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国際特許分類[C21D7/00]の内容

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【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性を向上させた高圧縮残留応力層を有するばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有する鋼材に対し、ばね形状に成形する成形工程と、Ac3点〜(Ac3点+250℃)の温度でオーステナイト化後、20℃/秒以上の速度で冷却し、(Ms点−20℃)〜(Ms点+60℃)の温度で400秒以上等温保持し、次いで20℃/秒以上の冷却速度で室温まで冷却する熱処理工程と、永久ひずみを与えるセッチング工程と、ショットを投射するショットピーニング工程とを順番に行う。 (もっと読む)


【課題】 鋼球と軟質金属を混合した後、混合粉末でショットピーニングを行うことで軟質固体潤滑粉末を摺動性を持った軟質金属皮膜を効率よく付着すると同時に、摺動面を成す基材との密着性を高めることができる耐ピッチング性および曲げ疲労強度に優れる高面圧用部品を提供する。
【解決手段】 鋼球と軟質金属を混合し、その軟質金属の混合割合が5〜50質量%である混合粉末をショットピーニングすることを特徴とする耐ピッチング性および曲げ疲労強度に優れる高面圧用部品。上記の軟質金属がSn、Sn合金、Zn、Zn合金、Cu、Cu合金のいずれか1種または2種以上である混合粉末をショットピーニングする耐ピッチング性および曲げ疲労強度に優れる高面圧用部品。 (もっと読む)


【課題】水素は容易に金属材料中に侵入して静的強度や疲労強度などを低下させる水素脆化を生じる。水素の侵入は金属表面の金属組織や応力状態などに依存しており、引張り残留応力が存在すると水素脆化を生じやすい。
【解決手段】水中に高速水噴流を噴射してキャビテーション気泡を発生させるキャビテーション噴流を用いて、キャビテーション気泡を発生させて、このキャビテーション気泡の崩壊時に生じるキャビテーション気泡の崩壊衝撃力により、金属表面に局所的な塑性変形を付与して圧縮残留応力を導入することにより、金属材料表面に水素が侵入しにくい耐水素層を生成して金属材料の耐水素脆化特性を改善した。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性に優れたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有し、任意の横断面において、面積比率でベイナイトを65%以上、残留オーステナイトを4〜13%含む組織を有し、前記残留オーステナイト中の平均炭素濃度が0.65〜1.7%であり、横断面の円相当直径をD(mm)としたときに、圧縮残留応力層が表面から0.35mm〜D/4の範囲まで形成され、その最大圧縮残留応力が800〜2000MPaであり、中心の硬さが550〜650HVであり、表面から深さ0.05〜0.3mmの範囲に、前記中心の硬さより50〜500HV大きい高硬度層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】
機械的強度が高く、ねじり角度を変更しなくても、ねじられた部分(螺旋羽部分)のピッチ間隔を容易に狭めることが可能なスパイラル鋼、及びその応用製品並びにスパイラル鋼の製造方法を提供すること。
【解決手段】
鋼材の長手方向に平行な軸を中心軸とし、少なくとも3枚以上の長辺部材が該中心軸に対して放射状に配置された形状を有する鋼材(f1〜f4)を、該中心軸に沿ってねじることで形成されるスパイラル鋼である。 (もっと読む)


【課題】 耐へたり性、耐久性、耐腐食疲労性に優れた自動車懸架用コイルばねを製造するための技術を提供する。
【解決手段】 本発明の自動車懸架用コイルばねの製造方法は、成形後のコイルに対して熱処理を行い、熱処理後のコイルに対して温間ショットピーニングを行い、前記温間ショットピーニング後のコイルに対してホットセッチングを行う。この自動車懸架用コイルばねの製造方法では、質量比にしてC:0.35〜0.55%、Si:1.60〜3.00%、Mn:0.20〜1.50%、Cr:0.10〜1.50%を含有するとともに、Ni:0.40〜3.00%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.05〜0.50%のうちいずれか1種類以上を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を素材としてもよい。 (もっと読む)


【課題】 CVTベルト用エレメントにおける狭窄部を、キャビテーション噴流によって効率良く表面処理する。
【解決手段】 リング10を載せて巻き掛けるサドル面11,12の側部に、該サドル面11,12に対して垂直な方向に延びた首部6が設けられ、そのサドル面11,12と首部6との境界部分にサドル面1,12から円弧面状に窪ませたR部16が形成され、かつ互いに姿勢を揃えて相互に密着させられて整列されるCVTベルト用エレメント1の表面を処理する方法であって、前記R部16に連続する前記首部6の側壁面6Aに向けて、前記サドル面11,12側から、流速の変化に伴う圧力の変化によってキャビテーションを生じるキャビテーション噴流17を吹き付ける。 (もっと読む)


【課題】透明液体中の微粒子等によるレーザ光の減衰を防止し、レーザ光の処理能力の低下を防止することのできるレーザ表面改質装置を提供する。
【解決手段】パルスレーザ光1をレーザ光の波長に対して透明な液体6で覆われた被照射材料3の表面に照射してアブレーションによりこの被照射材料3の表面層の改質を行うレーザ表面改質装置において、パルスレーザ光を発生させるレーザ発振器12と、液体6が貯溜される貯蔵タンク14と、液体6が液体供給配管9を経由して移送される液体移送ポンプ15と、液体供給配管9に介在し液体6より粒子7を除去するろ過器16と、ろ過器16により粒子7が除去された液体6をレーザ発振器12より伝達されたパルスレーザ光1と同軸に被照射材料3に噴射するレーザ照射装置10と、を有する。 (もっと読む)


【課題】圧縮鍛造で鋼塊を素材として用いる場合に、ポロシティーを除去して、鋼製品の引張り強さ、延性、耐衝撃性、靭性を一定以上の水準に保持することが可能な圧縮鍛造方法を提供する。
【解決手段】素材として円筒状の鋼塊(いわゆる「丸ビレット」1)を型(下型22)に設置し、鍛造時に座屈しないように鍛造をおこない、かつ、圧下比および鍛造比が基準値以上となるように鍛造をおこなう。たとえば、鍛造比が1.2以上で横方向圧縮鍛造をおこない、その後、圧下比が1.7以上で軸方向圧縮鍛造がおこなわれる。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼材料の表面から所望の深さまで改質層を形成し、しかも、その形成を安価かつ簡便に行う。
【解決手段】鉄鋼材料Wの表面に高速回転する回転工具Tを接触させて、上記鉄鋼材料Wの上記回転工具Tとの接触部分を摩擦熱により軟化し、その軟化した部分をこのプローブ2で撹拌して上記鉄鋼材料Wを改質する。この回転工具Tは、タングステンカーバイドを主成分とする耐熱性を有する超硬合金からなるので、鉄鋼材料Wが軟化する1000℃以上の温度領域でも磨耗が生じにくい。この回転工具Tに突出して設けられたプローブ2の長さを変えることで、改質層3の深さを所望の深さにすることができる。さらに、この回転工具Tをその進行方向の後方に傾斜させた状態で処理を行うと、傾斜したプローブ2によって、軟化した鉄鋼材料を上下に撹拌する流動f2が生じるので、この流動による撹拌がより効率的になされる。 (もっと読む)


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