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国際特許分類[C21D1/74]の内容

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【課題】高加工時の耐めっき剥離性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.001〜2.0%、Mn:0.1〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板の表面に、片面あたりのめっき付着量が20〜120g/mの亜鉛めっき層を有する。そして、亜鉛めっき層の直下の、下地鋼板表面から100μm以内の鋼板表層部には、Fe、Si、Mn、Al、Pのうちから選ばれる1種以上の酸化物が合計で片面あたり0.01〜0.5g/m2存在する。さらに、前記亜鉛めっき層直下の、下地鋼板表面から10μmまでの領域においては、粒界から1μm以内の地鉄粒内に結晶性Si、Mn系複合酸化物が存在する。 (もっと読む)


【課題】冷間加工後に管表面の付着物を簡易に除去することができ、熱処理能率を低下させることなく、コスト低減を図ることができる雰囲気ガス流量制御方法を提供する。
【解決手段】炉内に雰囲気ガスを導入し、炉入口から管を軸方向に沿って装入して熱処理を施した管を炉出口から搬出する連続式熱処理炉の操炉方法であって、前記炉の入側および出側にその全面を覆うように吊着されたシールカーテンを設け、装入される前記管の先端から後端までの全長が前記炉の入側に設けられたシールカーテンを通過する際に、下記(1)式で求まる管内を流れるガス流速Vが、前記管の送管速度Uよりも大きくなる条件で前記雰囲気ガスを投入する連続式熱処理炉の雰囲気ガス流量制御方法、並びにこれを用いる連続式熱処理炉および熱処理された管である。
V=ΔP×r2/(8×μ×L) ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】 加熱室内の雰囲気制御が容易であり、圧延材処理の場合に前酸洗を省略できるとともに、圧延材及び伸線材の両処理品に対して後酸洗性の良好な処理済品を得ることができるバッチ式熱処理炉を提供する。
【解決手段】 不活性ガス雰囲気中で処理品の加熱を行う加熱室2の一端部に設けた処理品の出入口3に、真空パージ室と冷却室を兼ねた真空パージ兼冷却室5を連結し、真空パージ兼冷却室5には不活性ガス導入管36と酸化性ガス導入管37を接続し、真空パージ兼冷却室5を経て加熱室2内に送入され加熱処理された処理品Wに対して、該処理品の種類に応じて真空パージ兼冷却室5における不活性ガス雰囲気中での冷却と酸化性ガス雰囲気中での冷却の一方を選択して、前記処理品の冷却を行うように構成されている。 (もっと読む)


【課題】雰囲気熱処理中にリアルタイムに異常層を検出することにより、処理効率を向上させることができる雰囲気熱処理方法、及び、雰囲気熱処理装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る雰囲気熱処理方法は、熱処理炉11の内部に設置されたワークWを加熱して行うものであって、前記熱処理炉11内に雰囲気ガスを導入することで、ワークWの表面から内部に元素を侵入させる侵入工程と、前記侵入工程中に、放射温度計21で前記ワークW表面の放射率を測定し、異常層検出器22でワークW表面における異常層の生成を検出する検出工程と、前記検出工程で異常層の生成を検出した場合は、前記熱処理炉11内に不活性ガスを導入し、熱処理炉11内から前記雰囲気ガスを排出することで、ワークW内部に前記元素を拡散させる拡散工程と、を繰り返すことで雰囲気熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】Siを0.6%以上含有しても、良好な化成処理性を有する高Si冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.3質量%、Si:0.6〜3質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.05質量%以下、Al:0.01〜1質量%、N:0.01質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する冷延鋼板を連続焼鈍する際に、昇温時に鋼板温度が少なくとも550℃以上で空気比0.95以上の直火バーナを用いて鋼板を加熱し、鋼板温度が650℃を超えるまで昇温し、その後、露点−25℃以下の、1〜10体積%H+残部Nガス雰囲気の炉で均熱焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】Siを比較的多く含有する場合であっても、優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】Si:0.8mass%以上、2.0mass%以下を含有する。そして、鋼板表面から板厚方向1μmまでの板厚断面領域において、Si含有酸化物が5%以下であることとする。このような鋼板は、冷延後、N2-H2雰囲気中で、露点:-26℃以下、焼鈍温度:750℃〜900℃で焼鈍を行い、次いで、硫酸とクエン酸を含む溶液で電解酸洗を行うことで得られる。 (もっと読む)


【課題】繊維の飛散や摩耗を低減し、加工精度も確保しながら、シール性能を良好にすることができるシールロール及びシールロール装置を提供する。
【解決手段】水平型や縦型の連続式炉などの出入り口部に対向配置され、連続熱処理される材料を両面から挟着するシールロール1において、軸芯3の回りに、繊維層4が形成され、繊維層4に、軸芯3方向に適宜間隔をおいて形成される環状の溝部6、及び、隣り合うこれら溝部で挟んで、弾性変形可能に形成される環状のブロック部5を備える。 (もっと読む)


【課題】鋼線材料の加熱及び冷却の熱処理を連続して行う熱処理装置を、エネルギー消費を抑えつつ鋼線材料の脱炭や酸化を防ぐことができるものとする。
【解決手段】ワイヤ(鋼線材料)wを還元雰囲気にてバーナー11で加熱する加熱炉1と、加熱したワイヤwをバーナー12で雰囲気温度を調整しつつエアーaを噴いて撹拌した砂の流動層zに通して冷却する冷却炉2と、加熱炉1と冷却炉2との間で鋼線材料wを中間温度まで冷却する接続炉(接続空間)3を備えた熱処理装置において、接続炉3内の雰囲気組成をセンサ(COセンサ6)で検知して弁5の開閉によりバイパス管4を流れるガス量を調整することで、接続炉3内の雰囲気組成をフィードバック制御し、加熱炉1内を還元雰囲気に保ってワイヤ(鋼線材料)wの脱炭や酸化を防ぐ。 (もっと読む)


【課題】ストリップを連続焼鈍する際の炉内雰囲気ガスの置換が行える方法及び連続焼鈍炉の提供。
【解決手段】連続焼鈍炉の各炉帯に、炉内雰囲気置換用のパージガス吹き込み口2と炉内ガス排出口3とを設け、前記パージガス吹き込み口2から炉内へパージガスを吹き込みつつ、前記排出口3から炉内雰囲気ガスを炉外へ放散するとともに、ガスジェット冷却設備の循環ファンを運転しつつ炉内雰囲気のガス置換を行い、更に、効率良く置換を行う場合は、ガスジェット冷却設備の循環ダクト5にパージガス吹き込み口を設けて、パージガスを循環ダクトへ5吹き込む。複数の炉帯から構成され、その一部炉帯にガスジェット冷却設備を備え、各炉帯の下方に炉内雰囲気置換用のパージガス吹き込み口2を、さらに各炉帯の上方に炉内ガス排出口3とが設けられているとともに、前記ガスジェット冷却設備の循環ダクト5に、パージガス吹き込み口を設けている連続焼鈍炉。 (もっと読む)


【課題】熱エネルギー効率を高めることができる熱処理装置、インライン式熱処理装置及び被処理物の製造方法を提供すること。
【解決手段】熱処理装置30は、冷却ガスを直接ケーシング23内へ導入するための導入路を構成する、例えば2つの導入管240を備える。また、熱処理装置30は、チャンバ18内に連通しチャンバ18外へ冷却ガスを排出する排出路を構成する排出管250を備えている。導入管240を介してチャンバ18外から直接ケーシング23内へ冷却ガスが導入されるので、熱を受容する前の冷却ガスが、チャンバ18内であってケーシング23外の領域に触れることがないので、熱エネルギー効率を高めることができる。 (もっと読む)


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