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国際特許分類[C21D5/00]の内容

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ねずみ鋳鉄の可鍛性の改良
白鋳鉄の熱処理 (2)

国際特許分類[C21D5/00]に分類される特許

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【課題】肉厚が増えても強度の低下が起こらず、安定的に実体の強度を確保することのできるダイカスト金型用ホルダーの製造方法を提供する。
【解決手段】肉厚50mm以上の部分を有する形状のダイカスト金型用ホルダーである鋳物製品を製造するに際し、鋳物体積の30%以上の直接冷やし金を配置した砂型の鋳型内に、重量%で、C:3.0〜4.0%、Si:2.0〜2.7%、Mn:0.6%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Mg:0.02〜0.06%、Cu:1.8〜3.5%、Sn:0.01〜0.05%、Bi:0.003%〜0.01%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる球状黒鉛鋳鉄溶湯を注入して製造する。 (もっと読む)


【課題】従来の高SiMo球状黒鉛鋳鉄よりも、800℃を超える温度において優れた高温強度及び耐酸化性を有する球状黒鉛鋳鉄を提供する。
【解決手段】質量比で炭素:2.0〜4.0%、シリコン:3.5〜5.0%、マンガン:1.0%以下、クロム:0.1〜1.0%、モリブデン:0.2〜2.0%、バナジウム:0.1〜1.0%、マグネシウム:0.02〜0.1%を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物から構成される球状黒鉛鋳鉄。 (もっと読む)


【課題】一般の鋳鉄材と同様な、良好な鋳造性や加工性を有すると共に、より一層優れた低熱膨張特性を有する鋳鉄材を容易に製造することの出来る方法を提供すること。
【解決手段】鋳造して得られた、炭素が2.5質量%以下、ニッケルが25質量%以上40質量%以下の割合で含有する鋳鉄組成を有する鋳物を、550℃〜700℃の温度で3時間以上保持した後、少なくとも200℃までは炉冷によって自然冷却することからなる焼鈍処理を行ない、次いで、そのように焼鈍処理された鋳物を、600℃〜1150℃の温度で1.5時間以上保持した後、ファン空冷、水冷又は油冷により急冷することからなる溶体化処理を行なうことにより、50〜200℃の温度範囲における熱膨張係数が4×10-6/℃以下となる低熱膨張鋳鉄材を製造する。 (もっと読む)


【課題】ヤング率と振動減衰能を両立させながら、更に振動減衰能を改善し得るヤング率および振動減衰性に優れた高剛性高減衰能鋳鉄を提供する。
【解決手段】Al:3〜7%、Sn:0.03〜0.20%、および下記式(1)に示す炭素当量が3.30〜3.95となるCおよびSiを含有した鋳鉄であり、鋳造後280〜630℃で加熱し、さらに冷却処理して得られる。炭素当量(%)=C量(%)+(1/3)×Si量(%)・・・(1) (もっと読む)


半製品の少なくとも一部分をオーステンパー処理する方法である。本方法は、a)前記半製品の前記少なくとも一部分を第1のオーステナイト処理温度まで加熱する工程と、b)前記半製品の前記少なくとも一部分をオーステナイト処理するために予め決められた時間の間だけ前記半製品の前記少なくとも一部分を1つまたはそれ以上のオーステナイト処理温度(T1…T1n)にさらす工程と、c)前記半製品の前記少なくとも一部分を焼き入れする工程と、d)前記半製品の前記少なくとも一部分をオーステンパー処理するために1つまたはそれ以上のオーステンパー処理温度(T2…T2n)で予め決められた時間の間だけ前記半製品の前記少なくとも一部分を熱処理する工程と、e)前記半製品の前記少なくとも一部分を冷却する工程と、を有し、前記a)〜e)の少なくとも1つの工程は、熱間等方圧加圧(HIP)条件下で実施される。
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【課題】多大の熱エネルギー及び長時間を要する熱処理を行うことなく、加工性に優れた強靭な鋳鉄、鋳鉄鋳片、およびそれらを効率良く製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】白鋳鉄となる成分からなる鋳鉄において、伸延黒鉛が分散している鋳鉄であり、また白鋳鉄となる成分が、質量%で、(%C)≦4.3−(%Si)÷3、C≧1.7%を満足する組成であり、さらに、伸延している黒鉛の幅が0.4mm以下、長さが50mm以下である鋳鉄。 (もっと読む)


【課題】熱間粗圧延、特に熱疲労き裂に対し損傷が小さくかつこの種のロールが有する耐摩耗性を適度に有して消耗が少ない熱間圧延用複合ロール及びその製造方法を提供する。
【解決手段】組合せモールド12内に芯材13を挿入しその外周の環状空隙部に溶湯14を注入して芯材13を連続的に降下させ、肉盛層15を形成した後、熱処理と機械加工を行って製造される熱間圧延用複合ロールであり、溶湯14は、C:1.0〜2.0質量%、Si:0.2〜2.0質量%、Mn:0.2〜2.0質量%、V:4.0〜8.0質量%、Cr:2.0〜5.0質量%、Mo及び/又はW:2.0〜8.0質量%、及びTi:0.05〜0.30質量%を含有し残部がFeで、肉盛層15に晶出したMC、MC及びMの1種又は2種以上の金属炭化物の占有率を3.0面積%以下、及び金属炭化物のサイズと二次デンドライト組織の結晶粒サイズを50μm以下に微細化した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、Moの含有量を抑制し、W、Nb、Tiの少なくとも1種をバランス良く含有させることにより良好な焼入性を保持しながらコストと諸性能のバランスを両立した耐摩耗性鋳鉄の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、化学組成として質量%で、C:2.5〜3.7%、Si:0.2〜1.0%、Mn:0.4〜0.8%、Ni:0.13〜5.0%、Cr:10.0〜23.0%、Mo:0.5〜4.0%、W:0〜3.9%、Nb:0〜2.1%、Ti:0〜1.0%、V:0〜0.7%を含み、残部Feおよび不可避不純物からなり、かつ、Pを以下の式、P=1.72[Mo%]+0.51[W%]+0.23[Nb%]+5.29[Ti%]+12.2[C%]−0.59[Cr%]+2.23[Ni%]としたとき、P≧32を満たす組成を有する。 (もっと読む)


【課題】強度を高めるための合金元素の含有量を抑えつつ、耐久性を高め、寿命を長くでき、更に切削加工性を損なわないデフケースの製造方法を提供する。
【解決手段】質量比で、炭素が1.5〜4.0%、シリコンが0.5〜3.5%、マンガンが0.05〜0.50%、マグネシウムが0.02〜0.07%、リンが0.1%以下、イオウが0.1%以下、残部が鉄および不可避的不純物からなる組成の鋳鉄材料で形成され、フェライトを有する基地に球状黒鉛が分散しているデフケース素材1を用意する第1工程と、少なくともレーザビーム6が照射されるデフケース素材1の表面を切削加工する第2工程と、デフケース素材1の強化要請部位に、レーザビーム6を照射して当該部位をオーステナイト生成温度以上に加熱し、その後、当該部位を自然冷却させることにより、当該部位に強化組織を形成し、デフケースを形成する第3工程とを順に実施する。 (もっと読む)


【課題】鋳造欠陥が生じ難く、大型材としても肉厚中央部での硬度劣化のない、高硬度で、硬度均一性に優れた高Cr鋳鉄およびその製造方法を提供する。
【解決手段】化学組成が、mass%でC:2.7〜3.3%、Si:0.2〜1.0%、Mn:0.4〜2.0%、Cr:18〜25%、Mo:0.5〜4%、Ni:0.5〜3%、N:0.2%未満を含み、残部がFeおよび不純物からなる。組織は30〜40面積%の晶出炭化物とこれを取り囲むマトリックスとからなる。前記マトリックスはマルテンサイトを主体とし、残留オーステナイトを一部含む焼き入れ組織を焼き戻した組織であり、前記マトリックス中に粒径が円相当直径で1μm 以下の微細析出炭化物が分散し、その微細析出炭化物の全量が全組織に対して3.0〜14面積%とされる。 (もっと読む)


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