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国際特許分類[C21D8/12]の内容

国際特許分類[C21D8/12]に分類される特許

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無方向性珪素鋼の表面粗大結晶粒の改善方法であって、
(1)製錬、キャスティングステップ:成分の重量比がC:0.001〜0.005%,Si:0.1%〜1.80%,Mn:0.10%〜0.80%,P≦0.04%,Al:0.20%〜0.80%,S≦0.005%,N≦0.005%であり、残りはFeである無方向性珪素鋼になるよう、製錬とRH精錬処理を行い、液鋼をキャスティングし、成形させるステップと、
(2)熱間圧延し、鋼板を作るステップと、
(3)焼きならしステップ:焼きならし温度が800℃〜900℃で、焼きならし均熱時間が15S〜30Sで、焼きならし炉の酸素含有量が0.5%以下で、そして焼きならしされてから、鋼板の最大結晶粒と平均結晶粒のサイズの比が3以下であるように焼きならしを行なうステップと、
(4)酸洗い、冷間圧延、アニール、コーティングして無方向性珪素鋼製品を得るステップとを備える無方向性珪素鋼の表面粗大結晶粒の改善方法である。本発明は現有の条件で、熱処理工程を追加せず、そして、並行の熱加工もすることなく、無方向性珪素鋼の表面の粗大結晶粒問題を解決した。
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【課題】実機トランスに組上げた場合に、優れた低騒音性を発現する電子ビーム照射による磁区細分化処理を行った方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】フォルステライト被膜による鋼板への付与張力が、圧延方向および圧延方向と直角な方向ともに2.0MPa以上であって、かつ電子ビーム照射面における熱歪み導入領域のスポット径Aと照射ピッチBの比が0.5≦B/A≦5.0の関係を満足する。 (もっと読む)


【課題】L方向の磁気特性が優れ、L方向の磁気特性がC方向の磁気特性よりも優れ、さらに、L方向に重み付けを行ったL方向とC方向とを加重平均した磁気特性を全周方向の平均磁気特性により規格化した値が大きい無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%以下、Si:1.5%以上4.0%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、sol.Al:0.4%以上3.0%以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下およびN:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、平均結晶粒径が40μm以上180μm以下である鋼組織を有し、B50L≧1.680、B50L/B50C≧1.035、および{(2×B50L+B50C)/3}/{(B50L+2×B50D+B50C)/4}≧1.025を満足する磁気特性を有し、板厚が0.10mm以上0.35mm以下である。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化処理により鉄損を低減させた方向性電磁鋼板について、変圧器鉄心に積層して使用した場合に発生する騒音を効果的に低減することが可能な方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】処理痕跡のない歪みを導入して磁区構造を変化させた方向性電磁鋼板において、磁束密度B8を1.92T以上とした上で、歪み導入処理前の平均磁区幅W0に対する歪み導入処理後の処理面の平均磁区幅Waの比をWa/W0<0.4とし、かつ非処理面の平均磁区幅Wbに対する該Waの比をWa/Wb>0.7とし、さらに歪み導入処理による処理面の磁区不連続部の平均幅Wcに対する非処理面の磁区不連続部の平均幅Wdの比をWd/Wc>0.8、かつWc<0.35mmとする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、本質的に磁束密度が低下し易い薄肉の無方向性電磁鋼板において、過度の生産性低下や設備負荷を伴うことなく{100}<001>方位を発達させ、高磁束密度と低鉄損を高位両立した無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、Si:1.5%以上3.5%以下、sol.Al:0.1%以上2.5%以下およびMn:0.08%以上2.5%以下をSi+2×sol.Al−Mn≧2.0を満足する範囲で含有し、さらに、P:0.06%以上0.20%以下、S:0.0020%超0.006%以下、C:0.005%以下およびN:0.005%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、平均結晶粒径が60μm以上150μm以下である鋼組織を有し、板厚中央部において({100}<001>方位の集積度)>({110}<001>方位の集積度)の関係を満足する集合組織を有し、板厚が0.30mm以下であることを特徴とする無方向性電磁鋼板を提供する。 (もっと読む)


【課題】電子ビームの照射をリアルタイムで確実に検出することが可能な手法について提案する。
【解決手段】走行する金属ストリップに向けて電子ビームの照射を行うに当たり、該電子ビームの照射に伴って前記金属ストリップの表面に発生する、X線を検出することによって電子ビームの照射状態を把握する。 (もっと読む)


【課題】電子ビームの照射に伴って発生するX線の遮蔽を、真空槽壁面のシールド層の増厚に頼ることなく効率良く行うための手法について提案する。
【解決手段】真空槽内に通した金属ストリップに向けて設置した複数の電子銃により、該金属ストリップに電子ビームを照射する電子ビーム照射装置であって、前記金属ストリップの搬送方向を横切る向きに延びて電子ビーム照射域を分断する、X線吸収能を有する隔壁を、少なくとも1つ設ける。 (もっと読む)


【課題】熱歪や溝を圧延方向とほぼ直角方向に導入する手法並びに、鋼板に張力を付与する手法を併用する磁区細分化処理における適正条件を与えることにより、方向性電磁鋼板の鉄損をさらに低減する。
【解決手段】表面に被膜を有する方向性電磁鋼板に、電子ビーム照射による磁区細分化処理を施すに当たり、前記電子ビーム照射に先立ち、前記被膜により鋼板に付与されている張力T(MPa)を測定し、その後に施す電子ビーム照射の圧延方向への照射間隔Wr(mm)を前記張力Tの0.1〜0.6倍に制御する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、L方向およびC方向の磁気特性が良好であるとともにL方向の磁気特性が特に優れている無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.005%以下、Si:1.0%以上4.0%以下、sol.Al:0.1%以上3.0%以下、Mn:0.1%以上3.0%以下、P:0.2%以下、S:0.01%以下およびN:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、Si+sol.Al/2+Mn/4+5P≦4.0を満足する化学組成を有し、平均結晶粒径が40μm以上180μm以下である鋼組織を有し、(2×W10/400L+W10/400C)/3≦40×{(2×B50L+B50C)/3+t−0.2}−56を満足する磁気特性を有し、室温における比抵抗が40×10−8Ωm以上75×10−8Ωm以下、板厚が0.10mm以上0.35mm以下であることを特徴とする無方向性電磁鋼板を提供する。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化用の溝を形成した素材の鉄損をさらに低減し、かつ実機トランスに組上げた場合に、優れた低鉄損特性を得ることができる方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板表面に形成された溝の底部におけるフォルステライト被膜厚みが0.3μm以上で、溝直下にGoss方位から10°以上の方位差で、かつ粒径が5μm以上の結晶粒を有する溝の存在比率である溝頻度が20%以下で、さらに、フォルステライト被膜および張力コーティングにより、鋼板に付与する合計張力が、圧延方向で10.0MPa以上、圧延方向に対して直角方向で5.0MPa以上で、かつこれらの合計張力が、次式の関係を満足する。1.0≦A/B≦5.0。A:圧延方向のフォルステライト被膜および張力コーティングによる合計張力。B:圧延方向に対して直角方向のフォルステライト被膜および張力コーティングによる合計張力。 (もっと読む)


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