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国際特許分類[C22C33/08]の内容

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【課題】効率の悪い真空脱酸装置を使用することなく、大気中で鋳鉄溶湯中の効率的な溶存酸素と硫黄の低下を可能とし、その結果、鋳造する時に硬くて脆いセメンタイトの晶出を抑制可能な高靭性薄肉球状黒鉛鋳鉄の製造方法の提供。
【解決手段】大気中で鋳鉄溶湯に脱酸剤と溶剤を共添加して、鋳鉄溶湯中の酸素を3massppm以下に、硫黄を0.01%以下に低下させる脱酸及び脱硫処理を行った後、該脱酸及び脱硫処理した溶湯に球状化剤を添加して球状化処理することを特徴とする薄肉球状黒鉛鋳鉄の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鉄材を研磨したときには研磨スラッジが大量に発生するが、これらの大部分は再資源化されずに埋め立て処分されていた。
【解決手段】鉄材の研磨により発生した研磨スラッジをプレス機により25kg/mm2以上の圧力で加圧して比重が3.8g/cm3以上の研磨ブリケットとする。
好ましくは、加圧して固形化する前に、研磨スラッジを自然放置して抜け出てきた切削液を除去したり、固形化した後に、無酸化雰囲気で加熱処理して切削液の水分及び油分の揮散を行う。このようにして製造したブリケットは、鉄源として銑鉄と共に溶解炉内で溶融して混合することで鋳鉄を製造できる。 (もっと読む)


鉄系高シリコン合金であって、(重量%で)2.6〜3.5%の炭素と、3.7〜4.9%のシリコンと、0.45〜1.0%のニオブと、0.6%以下のマンガンと、0.02%以下の硫黄と、0.02%以下のリンと、0.5%以下のニッケルと、1.0%以下のクロムと、0.1%以下のマグネシウムと、残部である鉄と、0.2%以下の他の元素を含む。図3は本発明にかかる合金の微細組織の一例であり、おもにフェライト粒組織20と球状黒鉛22を示す。本発明にかかる合金は耐熱性を有し、とりわけ自動車産業およびトラック産業で用いられるターボチャージャー、センターハウジング、バックプレート、エギゾーストマニフォールドおよびインテグレーティッドターボマニフォールドの製造に用いるのに適している。
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【課題】 靭性および耐摩耗性に優れた鋳鉄品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 C:1.5〜5.5%、Si:1.5%以下、Mn:1.2%以下、Cr:4.0〜20%、Mo:2〜12%、V:3.0〜20%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成の溶湯を、鋳型注入直前温度T(℃)が、TA−0.5(TA−TS)< T < TMC ( ここで、T:鋳型注入直前温度(℃)、TA:γ相の晶出開始温度(℃)、TS:固相線温度(℃)、TMC=1170+64.5C+24.6Si+5.0Mn−11.1Cr−1.4Mo+18.0V+60.0Nb(℃))を満足するように調整したのちに、鋳型に注入し、凝固させる。なお、溶湯の鋳型注入直前温度を調整するに当たり、溶湯を、一旦TMC(℃)以上の温度にしたのち、10℃/min以上の冷却速度で冷却することが好ましい。また、注入前に、溶湯を攪拌してもよい。前記組成に加えてさらに、Ni、Co、Cu、W、Nb、Ti、Zr、Bのうちから選ばれた1種又は2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】 高硬度でも、繰り返し引張応力の発生する様な使用環境下でも、疲労亀裂進展による脆性破壊を防止できる、耐疲労割れ性に優れた高Cr鋳鉄およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 特定の高Cr鋳鉄組成を有し、マルテンサイトのサイズが微細化されているとともに、残留オーステナイトを一定量含有させた組織を有し、このような組織を、特定の鋳造時の凝固冷却速度、焼入保持温度、焼入保持時間、焼入冷却速度によって得て、硬度が800Hv以上と高く、靱性もシャルピー衝撃値で2.0J/cm2 以上と高く、疲労亀裂進展が起こらない下限界応力拡大係数範囲ΔKth が10以上で耐疲労割れ性が優れる高Cr鋳鉄とする。 (もっと読む)


【課題】同一金型から複数種相当の鋳鉄製品を得ることができる鋳鉄方法を提供する。
【解決手段】鉄合金の溶湯を金型内のキャビティに注湯して所望形状の鋳鉄製品を鋳造する際に、該金型に注湯した鉄合金の溶湯が凝固して得られた鋳鉄製品を冷却して、前記鋳鉄製品の温度が室温よりも高温の所定温度に到達したとき、前記金型を型開きして鋳鉄製品を取り出し、前記金型から取り出した鋳鉄製品を金型内での冷却速度よりも遅い冷却速度で徐冷することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルゴンガスなどの不活性ガスを鋳鉄溶湯に吹き込んで精錬することにより、5mm未満の肉厚の球状黒鉛鋳鉄を容易に得ることが可能な製造方法を提供する。
【解決手段】誘導炉内で所定の鋳鉄組成の溶湯を作製し、1500℃以上の温度に昇温した後、前記溶湯内に不活性ガスを吹き込み、チル試験により溶湯が十分に精錬されたことを確認し、1500℃以上の温度で、取鍋に出湯し、マグネシウム又はマグネシウム合金を添加し、次いでフェロシリコン又はこれに類する接種剤で接種を行って、鋳型に鋳込む。 (もっと読む)


【要約書】
【課題】 鋳鉄溶湯中の効率的な溶存酸素の低下を可能とするものであり、その結果、鋳造時に硬くて脆いセメンタイト(Fe3C)の晶出を抑制し、厚さ3mm以下、さらには2mm以下の、高強度で延性に富んだ薄肉球状黒鉛鋳鉄の製造を可能とする。
【解決手段】 真空タンク内で鋳鉄溶湯を減圧処理して脱酸すると共に脱酸剤を添加し、鋳鉄溶湯中の酸素を3massppm未満にした後、黒鉛球状化剤を添加することを特徴とする球状黒鉛鋳鉄の製造方法。 (もっと読む)


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