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国際特許分類[C21C7/064]の内容

国際特許分類[C21C7/064]に分類される特許

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【課題】脱酸素剤として金属Alを用いるにあたり、脱酸と脱硫の同時進行的反応を助長させるべく、生石灰と脱酸素剤との帯同性の向上を図ることができるようにする。
【解決手段】Al缶の表面に付着する塗料、コーティング剤等を加熱して発生する可燃性ガスを熱源とし、発生した燃焼排ガスを還流させて酸素濃度10容積%以下とした還元性雰囲気をつくり、アルミニウムの融点より低い温度でAl缶を焙焼し、還流を繰り返した排ガスからAl缶処理ダストを捕捉する。これをもって前記脱酸素剤とし、生石灰粒にAl缶処理ダストをまぶすことにより、生石灰粒表面の凹凸に絡めて付着させ、溶鉄への投入後においてもダスト中の金属Alならびにカーボンを可及的に生石灰に帯同させておくことができる。 (もっと読む)


【課題】モリブデン鉱石等を原料とせず、フェロモリブデンを高効率、かつ安価に製造するフェロモリブデンの製造方法およびこの製造方法により製造されたフェロモリブデンを提供する。
【解決手段】モリブデン原料として二硫化モリブデンを含む廃潤滑剤、鉄原料として酸化鉄含有物質、炭素質還元剤、脱硫剤およびスラグ形成剤を混合する混合工程(S1)と、混合工程(S1)で混合した混合物を、加熱、溶解して溶解物とし、当該溶解物中に、生成したフェロモリブデンを沈殿させる溶解工程(S2)と、フェロモリブデンを沈殿させた溶解物を冷却して生成したスラグと、当該スラグ中のフェロモリブデンとを分離する分離工程(S3)と、を含み、溶解工程(S2)において、加熱温度を1400〜1600℃に制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】溶鉄を脱硫精錬するに際し、脱硫剤を添加して脱硫を施しながら、溶鉄表面を覆った脱硫スラグの上部から水素ガスまたは水素ガスを30体積%以上含む不活性ガス(水素含有ガス)を吹き付ける。または、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程の脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、該スラグ上部から水素含有ガスを吹き付ける。水素含有ガスを吹き付けることにより、脱硫スラグからの気化脱硫が進行するので、溶鉄からスラグへの脱硫が継続し、優れた脱硫能力を発揮する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能であり、1300℃以下の低温の溶銑であっても、高効率の脱硫処理を可能にする、CaOを主成分とする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 本発明に係る脱硫剤は、CaOを主成分とし且つCaF2を含有するCaO含有粉状体と、Al23及びSiO2を主に含有し且つ予め溶融した後に固化した固体粉状物質と、を含有することを特徴とする。この場合、前記固体粉状物質の配合比率を5質量%以上「100−10X」質量%以下とする(XはCaO含有粉状体のCaF2含有量(質量%))、或いは、前記固体粉状物質として高炉で溶銑を製造する際に副産物として生成される高炉スラグとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶鉄を脱硫精錬するに際し、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程で生成した脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、水素ガスまたは水素ガスを1体積%以上含むアルゴンガスをプラズマガスとして該スラグ上面に照射する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶鉄を脱硫精錬するに際し、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程の脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、該スラグ上部から酸素ガスまたは酸素ガスを81体積%以上含む不活性ガスを吹き付けて、第二工程後の溶鉄中S濃度を第一工程後のS濃度よりも低くする。また、第二工程に引き続き、さらに第三工程として脱酸剤により溶鉄とスラグを脱酸する。また、さらに脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置のような2本の浸漬管を有する真空脱ガス処理装置を用いて溶鋼の精錬を行うに際し、新たな装置を設置する必要がなく、処理コストの上昇を招くことなく、溶鋼の環流量を増大させ、脱ガス精錬反応速度の向上並びに処理時間の短縮を達成することのできる真空脱ガス処理装置を提供する。
【解決手段】 本発明の真空脱ガス処理装置1は、脱ガス槽5の下部に、取鍋2内の溶鋼3を脱ガス槽内に導くための上昇側浸漬管8と、脱ガス槽で処理した溶鋼を脱ガス槽から取鍋へ戻すための下降側浸漬管9との2本の浸漬管を有する真空脱ガス処理装置において、前記上昇側浸漬管の内径(Du)と前記下降側浸漬管の内径(Dd)とが下記の(1)式の関係の範囲内で、下降側浸漬管の内径(Dd)が上昇側浸漬管の内径(Du)よりも大きいことを特徴とする。 Du<Dd<1.4×Du …(1) (もっと読む)


【課題】溶鋼加熱装置付きの取鍋精錬において、溶鋼撹拌に上吹きガスに加え、底吹きガスの吹き込みを併用しても、0.0005〜0.0014質量%という低硫黄濃度領域への脱硫が安定した操業状態で可能な溶鋼の脱硫方法を提供する。
【解決手段】取鍋1に、耐火物製蓋2、溶鋼加熱手段4、脱硫剤の吹き込み用上吹きランス8及び溶鋼撹拌用ガスの上吹きランス6を備えた取鍋精錬装置を用い溶鋼を脱硫する技術を改良した。その内容は、前記取鍋の底部から薄板状の流れで不活性ガスを吹き込み溶鋼を撹拌するものである。その場合、スリット状貫通孔を有する羽口9の数を2個以下としたり、該スリット状貫通孔のスリットの短幅が0.20〜0.35mmとするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】工業的に容易にS,O,Nを同時に低減する溶鋼処理方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.002%以上0.4%以下,Mn:0.1%以上2%以下,Si:0.001%以上1%以下,S:0.005%以下,Al:0.005%以上1%以下,N:0.007%以下,O:0.005%以下なる溶鋼をRH式真空脱ガス処理装置にて、CaOを主体としたフラックスを溶鋼表面に吹き付けて脱硫する処理において、前記フラックス吹き付け前の溶鋼にLa,CeおよびNdからなる群から選ばれる一種または二種以上を添加し、これらの溶鋼に対する濃度を合計で0.0005質量%以上とした後、前記フラックスを溶鋼表面に吹き付けることで[N]≦25ppmが実現され、添加合計濃度を0.0005質量%以上0.008質量%以下とすれば、[S]≦10ppm,[O]≦15ppmかつ[N]≦25ppmが実現される。 (もっと読む)


【課題】 製造コストが従来の量産鋼と同等であって安価であるとともに、酸化物系非金属介在物が少なく、高性能で且つ高い信頼性を有する高清浄度軸受鋼及びその溶製方法を提供する。
【解決手段】 本発明の高清浄度軸受鋼は、硫黄含有量が0.0020質量%以上で且つ酸化物系非金属介在物の予測最大径が15μm以下であることを特徴とし、本発明の高清浄度軸受鋼の溶製方法は、前記高清浄度軸受鋼の溶製方法であって、予備脱硫処理された溶銑を転炉にて脱炭精錬し、得られた溶鋼を取鍋に出鋼し、出鋼された溶鋼をRH真空脱ガス装置にて精錬することによって軸受鋼を溶製するにあたり、前記RH真空脱ガス装置にて精錬する前までに溶鋼中の硫黄濃度を0.0020質量%以上に調整する。 (もっと読む)


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