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国際特許分類[C10L9/00]の内容

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【課題】粉塵の発生を抑制でき、かつ強度に優れる残渣炭成形物の製造方法を提供する。
【解決手段】石炭と溶剤とを混合して前記溶剤に可溶な石炭成分を抽出した後、前記溶剤に可溶な成分を含む抽出液と、前記溶剤に不溶な成分を含む残渣とに分離し、前記抽出液から前記溶剤を分離して無灰炭を回収するとともに、前記残渣から前記溶剤を分離して残渣炭を回収する改質炭製造工程と、前記残渣炭を塊状に成形して残渣炭成形物とする成形工程と、を含み、前記成形工程において、前記残渣炭と水とを混合して水分濃度を2〜13質量%に調整した残渣炭と水との混合物を得て、前記混合物を成形して残渣炭成形物を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶剤抽出で無灰炭を製造する場合であっても、低コストでこれを製造することのできる無灰炭製造方法を提供する。
【解決手段】石炭と石炭を溶解することのできる溶剤とを混合して、前記溶剤に可溶な無灰炭と、前記溶剤に不溶で灰分を含む残渣炭と、に分離する分離工程S1と、分離した前記無灰炭を回収する無灰炭回収工程S2と、を含む無灰炭製造方法であって、前記分離工程S1で分離した残渣炭を400℃以上の温度で熱処理し、生成する油分を回収する油分回収工程S3と、前記油分回収工程S3で回収した油分の一部または全部を前記溶剤に添加する添加工程S4と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】特にバインダーを添加せずとも、得られる固体燃料の圧壊強度を向上させることができる固形燃料の成型方法を提供する。
【解決手段】本発明の固形燃料成型方法は、低品位炭を粗粉砕する前処理工程、前記前処理工程で得られた粗粉砕炭から水分を除去する水分量低減工程、及び、水分を除去した粗粉砕炭をブリケット化する加圧成型工程を有する固形燃料成型方法であって、前記加圧成型工程では、水分を除去した粗粉砕炭と、粒子径0.10mm以下の微粒子を含む低品位炭とを、前記粗粉砕炭と前記微粉砕炭との合計100質量%中、前記微粒子の含有量が5質量%〜35質量%となるように混ぜて成型原料を調製し、得られた成型原料をブリケット化することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低品位炭を使用した石炭成型体であって、成型直後の初期強度が十分高く、その後の輸送や保管中に加温、吸湿等の履歴を受けても強度低下の少ない石炭成型体を提供する。
【解決手段】本発明の石炭成型体は、脱水処理された低品位炭と、これを結合する粘度平均分子量が1万以上の非水溶性有機化合物とを含有し、前記非水溶性有機化合物の含有量が、0.1質量%〜10質量%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】湿潤原料が付着することを抑制しつつ、流動層乾燥装置に安定して湿潤原料を供給することができる湿潤原料供給装置、流動層乾燥設備および湿潤原料供給方法を提供する。
【解決手段】湿潤原料を貯留する貯留部と、貯留部の鉛直方向下側に配置され、貯留部から供給される湿潤原料を鉛直方向下側に案内する配管と、配管の鉛直方向下側の端面に対向して配置され、鉛直方向に貫通している貫通孔を備える回転体と、鉛直方向を軸として前記回転体を回転させる駆動部と、回転体の鉛直方向下側の端面に対向して配置され、配管の延長線上以外の領域かつ駆動部が回転体を回転させることで貫通孔が移動可能な領域に流動層乾燥装置の乾燥容器と連通した投入口が形成された投入口フィルタと、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】非微粘結炭に重質油を添加して石炭改質した際の改質効果を正確に確認することを可能にできる改質炭の石炭化度の推定及び評価方法を提供する。
【解決手段】低石炭化度炭を粘結炭相当品に変換させる低石炭化度炭の改質方法で利用される改質炭の石炭化度の推定・評価方法であり、石炭化度が段階的に異なる4種以上の石炭を、空気を絶った状態で1,000℃以上の温度に保持して熱処理して得た標準試料のX線回折による平均積層数N或いは層面の結晶子の大きさLaと、各石炭の石炭化度RoとからRo−N或いはRo−Laの回帰直線を予め求め、粉状の低石炭化度炭と、改質剤である芳香族性に富む重質油との混合物からなる成型体を作製し、成型体について標準試料の場合と同じ熱処理をして得た測定用試料のX線回折により求めたN或いはLaと、回帰直線を用いて、混合物のNあるいはLaから石炭化度Roを求める改質炭の石炭化度の推定及び評価方法。 (もっと読む)


【課題】熱風発生炉の温度を燃焼の初期から高くすることができ、結果的に石炭を十分に乾燥することができる微粉炭製造設備における石炭乾燥方法を提供する。
【解決手段】熱風発生炉1で不活性ガスを昇温し、その昇温された不活性ガスで石炭ミル5内の石炭を乾燥すると共に当該石炭ミル5で石炭を粉砕して微粉炭を生成し、その生成された微粉炭を捕集フィルタ6で捕集し、その捕集された微粉炭を微粉炭タンク9に回収する微粉炭製造設備において、微粉炭タンク9に回収された微粉炭の一部を熱風発生炉1での不活性ガス昇温のための燃料として使用することにより、高温で且つ超低湿な微粉炭が燃焼の初期から高温で燃焼し、熱風発生炉の温度を燃焼の初期から高めて石炭を十分に乾燥することができる。 (もっと読む)


【課題】バイオマスを乾留し、発熱量の高まったバイオマス炭を製造するとともに、低品位石炭を改質できる、バイオマスを用いた石炭の改質方法を提供すること。
【解決手段】バイオマスをバイオマス乾留炉1で乾留してバイオマス炭を製造する際に、乾留により得られた乾留生成物と石炭とを改質炉2で接触させて、乾留生成物の顕熱により石炭の水分含有率を低下させるとともに、乾留生成物中に含まれるタールを石炭に付着させることを特徴とするバイオマスを用いた石炭の改質方法を用いる。石炭に付着したタールを炭化させること、水分含有率10mass%以上の石炭を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】緻密かつ、極めて灰分濃度の低い高純度の炭素材料を、経済的に得ることができる炭素材料の製造方法を提供する。
【解決手段】非鉄金属還元剤、構造用炭素材、電気材料用炭素材、または、これらの原料として用いる炭素材料の製造方法であって、溶剤を用いて石炭を改質して、改質炭である無灰炭を製造する無灰炭製造工程と、前記無灰炭製造工程で製造された無灰炭を加熱処理する無灰炭加熱工程と、前記無灰炭加熱工程で加熱処理された無灰炭を炭素化処理して炭素材料とする炭素化工程と、を含み、前記無灰炭加熱工程で加熱処理された無灰炭の水素と炭素の原子数比(H/C)が、0.6〜0.67であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】石炭の粉砕効率を大幅に向上させることができ、微粉炭燃焼ボイラーの燃焼効率のさらなる改善に寄与することができる石炭の粉砕助剤と、このような粉砕助剤の使用方法を提供すること。
【解決手段】平均粒径が4nm〜20μmの微細なシリカ(SiO)を含有する粉砕助剤、望ましくは、平均粒径が4〜200nmのシリカを質量比で1〜50%含有するコロイダルシリカ、さらにはこれにLi化合物などを添加したコロイダルシリカを粉砕助剤として使用し、石炭の粉砕に際して、SiO換算で0.1〜2.0%の質量比となるように添加して粉砕する。 (もっと読む)


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