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国際特許分類[C21D1/773]の内容

国際特許分類[C21D1/773]に分類される特許

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【課題】金属帯を効率的に連続真空処理することのできる金属帯の連続真空処理方法を提供する。
【解決手段】真空処理炉2の入口に形成された入側差圧室3の入側に金属帯Sの幅方向に沿って配置された複数の変位計により金属帯Sの幅方向変位を計測して該幅方向変位の差の最大値である最大変位量を求めた後、最大変位量を金属帯Sとシール体8a,9aとの基準すき間量と比較し、最大変位量が基準すき間量を上回るときにシール体8a,9aをシール体昇降機構11により金属帯Sの表面から離間する方向に最大変位量と基準すき間量との偏差量だけ移動させて金属帯Sを連続真空処理する。 (もっと読む)


【課題】バーンアウト工程に要する時間を短くし、真空浸炭処理の処理効率の向上を可能にする、真空加熱炉の絶縁抵抗改善方法を提供する。
【解決手段】加熱室3内にグラファイト製ヒーター5を有する真空加熱炉1の加熱室3内を予め設定した真空度に減圧するとともに、グラファイト製ヒーター5によって加熱室3内を予め設定した温度に加熱する減圧加熱工程と、減圧加熱工程後、加熱室3内に乾燥空気を導入するバーンアウト工程と、を備える真空加熱炉の絶縁抵抗改善方法。 (もっと読む)


【課題】 高機能な永久磁石材料の製造方法であって、鉄-白金系合金の保磁力を増大させることができ、しかも、増大させる保磁力の大きさや増大させる部位についても容易に制御できる保磁力に優れた鉄-白金系磁性合金の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明では、鉄-白金系磁性合金の製造する際、熱処理を行う前に、鉄-白金系合金にNイオンビームを照射して窒素原子を直接注入する工程を採用したことにより、従来の反応性スパッタ法よりも窒素元素の添加量を大幅に増やすことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】建設の手間を最適化し、炉の構造を小型化して熱処理プロセスの省エネルギー化を促進すると共に、機能的なユニットにおいてガス供給及び装入によって影響を受けるが、装入物が上から処理室内に装入される場合にも下から装入される場合にも同様に適用可能であるように構成されることにより、熱処理プロセスにおける真空炉の有用性を高めた縦型真空炉を提供する。
【解決手段】金属半製品の熱処理用の縦型真空炉、好適には、垂直に立てて置かれた状態(直立形態)または吊り下げられた状態(吊下形態)で装入される装入物(例えば長尺丸物ワーク群)を処理するための縦型真空炉であって、処理室2の側周部に複数の第1のガス供給開口部1.3が配置され、処理室2の上部または下部に少なくとも1つの第2のガス供給開口部2.1が配置された縦型真空炉を提供する。 (もっと読む)


【課題】工業炉設備(特に真空炉設備)において使用される少なくとも1つの真空ポンプを効率的に制御するための方法及び工業炉設備を提供する。
【解決手段】本発明は、制御/調節装置に組み込まれたポンプコントローラを用いて、圧力の経時的変化に応じて、熱処理プロセスの段階ごとに、真空の要否に基づいて、真空ポンプを駆動または停止(Pa)させ、工業炉設備内において熱処理プロセスが実行中であるか否かを問い合わせるステップ(S1)、熱処理プロセスの現在の段階において真空ポンプが必要か否かを問い合わせるステップ(S2)、熱処理プロセスの将来の段階において真空ポンプが必要となるか否かを問い合わせるステップ(S3)及び/または、次に真空ポンプの使用を必要とするまでの時間(T1)が真空ポンプの所要準備時間(T2)よりも長いか否かを問い合わせるステップのうちの、少なくとも1つを有するプログラムを使用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性が必要な部分の十分な表面硬度向上効果が得られると共に、溶接部の特性をこれまで以上に向上させることができ、かつ、製造時の防炭処理を完全に廃止することができる鋼部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】第1の鋼部品8を製造する際に、その後の浸炭工程において形成される浸炭層の厚み以上の余剰部826を加えた中間品800を準備し、浸炭雰囲気中において浸炭層を形成する浸炭工程と、浸炭工程に引き続き、マルテンサイト変態する冷却速度よりも遅い冷却速度により冷却し、冷却による組織変態が完了する温度以下まで中間品800を冷却する冷却工程と、高密度エネルギーによって中間品800の円筒部81の所望部分を加熱した後に冷却して所望部分に浸炭焼入部を形成する焼き入れ工程と、中間品800の溶接予定部825を最終所望形状となるよう切削する切削工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】表面の硬度が高く、且つ、内部(芯部)の靭性に優れる焼入れ品を得ることができるガス焼入れ方法を提供する。
【解決手段】 焼入れ温度からワークの芯部がワークの芯部のMs点より高い第1の温度域まで第1の冷却速度でガス冷却する第1の冷却工程と、その後、前記第1の温度域より低い温度域において第1の冷却速度より小さい第2の冷却速度でガス冷却する第2の冷却工程と、を備え、焼入れ後にワークの表面がマルテンサイト組織となり、且つ、ワークの有効硬化層深さが、ワークを焼入れ温度から室温まで第2の冷却速度でガス冷却した場合よりも大きく、ワークを焼入れ温度から室温まで第1の冷却速度でガス冷却した場合と同じか又は小さく、且つ、ワークの芯部の硬度が、ワークを焼入れ温度から室温まで第2の冷却速度でガス冷却した場合と同等になるように、前記第1の冷却速度と前記第2の冷却速度とを制御する。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受に接する表面におけるフレーキングの発生が抑制され、フレーキング寿命に優れた鋼製部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】該鋼製部品は、転がり軸受に接する表面を有する。表面から0.1mmの深さにおいて、残留オーステナイト量が50vol%以上で、且つ、ビッカース硬さHVが710以上である。また、該鋼製部品は疲労強度を向上させるため、浸炭窒化処理が施されているか、または、浸炭処理および窒化処理が施されている。 (もっと読む)


【課題】真空炉の内部にてプラズマを用いて金属材料からなる被処理物の浸炭等による表面改質を行うプラズマ処理装置において、プラズマ生成のための電界強度を任意に変更可能とし、これによって多種多様な被処理物の表面改質における自由度を向上させる。
【解決手段】真空炉1の内部にてトレーTに載置された被処理物Xを処理するために、第1給電部14は導電性の綱部材14bを被処理物XあるいはトレーTの任意の箇所に接続可能に構成され、第2給電部の綱部材15cは一端がアーク電極等に接続され真空炉1の内部で自由に移動できるようになっている。 (もっと読む)


【課題】熱処理炉内に大型の搬送設備を設けることなく、加熱位置から次の加工位置に高速移送でき、加熱済みワークの移送に伴うワークや熱処理炉内への不純物や水分等の付着、汚染を生じさせずに高品質の熱処理加工を行うことのできる熱処理加工方法、熱処理物及び熱処理加工装置を提供することである。
【解決手段】真空熱処理炉1において高真空高温加熱処理を行った後のワークを、開閉扉25を瞬時開閉する間に連通部2を通じて加工室3に放出、搬出して焼入れ処理を行う。真空熱処理炉1内に大型の搬送設備を設けることなく、簡易なピストン機構によって真空加熱位置から次の焼入れ加工位置に高速移送することができる。 (もっと読む)


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