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国際特許分類[C21C7/064]の内容

国際特許分類[C21C7/064]に分類される特許

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【課題】転動疲労寿命B10が2×107回を超え、かつ、軟質化するための球状化焼鈍処理を施すことなく、硬さHVが330未満である機械構造用鋼を提供する。
【解決手段】 本発明の機械構造用鋼は、質量比で、C:0.40〜0.70%、Si:0.80%以下、Mn:0.70〜1.5%、P:0.020%以下、S:0.030%以下、Al:0.050%以下、Cr:0.20%以下、Mo:0.05〜0.5%、O:0.0015%以下、Ti:0.0050%以下(ただし、0を除く)およびN:0.0015〜0.010%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する機械構造用鋼において、鋼中のTi含有量とN含有量が、特定の関係を満足し、転動疲労寿命(B10)が2×107回超えでかつ硬さ(HV)が330未満である。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、溶鉱炉で溶銑を製造する際に副産物として生成されるスラグを固化させた後に粉砕処理することにより得られた固体粉状物質と、を混合することにより製造されたことを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度((質量%CaO)/(質量%SiO2))を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】 転炉出鋼後の低硫鋼の硫黄含有量が目標硫黄濃度の上限を外れた場合などに、RH真空脱ガス装置において、製造コストの上昇を抑え且つ安定して溶鋼中の硫黄濃度を目標上限値以下に低減する。
【解決手段】 RH真空脱ガス装置1の真空槽5の頂部に設けた上吹きランス13から真空槽内の溶鋼湯面に向けて、CaO及びAl23を主成分とするプリメルトフラックスを脱硫用フラックスとして搬送用ガスとともに吹き付けて溶鋼3を脱硫する、溶鋼の脱硫方法において、前記脱硫用フラックスの吹き付け前に、CaO及びMgOを主成分とするフラックス、または、CaOを主成分とするフラックスとMgOを主成分とするフラックスとを、CaO純分及びMgO純分の添加量をともに溶鋼トンあたり0.5kg以上2.5kg以下の範囲内として、真空槽内の溶鋼に添加する。 (もっと読む)


【課題】脱硫処理の開始から終了まで溶鋼中のAl含有量を高く保持して、溶鋼中のO活量の上昇を抑制することによって、脱硫反応の進行を促進し、低硫鋼を安定して得られる精錬方法を提供する。
【解決手段】真空脱ガス槽2の頂部に設けたランス7から酸化カルシウムおよび酸化アルミニウムを主成分とする脱硫用フラックス8を、キャリアガス,燃料ガス9および酸化性ガス10とともに噴射して真空脱ガス槽内の溶鋼3に吹き付ける精錬方法において、脱硫用フラックス8の供給速度を溶鋼トンあたり0.5〜0.8kg/分とし、かつ脱硫用フラックス8を吹き付ける前の溶鋼のAl含有量[%Al]MEを([%Al]SP+0.025M)以上とする。 (もっと読む)


【課題】溶銑脱硫スラグから精錬用フラックスなどとして再利用可能な改質スラグを、環境汚染物質の排出を抑えて、低コストで多量に処理する有効な方法を提案することにある。
【解決手段】溶銑脱硫スラグを再利用可能な改質スラグにするに当たり、その溶銑脱硫スラグを、燃焼ガスを反応ガスとして用いる反応槽内に装入して焙焼し、各種精錬材として再利用できるようにする溶銑脱硫スラグの改質方法。 (もっと読む)


【課題】RH真空脱ガス装置を用いた溶鋼の脱硫方法を提供する。
【解決手段】RH真空脱ガス装置の真空槽内の溶鋼に、該RH真空脱ガス装置に付設された投射ランスから脱硫フラックスを投射して、溶鋼の脱硫を行うにあたり、前記RH真空脱ガス装置に付設された真空排気装置のコンデンサーの冷却水を分析し、好ましくはpH値を測定し、この値をフィードバックして、脱硫フラックスの投射量を調整する。得られたコンデンサー冷却水の分析値に基づき、予め求めた、コンデンサー冷却水の分析値とコンデンサー冷却水中に溶解した脱硫フラックス量との関係から、さらに追加すべき脱硫フラックスの投射量を算出して、脱硫フラックスの投射量を調整することが好ましい。これにより、溶鋼中S量の的中率が向上し、溶鋼のS量ばらつきが低減して、溶鋼歩留りが顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼中Al濃度が低い場合やスラグ中CaO濃度が低い場合でも高Al濃度かつ高CaO濃度スラグを用いた脱硫と同等の脱硫力が得られ、かつ、Al濃度やCaO濃度が従来と同等の場合は従来以上に高い脱硫率が得られる脱硫方法を提案する。
【解決手段】取鍋内の溶鋼および溶鋼表面上のスラグを不活性ガスで撹拌する精錬処理に際し、溶鋼にLa,Ce,Ndなどの希土類金属を1種類以上添加した後にガス撹拌を行う脱硫方法であって、添加する希土類金属の添加量が0.2kg/ton以上0.9kg/ton以下であって、かつ、溶鋼脱硫処理後の溶鋼中Alの濃度[Al](質量%)と該溶鋼中の希土類元素の合計濃度[REM](質量%)との比[Al]/[REM]が1.2以上20以下となるように、REM添加前のAl添加量を調整する。 (もっと読む)


【課題】RH式真空脱ガス処理装置を用いた脱ガス処理において硫黄濃度を簡便かつ安価に低減する鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Mn:0.1%以上2%以下、Si:0.001%以上1%以下、S:0.0035%以下、Al:0.005%以上1%以下、その他合金成分を含む溶鋼にLa、CeおよびNdからなる群から選ばれる一種または二種以上を添加したのち、CaOを主体とするフラックスを真空槽内から上吹きランスを介さずに一括で1分以内に添加する。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命の長い軸受材料を提供すると共に、該軸受材料の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】被検面積が3000mmである場合に、(長さ×幅)1/2で算出される介在物平均径が3μm以上である酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の合計の個数が、1000mmあたり100個以下、前記介在物平均径が10μm以上の酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の合計の個数が、1000mmあたり2個以下で、且つ、前記介在物平均径が3μm以上の酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の全体の90%以上が、酸化マグネシウム濃度が5質量%以下である軸受材料は、転動疲労寿命が優れている。 (もっと読む)


【課題】難造粒性微粉原料を、焼結機を用いて塊成化するに際し、生産性及び歩留を下げることなく焼結することができる焼結用原料の事前処理方法を提供する。
【解決手段】石灰石を30質量%以上含有し、かつ、直径0.25mm以下の粒度構成比率が50質量%以上である原料を、焼結機で塊成化する際、(i)前記原料を、高速撹拌型造粒機又は振動型造粒で、8mm以下の造粒物に造粒し、次いで、(ii)回転ドラム等を通過させて、圧潰強度30N未満の造粒物を破砕し、最後に、(iii)1mm以下の未造粒物を分級して除去することを特徴とする。 (もっと読む)


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