説明

国際特許分類[C12N1/04]の内容

国際特許分類[C12N1/04]に分類される特許

71 - 80 / 115


【目的】 多様な組織や器官に成長可能な優良な幹細胞や線維芽細胞を口腔粘膜や親不知から抽出し、それを健全なものとして将来の再生医療その他の処置に備えて培養試料となし相当な長期間安全かつ確実に管理保存する新たな技術を提案する。
【構成】 被採取者のあらゆる組織・器官に成長する可能性を秘めた幹細胞を口腔粘膜から採取し、将来の再生培養に使用するための試料として長期間冷凍保存するに際して、採取した幹細胞の健全性を試験・確認した後に所定数量の培養試料として冷凍保存するものとなし、所定期間経過毎に定期的にその一部を解凍し再生機能に関する健全性の確認をした上で、更に所定数量の培養試料としてバックアップ保存することで10年以上の長期間に亘る健全な培養可能性を保証する口腔粘膜由来の幹細胞を利用した組織・器官再生用培養試料の長期間保存システム。 (もっと読む)


内部に結晶コレステロールのマトリックスを含んでいる中空の管を備えている自動核形成装置である。前記管の両端は、凍結保存容器内に含まれているコレステロールに対して不透過性であるが液体に対しては透過性である膜によって閉塞されている。当該自動核形成装置は、容器内に配置され且つ容器内の液体の凍結中の氷核形成のための部位を提供する。このような凍結保存容器のうちの一つは、内部の液体を抜き取るための針によって穿刺されるようになされた閉塞されたポートを一端に備えている可撓性のバイアルである。当該バイアルの他端は、液体を受け入れるために最初は開口している。当該端部は、次いで、シールされて凍結保存のための閉塞された装置を形成する。別の凍結保存容器は、液体容器のポートに取り付けられたアダプタを備えている。当該アダプタは、針隔膜によって閉塞されている一つの管状の分岐部を備えており、一方、もう一つの分岐部は、可撓性の管と係合するための掛かり部を有する嵌合部を備えている。当該可撓性の管は、針隔膜内で終端している。当該容器は、最初は大気圧以下にある。使用の際には、液体サンプルは、第二の分岐部に設けられた隔膜を貫通した針を介して射出される。容器がひとたびサンプルによって充填されると、可撓性の管は熱シールされ且つ嵌合部のすぐ上方で切断される。シールされた容器は、次いで、凍結保存プロトコルを受ける。サンプル液体は、融解した後に第一の分岐部に設けられた隔膜を穿刺した針を介して抜き取ることができる。
(もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、液体窒素、雑菌又はウイルスが容器内部に侵入することがなく、少容量の生物試料の注入、保存及び解凍に適した凍結保存容器を提供することである。
【解決手段】
本発明は、凍結保存容器に関する。具体的には、可撓性樹脂からなる容器本体と、前記容器本体内部と連通し、溶着により封止可能な開口部、及び、開封することにより前記容器本体内部と連通可能な開封部を備える。さらに、本発明は前記凍結保存容器を用いた凍結保存方法に及ぶ。
本発明の凍結保存容器によれは、稀少な生物試料の保存を安全且つ容易に行うことができる。より詳しくは、凍結保存容器は、液体窒素、雑菌又はウイルスが容器内部に侵入しにくいために、容器内部に保存した生物試料が汚染されることがない。 (もっと読む)


【課題】人工培養が不可能である微生物について、長期保存する方法を提供すること。
【解決手段】本発明の上記課題は、宿主生物に感染する微生物について、a)微生物が感染した宿主生物の組織を乾燥する工程;および、b)乾燥組織を凍結する工程を包含する方法を提供することによって達成された。あるいは、上記課題は、共生者と共生している微生物について、a)微生物とその共生者との共生体を、乾燥する工程;および、b)上記工程(a)の乾燥物を凍結する工程を包含する方法を提供することによって達成された。さらに、本発明に従って、上記方法によって調製される凍結組織および/または凍結共生体が提供される。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、微生物及び動物由来物の保存方法を提供することである。
【解決手段】 微生物又は動物由来物を、静電場雰囲気内に置いて保存することによる。静電場雰囲気は、100V〜5000Vの交流又は直流電圧を電極に印加して形成される。静電場雰囲気での保存温度は、−20〜40℃であり、静電場雰囲気でなければ微生物やヒトを含む動物由来物が凍結しうる−12〜−1℃でも凍結させることなく保存することができる。器官、臓器、組織、細胞、血液製剤、精製蛋白質、組換蛋白質、培養細胞、培養組織等の保存に有用であり、特に移植領域、再生医療領域、基礎研究領域、遺伝子治療領域、臨床検査領域、製薬・試薬領域等に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】細胞又は組織の損傷を抑制できる、そして、凍害防御剤等の添加物を使わない、良質な凍結保存を可能とする技術を提供すること。
【解決手段】細胞又は組織を凍結保存するに際し、先ず、細胞又は組織を、常温で細胞又は組織に損傷を与えない程度に乾燥し、次いで、凍結し保存することを特徴とする細胞又は組織の凍結保存法。好ましいのは、最大氷晶生成帯以下の温度で凍結させる方法であり、また、常温乾燥としてマイクロ波減圧乾燥を用いる方法である。 (もっと読む)


【課題】細胞を長期間冷凍保存することができ、且つ細胞の分譲を受けた者が解凍後に、さらに他の者にこの細胞を提供する場合は、この細胞を実質的に再培養することが困難であり、不特定多数の人にこの細胞を分譲できないようにするための細胞保存液、及びこれを用いた細胞保存方法を提供する。
【解決手段】細胞を保存するための保存液であって、凍害防御剤としてのジメチルスルホキシドと、pH調製緩衝剤とを含有し、pHが2.5以上6未満である細胞保存液である。細胞保存液中のジメチルスルホキシドの濃度は、1〜50体積%とすることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】
幹細胞,および幹細胞を含む骨髄、末梢血,臍帯血等,体より採取した検体を凍結せずに、短期間,安定に保存するに適した保存基材と保存方法を得る。
【解決手段】
ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキシドからなるブロック共重合体を、高分子基材上に物理吸着あるいは直接共有結合で表面固定化させた保存基材で,幹細胞あるいは幹細胞を含む骨髄、末梢血,臍帯血等,体より採取した検体を低温で保存することを特徴とする。 (もっと読む)


ナノ構造、液体および少なくとも1つの凍結保護剤を含む凍結保護組成物が提供される。 (もっと読む)


生物学的試料の自動保存、自動追跡、自動取り出し、および自動分析のための組成物および方法が開示される。この方法は、生物学的に活性な物質の回収を可能にする乾燥保存マトリックスを使用した、核酸、タンパク質(酵素を含む)および細胞の、周囲温度での乾燥保存を包含する。RFIDタグの付いた生物学的試料保存デバイスは、溶解可能もしくは解離可能なマトリックスであるという特徴を有し、生物学的試料の支持体としての用途のために説明される。このマトリックスは、乾燥され得、その後、試料回収のために再水和され得る。試料データを管理するためのコンピュータで実行するシステムおよび方法もまた、開示される。

(もっと読む)


71 - 80 / 115