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国際特許分類[C21D1/667]の内容

国際特許分類[C21D1/667]に分類される特許

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【課題】軸状ワークの加熱面に対向した配置される冷却ジャケットの軸状ワークとの対向面積を拡大できて、加熱面を冷却媒体で広範囲に冷却できる等、各種焼入パターンを容易に得ることが可能な軸状ワークの焼入装置を提供する。
【解決手段】通電加熱もしくは誘導加熱で軸状ワークの所定面を加熱可能な電源装置と、加熱面に冷却媒体を噴射して冷却可能な冷却ジャケットと、を備え、冷却ジャケットは、冷却媒体の流路と噴射孔が形成された本体と、該本体に連設されその上端が軸状ワークの軸中心位置より所定寸法上方に位置して、冷却媒体を軸状ワークの外周面の円周方向上方に案内可能な焼入パターン調整手段を備える。前記焼入パターン調整手段は、本体の両端部上に連設された一対の板体を有し、該板体の案内面が軸状ワークの外周面に所定の隙間を有して対向配置された垂直面、傾斜面、曲面の少なくとも一つで形成される。 (もっと読む)


【課題】省スペース、省エネルギーが可能となる熱処理された一処理量の複数金属部品を迅速に冷却するための方法および装置を提供する。
【解決手段】熱処理後で昇温温度にある一処理量の複数金属部品を圧力容器内に提供する工程と、液状焼入れ剤の蒸気が圧力容器内で迅速に生成されて前記金属部品を冷却するように液状焼入れ剤を圧力容器内に注入する工程と、圧力容器内で所望のピーク蒸気圧を生じさせるのに十分な時間液状焼入れ剤を注入し続ける工程を含む方法。 (もっと読む)


【課題】第1加熱部および第2加熱部を有する軸状のワークにおいて、前記第1加熱部および第2加熱部を適切に加熱でき、その加熱制御も容易に行うことができる誘導焼入装置の提供。
【解決手段】誘導焼入装置は、ワークの第1加熱部に対して誘導加熱コイルを対向位置に定置させて低周波電力を前記コイルに供給して誘導加熱を行う定置加熱処理STEP2を定置時間実行した後、誘導加熱を行わない放冷処理STEP3を放冷時間実行する。その後、ワーク及び誘導加熱コイルを相対移動させながら、低周波電力および高周波電力を前記コイルに供給して加熱し、加熱された部分を冷却水で冷却して焼入れする焼入処理を実行する。定置加熱後に放冷処理を行っているので、第1加熱部に加えられた熱をその中心軸側に伝達させることができ、第1加熱部の外周面のオーバーヒートを防止しつつ、所定の深さまで焼入れすることができる。 (もっと読む)


【課題】焼入れ中のワークの寸法挙動を測定し、プレスクエンチの最適な条件を特定することができるプレスクエンチ装置を提供する。
【解決手段】プレスクエンチ装置1は、寸法測定手段10と演算手段20とを有する。寸法測定手段10は、円環形状のワークWの周方向の対向する4箇所に複数設けられる。各寸法測定手段10は、ワークWの外周面にワークWの径方向に接触する測定子12と、測定子12に対してワークWの径方向に摺動してワークWの径方向の膨張又は収縮を検知する変位センサ13と、ワークWの径方向の膨張又は収縮に追随するように測定子12をワークWの外周面に付勢させる弾性手段14とがブラケット11に設置されてなる。演算手段20は、焼入れ中のワークWの経時的な寸法変化を各変位センサ13から取得してワークWの最適な熱処理条件を特定し、出力する。 (もっと読む)


【課題】自動化された誘導加熱装置において、冷却液が噴射されなければならないタイミングで、冷却液が正常に噴射されたことを確実に検出することができる冷却液供給確認装置と冷却液供給確認方法を提供することである。
【解決手段】
誘導加熱コイル4による誘導加熱の実施を検出する通電検出器11と、冷却液噴射装置8から噴射された冷却液を回収する受け部材9と、冷却液噴射装置8から噴射されて受け部材9に回収された冷却液を検出する冷却液検出器10を設ける。ワーク14の誘導加熱が実施されたことが通電検出器11によって検出され、冷却液検出器10は、ワーク14の誘導加熱が実施された適切なタイミングで、受け部材9で回収された冷却液を検出する。 (もっと読む)


【課題】ワークを低温まで効率よく冷却でき冷却時間を短縮することができるワークの冷却方法と、小型の装置でワークに所望の熱処理を行うと共に低温まで効率よく冷却することが可能な熱処理装置とを提供する。
【解決手段】ワーク11を所定の加熱温度に加熱する加熱部13と、加熱部13で加熱したワーク11に対し、冷却液15を接触させて熱変質温度領域より低い温度まで冷却する第1の冷却部17と、第1の冷却部17で冷却したワーク11に冷却液15を接触させて冷却する第2の冷却部19とを備え、加熱部13並びに第1及び第2の冷却部17,19をワーク11に対して相対移動可能に構成したワーク熱処理装置10であり、第1の冷却部17と第2の冷却部19との間に、ワーク表面をワーク内部からの復熱により昇温可能な間隔を設けている。 (もっと読む)


【課題】一貫生産における熱処理工程で冷却工程の直前にワーク(リンク)が滞留してしまうことがなく、しかも、加熱時間を短縮しても焼入れに必要な冷却時間を確保することが可能な冷却方法および装置の提供。
【解決手段】加熱されたワーク(1)を第1の冷却液噴射ジャケット(71)内に収容して第1の冷却液噴射ジャケット(71)を冷却液槽(5)内に移動して冷却液中に浸漬しつつ噴射冷却し、冷却液槽(5)内で第1の冷却液噴射ジャケット(71)から第2の冷却液噴射ジャケット(72)にワーク(1)を移動し、ワーク(1)を収容した第2の冷却液噴射ジャケット(72)を冷却液槽(5)内に浸漬しつつ噴射冷却した後に第2の冷却液噴射ジャケット(72)を冷却液槽(5)より取り出してワーク(1)を次工程に搬送する。 (もっと読む)


【課題】水溶性焼入剤の全量を取り替える場合に比べ、少ない量の使用前の水溶性焼入剤の追加により冷却緩和能を向上する。
【解決手段】使用後の水溶性焼入剤13bから、使用前の水溶性焼入剤26中の水溶性ポリマーの重量平均分子量よりも低い分子量を持つ低分子量ポリマー24(水溶性ポリマー)を分離する第1工程を備える。すなわち分離除去装置22(分離装置)を備える。また、分離除去装置22で分離を行った水溶性焼入剤13cに、使用前の水溶性焼入剤26を追加する第2工程を備える。すなわち調整装置25を備える。 (もっと読む)


【課題】冷却水等といった冷却液を放出するための穴を改善することにより、少量の冷却液で対象物を効率良く冷却することができる高周波焼入れ装置を提供する。
【解決手段】鋼管7に対して相対的に移動可能であり鋼管7に対向する面に複数のノズル11を支持したジャケット8と、複数のノズル11に冷却水を供給する給水装置9とを有する冷却装置2である。複数のノズル11のそれぞれは、外被管の内部に螺旋形状部材を配置することによって形成されている。外被管の先端に冷却水の出口穴が設けられ、他端には冷却水の入口穴が設けられる。出口穴の直径は螺旋形状部材の外径よりも小さくなっている。給水装置9によってジャケット8の内部に供給された冷却水はノズル11の内部へ入り、螺旋形状部材によって螺旋運動を付与された後、ノズル11の出口穴から錐状に広がって放出され、鋼管7に当って鋼管7を冷却する。 (もっと読む)


【課題】良好に高周波焼入することができるボールハウジングの誘導加熱装置を提供することである。
【解決手段】円筒の内側の側面29にボール溝11を有し、さらに円筒側壁18にボール孔12を備えたボールねじのボールハウジング10を焼入する誘導加熱装置1であって、ボール溝11は、ボールハウジング10の内側に軸方向にのびる加熱コイル28で誘導加熱され、ボールハウジング10の外側に配置された環状の外側冷却ジャケット2からボールハウジング10に向けて冷却液5が噴射供給され、ボールハウジング10の外側にボール孔12に対向するリフレクタ4を配置し、リフレクタ4がボール孔12からボールハウジング10内への冷却液5の侵入を阻止する。 (もっと読む)


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