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国際特許分類[C10G69/06]の内容

国際特許分類[C10G69/06]に分類される特許

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【課題】スチームクラッカーのデコーキング間隔を短くさせることなく、スチームクラッカーのボトム油であるHAR(Heavy Aromatic Residue)油を処理する方法を提供すること。
【解決手段】HAR油を水素化処理した水素化HAR油の一部または全量をスチームクラッカーの原料油としてリサイクルさせることを特徴とするHAR油の処理方法。 (もっと読む)


【課題】クラッキング帯域と分留帯域とを有し、分留帯域(I)はガソリン・ストリッパーと、脱メタン塔(I)と、脱エタン塔と、脱プロパン塔(I)と、脱ブタン塔(I)とを有し、脱プロパン塔(I)は脱エタン塔(I)の底部生成物を受ける、運転が高クラッキング度から低クラッキング度へ変えられる既存のスチーム・クラッカユニットの脱ボトルネッキング方法。
【解決手段】(a) 選択水素化ユニット(II)と、(b)軽質オレフィンを作る選択触媒のクラッキング反応装置(II)と、(c) 再蒸留塔および脱プロパン塔(II)を加え、(d) ガソリンストリッパー(I) の底部流を選択水素化ユニット(II)へ送り、低分子量のオレフィン含有量が入口より出口でより多く製造されるような条件でクラッキング反応装置(II)へ送り、(e) 脱プロパン塔(I)がオーバーロードにならないように、脱エタン塔(I)の底部流の一部を脱プロパン塔(II)へ送り、(f)脱ブタン塔(I)のオーバーヘッドの粗C4フラクションの一部または全部を選択水素化ユニット(II)に送り、(g) クラッキング反応装置(II)の出口流を再蒸留塔に送ってC6+底部流とC1-C5オーバーヘッドとを作り、オーバーヘッドを脱プロパン塔(II)に送ってC1-C3オーバーヘッドとC4+底部流とを作り、その全部または一部を選択水素化ユニット(II)へ最循環する。
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【課題】
ジオレフィン類を高濃度で含有するC5ラフィネート中のジオレフィン類を除去する方法を提供する。
【解決手段】
エチレンクラッカーより排出される炭素数5の有機化合物を主成分とする留分(C5フラクション)より、少なくともイソプレン、ジシクロペンタジエン、及び1,3−ペンタジエンの3成分を抽出蒸留により分離した後に得られる留分(C5ラフィネート)を、熱分解後、気体状態で水素化することを特徴とする、前記留分(C5ラフィネート)中のジオレフィン類の除去方法。 (もっと読む)


減圧残渣油(VR)、または減圧残渣油(VR)と常圧残渣油(AR)との混合物(VR/AR)からコーカーガスオイル(CGO)を生産し、コーカーガスオイル(CGO)を減圧ガスオイル(VGO)と混合して、水素化処理工程および水素化分解反応工程を行って未転換油(UCO)を得て、得られた未転換油をリサイクルすることにより、高級潤滑基油の供給原料を製造する方法が開示される。本発明の高級潤滑基油供給原料の製造方法は、処理し難い安価なコーカーガスオイル(CGO)を用いてより経済的で効率的な高級潤滑基油の供給原料を製造することができるという利点がある。
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【課題】自動車の運転性能(加速応答性)を高めることができるガソリン基材、及びそのようなガソリン基材を含有し運転性能が良好であり、安定性に優れるガソリン組成物を提供すること。
【解決手段】炭化水素油の接触分解又はナフサの熱分解によって得られる炭素数4の炭化水素留分を原料として用い、この原料についてジオレフィン類を除去する処理を行い、かつ該炭素数4の炭化水素留分中のイソブテンに重合反応を施し、該重合反応生成物を分留して得られる炭素数8のオレフィン留分をさらに水素化し、該オレフィンの少なくとも一部をイソパラフィンに変換した留分からなるガソリン基材、及び該基材を含有するガソリン組成物である。 (もっと読む)


【課題】分解ケロシンを水素化反応により熱分解収率の高い分解原料へと変換できる水素化方法を提供する。
【解決手段】少なくともナフサを主原料として熱分解反応を行い、少なくともエチレン、プロピレン、ブテン、ベンゼン、トルエンの何れかを製造する石油化学プロセスにおいて、熱分解炉から生産される分解ケロシンを、Pd、Pt触媒を用い、下記(I),(II)の2段階の方法で水素化処理し、これら水素化処理された炭化水素の一部又は全てを熱分解炉へ再供給する。
(I) 50〜180℃の範囲で水素化反応を行う。
(II) 230〜350℃の範囲で水素化反応を行う。 (もっと読む)


【課題】スチームクラッキングプラントからの、低硫黄含有量を有するガソリンベースとして直接的に用いられ得るC7+またはC8+またはC9+フラクションを生じさせる。
【解決手段】a)仕込原料選択的水素化の段階と、b)段階a)からの流出物を精留して、軽質C5留分、中間のC6またはC6−C7またはC6−C8留分、および重質のC7+またはC8+またはC9+留分を生じさせる段階と、c)中間留分の水素化脱硫および深度水素化の段階と、d)硫黄化合物の増量化を可能にする酸触媒上での処理からなる、重質のC7+、C8+またはC9+留分のアルキル化の段階と、e)低硫黄ガソリンベースとして直接的に用いられ得る軽質フラクション、および硫黄化合物を豊富に含み、中間留分または燃料油として用いられる重質のC11+またはC12フラクションを生じさせることを目的とする、段階d)からの流出物の蒸留の段階とを包含する。 (もっと読む)


【課題】従来、重油基材として利用されてきた、常圧蒸留残渣、減圧蒸留残渣、プロパン脱れきアスファルト、あるいはFCC装置から得られるLCOなどを灯油の原料基材として用いてなる、貯蔵安定性に優れる灯油組成物を提供する。
【解決手段】(a)原油の常圧蒸留残渣、(b)前記常圧蒸留残渣を減圧蒸留処理して得られた減圧蒸留残渣、(c)前記減圧蒸留残渣をプロパン脱れき処理して得られたプロパン脱れきアスファルト及び(d)流動接触分解装置のボトム留分の中から選ばれる少なくとも1種を熱分解処理して得られた軽質留分(A)と、流動接触分解装置から得られるライトサイクルオイル(B)とを、容量比100:0〜50:50の割合で含む混合基材の脱硫及び脱窒素処理物から得られた灯油留分、及び組成物1L当たり、酸化防止剤3〜30mgを含む灯油組成物である。 (もっと読む)


【課題】従来、重油基材として利用されてきた、常圧蒸留残渣、減圧蒸留残渣、プロパン脱れきアスファルト、あるいはFCC装置から得られるLCOなどを灯油組成物の原料基材として用いてなる、貯蔵安定性に優れる灯油組成物を提供する。
【解決手段】(a)原油の常圧蒸留残渣、(b)前記常圧蒸留残渣を減圧蒸留処理して得られた減圧蒸留残渣、(c)前記減圧蒸留残渣をプロパン脱れき処理して得られたプロパン脱れきアスファルト及び(d)流動接触分解装置のボトム留分の中から選ばれる少なくとも1種を熱分解処理して得られた軽質留分(A)と、流動接触分解装置から得られるライトサイクルオイル(B)とを、容量比100:0〜50:50の割合で含む混合基材を脱硫及び脱窒素処理して得られた、煙点が25mm以上の灯油留分からなることを特徴とする灯油組成物である。 (もっと読む)


【課題】接触改質処理の際の液収率の低下を抑制してオクタンバレルの損失を抑えつつ、分解ガソリンのオクタン価を向上させ、分解ガソリンから効率良く高オクタン価ガソリン基材を製造する方法を提供すること。
【解決手段】沸点範囲が70〜210℃の範囲に含まれる分解ガソリンを原料として、高オクタン価ガソリン基材を製造する方法であって、前記原料分解ガソリン全体の30〜90容量%を水素化処理し、次いで該水素化処理で得た生成油を接触改質処理して接触改質処理油を得、該接触改質処理油に、前記原料分解ガソリンの残部を全量混合することを特徴とする高オクタン価ガソリン基材の製造方法。 (もっと読む)


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