工程
を含む触媒の調製方法。前記方法によって得ることができる触媒、および炭化水素留分の前記触媒による脱金属方法。
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【課題】ノルマルパラフィンを含有する液体燃料基材の水素化精製とワックスの水素化分解とを同時に行うに際し、ワックスの水素化分解の目的物である中間留分の収率、並びにノルマルパラフィンのイソパラフィンへの異性化率を高水準に維持することが可能な水素化処理方法を提供すること。
【解決手段】水素化分解部1aが上流側に、水素化精製部1bが下流側に、それぞれ設けられた固定床反応装置において、水素化精製触媒層3の上流端から下流端までの距離dを水素化分解触媒層2の上流端から下流端までの距離dよりも小さくし、ワックスを水素化分解部1aに、ノルマルパラフィンを含有する液体燃料基材を水素化精製部1bに、それぞれ供給し、水素化分解部1aにおいてワックスの水素化分解を、水素化精製部1bにおいて水素化分解部1aからの分解生成物及び液体燃料基材の水素化精製を、それぞれ行う。 (もっと読む)


本発明は、ナフサの水素化脱硫触媒、前記触媒の調製方法、および前記触媒を用いるナフサの水素化脱硫方法に関する。より詳しくは、触媒は、Co/Mo金属水素添加成分を、特定の細孔径分布および少なくとも1種の有機添加剤を有するシリカ担体上に担持して含む。触媒は、FCCナフサを水素化脱硫するのに用いられた場合には、高い水素化脱硫活性および最小のオレフィン飽和を有する。 (もっと読む)


本発明は、金属を含む重質炭化水素原料を水素化処理および/または水素化変換を実施する触媒に関する。該触媒は、主に不規則で非球形でありアルミナベースの塊(塊)の形状(粉砕工程から生ずる特有な形状)をなする担体を含み、およびVIB族(新周期表でVI族と表記)および/またはVIII族(新周期表で8,9,10族と表記)から選ばれる少なくとも一つの触媒金属または触媒金属の化合物を含み、場合によってはリン、ホウ素、ケイ素(または選択された担体に含まれる触媒の一部分を形成しないシリカ)およびハロゲンから構成されるグループから選ばれた少なくとも一つのドーピング元素を含む。該触媒は基本的に複数の針状の小板からそれぞれ作られた複数の近接並置された塊からなり、各塊の小板はお互いに関しておよび塊の中央に関して半径方向に一般的に向けられている。 (もっと読む)


新たな残油完全水素化転化スラリー反応器システムが開発され、触媒、未転化油及び転化油を、連続混合物で、混合物の限定なしで全体の反応器を通して循環させることを可能した。混合物は、転化油だけを除去するために反応器間で部分的に分離され、未転化油及びスラリー触媒は、未転化油の部分が低沸点炭化水素に転化される次の連続した反応器中へ進み、今一度、未転化油、転化油、及びスラリー触媒の混合物を創り出すことを可能とする。更なる水素化処理は、油を完全に転化する更なる反応器で生起してもよい。油は、選択的に、第一反応器へ直接再循環することのできる未転化油中に高度に濃縮された触媒を残して、部分的に転化されてもよい。完全に転化された油は、その後に、硫黄及び窒素等のヘテロ原子のほぼ完全な除去のために水素化仕上げすることができる。
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