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国際特許分類[C10N50/08]の内容

国際特許分類[C10N50/08]に分類される特許

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【課題】本発明の課題は、摺動面への潤滑油供給を十分に行い、良好な油膜を形成して摩擦係数を十分に低いレベルに抑制できる被覆膜を有する摺動部材と、その被覆膜を短時間で形成することのできる製造方法とを提供することである。
【解決手段】本発明の摺動部材は、摺動面に摺動用樹脂組成物よりなる被覆膜を備え、その被覆膜は表面に開口する多数の気孔を有している。そして、この気孔の合計開口面積は被覆膜表面積の10〜85%である。気孔は、塗布された摺動用樹脂組成物を急速加熱して溶剤を突沸させることで形成される。 (もっと読む)


潤滑剤組成物、及び、該潤滑剤組成物の製造方法。より具体的には、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン及びそれらのコポリマーなどを加工できるようにするために潤滑剤が必要なプラスチック加工処理の際の、押出ダイ作業面用の低粘度潤滑剤組成物。該潤滑剤組成物は、顆粒製造塔又は錠剤製造装置などの慣用の仕上げ処理装置で処理するのに十分な低溶融粘度を維持しつつ、約70重量%以下の、少なくとも一種類の金属塩を含有してよい。 (もっと読む)


【課題】固定部材と可動部材との摺接部における機械損失を低減する。
【解決手段】ピストン(60)がシリンダ(70)に対して偏心回転し、シリンダ(70)とピストン(60)との間に形成されたシリンダ室(C)の容積を変化させる圧縮機(1)である。シリンダ(70)の基端側には、ピストン(60)の先端面(66)と摺接してシリンダ室(C)を区画するシリンダ側鏡板部(41)が一体的に設けられている。ピストン(60)の基端側には、シリンダ(70)の先端面(75,76)と摺接してシリンダ室(C)を区画するピストン側鏡板部(61)が一体的に設けられている。シリンダ(70)及びピストン(60)の少なくとも一方では、その先端面(66,75,76)だけに摩擦を低減させるためのコーティング膜(67,78,79)が設けられている。 (もっと読む)


【課題】摺動部材の摩擦係数を大幅に低減できる低摩擦摺動機構を提供すること。
【解決手段】互いに摺動する摺動部材とこれらの間に介在させる潤滑材とで構成され、摺動部材が摺動面の少なくとも一部が親水性微粒子を含む樹脂材から成り、潤滑材が有機含酸素化合物や脂肪族アミン化合物から成る摩擦調整剤を含む低摩擦摺動機構である。親水性微粒子が平均粒径1nm以上100nm未満の1次粒子又はその凝集体であり、親水性微粒子の含有量が10%未満である。樹脂材が、ポリアミド樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、エポキシ樹脂などを含有するコーティング膜である。 (もっと読む)


【課題】
固体潤滑膜の長寿命化を図り、固体潤滑膜が設けられた部品の信頼性の向上を図ると共に保守費の低減を図る。
【解決手段】
衝撃、摩擦が作用する2面の少なくとも一方に固体潤滑膜12を形成し、該固体潤滑膜は母材13に乾式膜成形により成形したMoS2 系の第1層膜14と、該第1層膜上に速乾性材質を塗布して膜成形したMoS2 系の第2層膜15から構成された。
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【課題】耐摩耗性・低摩擦性能に優れた硬質炭素被膜を提供する。
【解決手段】本発明の摺動部材は、V,Cr,Fe,Co,Ni,Zr,Nb,Mo,
Ta,W,Ir,Ptのうちの少なくとも1種の元素を含有する基材上に、クロムと炭素とを含有した傾斜層を有し、前記傾斜層上に硬質炭素被膜を有するものであって、前記傾斜層に含有するクロムの含有量が、前記基材から前記硬質炭素被膜に向かうにつれて徐々に減少し、前記傾斜層に含有する炭素の含有量が、前記基材から前記硬質炭素被膜に向かうにつれて徐々に増加し、前記硬質炭素被膜には、アルミニウムが含有されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】摺動部材へのダイヤモンドライクカーボンの高い密着性を実現すると共に、低摩擦性を示す摺動部材を提供すること。
【解決手段】基材5上へ、クロム層からなる中間層6を設け、当該中間層6上へは、ダイヤモンドライクカーボンからなるDLC多層膜10をUBMスパッタリング法により形成し、当該DLC多層膜10は、傾斜層12および傾斜層12側から高硬度層と低硬度層とが周期的な構造を有する積層構造層11を形成することにより、ダイヤモンドライクカーボン層の摺動部材への密着性を高め、且つ、摩擦係数を低くして、優れた摺動性を実現する。 (もっと読む)


【課題】ボールねじ等の直動装置の潤滑性能を向上できるとともに、シール性を向上できる潤滑剤供給材、および、それを用いた直動装置を提供する。
【解決手段】ボールねじのねじ軸1とナット3との間に介在し、ねじ軸1に摺接するシール部材6であって、該シール部材6は、潤滑成分および樹脂成分を必須成分とし、樹脂成分を発泡・硬化して多孔質化した固形物であり、かつ潤滑成分を樹脂内部に吸蔵してなり、上記樹脂成分がゴム状弾性を有する樹脂またはゴムからなり、外力による変形により潤滑成分の滲出性を有し、上記樹脂成分の発泡倍率が、1.1〜100 倍である。 (もっと読む)


【課題】カムシャフトの支持構造における固体潤滑剤の配置位置について、適正化を図る。
【解決手段】軸方向の一端部で駆動され、軸方向に沿って複数のジャーナル部14が設けられたカムシャフト2、3の各ジャーナル部14を、エンジン本体側に設けられた複数の軸受部50により各々回転可能に支持するカムシャフト支持構造において、軸方向の一端側に位置するジャーナル部14又はこれに対応する軸受部50の摺動面に固体潤滑剤を設ける。面圧が大きく潤滑油が不足しがちな部位に固体潤滑剤を配置するので、その配置位置を適正化できる。 (もっと読む)


【課題】ボールねじ等の直動装置の潤滑性能を向上できるとともに、シール性を向上できる潤滑剤供給材、および、それを用いた直動装置を提供する。
【解決手段】ボールねじのねじ軸1とボールねじナット3との間に介在し、ねじ軸1に摺接するシール部材6であって、シール部材6は樹脂と潤滑剤とを少なくとも含む混合物を焼成してなり、潤滑剤が樹脂の焼結体中に含浸されてなり、その配合割合は、樹脂 100 重量部に対し、10〜150 重量部であり、樹脂は熱可塑性エラストマーであり、また特に熱可塑性ポリウレタンエラストマーまたは熱可塑性ポリエステルエラストマーであり、樹脂は1辺が 0.01 mm 以上、1 mm 以下の樹脂ペレットであり、またそのアスペクト比が 2 以上、50 以下である。 (もっと読む)


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