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国際特許分類[C22C38/32]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 鉄合金,例.合金鋼 (19,815) | クロムを含有するもの (6,130) | ほう素を共に含有するもの (173)

国際特許分類[C22C38/32]に分類される特許

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【課題】降伏強さYS:960MPa以上の高強度で高靭性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.25%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.8〜1.5%、P、S、Alを適正範囲に調整し、Nb:0.001〜0.05%、Ti:0.001〜0.05%、Mo:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、B:0.0005〜0.0050%を含有する鋼素材を、1100〜1250℃に加熱し、仕上圧延入側温度が900〜1100℃で、仕上圧延出側温度が800〜900℃で、未再結晶γ域での累積圧下率を0〜30%とする仕上圧延を施したのち、直ちに冷却を開始し、マルテンサイト生成臨界冷却速度以上の冷却速度で、冷却開始から30s以内に(Ms点+50℃)以下の冷却停止温度まで冷却し、ついで(冷却停止温度±100℃)の温度範囲で10〜60s間保持したのち、コイル状に巻き取る。 (もっと読む)


【課題】大型建産機の構造部材用として好適な、降伏強さYS:960MPa以上の高強度で高靭性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Nb、Ti、Mo、Cr、Bを適正範囲で含有する鋼素材を、1100〜1250℃に加熱し、仕上圧延入側温度が900〜1100℃の範囲で、仕上圧延出側温度が800〜900℃の範囲で、再結晶γ域での累積圧下率を60%以上90%以下とする仕上圧延を施したのち、直ちに冷却を開始し、マルテンサイト生成臨界冷却速度以上の冷却速度で、冷却開始から30s以内に(Ms点+50℃)以下の冷却停止温度まで冷却し、ついで(冷却停止温度±100℃)の温度範囲で10〜60s間保持したのち、コイル状に巻き取る。M相または焼戻M相を主相とし、圧延方向断面における旧γ粒のアスペクト比が3〜18である組織を有し、高強度と高靭性を兼備する鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】溶接方法によらず、溶接継手全体として、700℃以上における耐火性に優れ、かつ、構造物の安全性を確保し得る高い靭性を有する、耐火構造用1パス大入熱溶接継手およびその製造方法を提供する。
【解決手段】規定範囲の成分を含有する耐火構造用鋼材2と溶接部3とからなり、溶接部3に形成される溶接金属31が、規定範囲の成分を含有するとともに、次式{Nb%+0.35Mo%+0.20W%+0.75V%+0.30Ta%+0.20Zr%+0.05Cr%}で表されるNb当量が0.08〜0.55%の範囲を満足し、かつ、次式{C%+Si%/24+Mn%/6+Ni%/40+Cr%/5+Mo%/4+W%/8+V%/14}により定義される炭素当量(Ceq.)が0.25〜0.80%の範囲である。 (もっと読む)


【課題】560℃以上でも耐酸化性に優れ、かつ、減圧雰囲気での施工を要さない蒸気タービンケーシングと、このケーシングを備えた560℃以上で運転可能な蒸気タービンを提供すること。
【解決手段】蒸気タービンケーシングの表面層に50%以上のCrを含む一層又は二層からなる耐酸化性のコーティング層を有すること。コーティング層の厚さは、全体で100μm以下であること。コーティング層の気孔率は、0.05〜0.9%であること。コーティング層は、クロムCrの他にアルミニウムAlを含むこと。コーティング層は、クロムCrの他にニッケルNiを含むこと。ケーシングの基材は、鉄Feを主成分とし、少なくともクロムCr及びモリブデンMo及びバナジウムVを含有すること。 (もっと読む)


【課題】スパイダ等、捩り強度や曲げ強度等の疲労強度、さらには靭性が希求される部材の素材として好適な浸炭材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.3%、Si:0.5%以下、Mn:1.5%以下、Cr:0.35〜0.8%、Mo:0.15〜0.7%、Nb:0.005〜0.2%、Ti:0.01〜0.1%、B:0.001〜0.003%、N:0.01%以下、s−Al:0.06%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物である鋼材に対して浸炭処理を施し、有効硬化層の厚みが0.4〜1.1mmである浸炭材とする。スパイダ18の形状とする場合には、例えば、前記鋼材に対して熱簡鍛造加工を行って成形品を得た後、浸炭焼入れ処理、焼戻し処理を施せばよい。 (もっと読む)


【課題】表面硬さがHV1400以上、内部硬さがHV650以上を有するマルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】成分が、重量比で、Cを0.35〜0.45%の範囲、Siを0.2%以下の範囲、Mnを0.2%以下の範囲、Pを0.01%以下の範囲、Sを0.01%以下の範囲、Crを15.5〜16.5%の範囲、Moを1.5〜2.5%の範囲、Bを0.001〜0.0015%の範囲、Nを0.15〜0.25%の範囲でそれぞれ含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】内部酸化に起因したスケール疵が発生する確率を更に低減しつつ鋼材を加熱することが可能な鋼材加熱方法、加熱制御装置及びプログラムを提供すること。
【解決手段】本発明に係る鋼材加熱方法では、質量%でC=0.0005〜0.25%、Si≦0.5%、Mn=0.1〜1.5%、P=0.005〜0.03%、S≦0.03%、Al=0.005〜0.18%、N≦0.02%(残りはFeを除いて不可避的に含有される元素である。)を含有する鋼材を、1150℃以上の前記鋼材表面温度をTs1(℃)とし、Ts1が1150℃以上における加熱時間をt1(分)とした場合、以下の式1を満たす条件で加熱する。

Ts1+0.857×t1 < 1270 ・・・(式1)
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【課題】密着力が高く、運転中にはがれても異音の問題が生じない程度に極めて薄いスケールとし、曲がりの発生を低減し、高周波焼入れされた転動溝の内面がそのまま転動面として使用可能で、生産性に優れ、コスト低下が図れる転動溝付き軸部品を提供する。
【解決手段】転動体が転動する転動溝を有し、少なくとも前記転動溝の内面が高周波焼入れされた軸部品であって、前記転動溝の高周波焼入れされたままの転動溝面の表面粗さRaを1.0未満とし、焼入れ硬化層の有効硬化深さ比を0.15以上で0.45以下とし、高周波焼入れされた転動溝の内面がそのまま転動面として使用されるものである。 (もっと読む)


【課題】二次加工性に優れた高強度平鋼線を提供する。
【解決手段】長手方向に垂直な断面において、矩形状を為すと共に各角部が円弧状を為す平鋼線1であって、厚み(T)が1.5mm以上5.0mm以下、幅(W)が1.5mm以上20mm以下、幅/厚み比(W/T)が1以上4以下であり、引張試験における降伏強度又は0.2%耐力が1600MPa以上、破断強度が1900MPa以上、破断伸びが2%以上であり、厚み方向に垂直な平面内において、幅(W)の1.5倍以上の曲率半径(R)を有する曲げ部2を割れなしで折り曲げ形成することが可能であることを特徴とする高強度平鋼線。 (もっと読む)


【課題】TiとNbの鋼中での固溶状態を規定することにより,耐酸化性とクリ−プ破断寿命を兼備する、燃料電池用Al含有耐熱フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.02%未満、Si:0.15超〜0.7%、Mn:0.3%以下、P:0.035%以下、S:0.003%以下、Cr:13〜20%、Al:1.5〜6%、N:0.02%以下、Ti:0.03〜0.5%以下、Nb:0.6%以下、残部がFe及び不可避的不純物からなり、鋼中の固溶Ti量を[Ti],固溶Nb量を[Nb]とし、13≦Cr≦16の場合は(a)式を満足し、16<Cr≦20の場合は(b)式を満足することを特徴とする燃料電池用Al含有耐熱フェライト系ステンレス鋼。0≦[Ti]≦[Nb]+0.05,0<[Nb]≦0.6・・・(a)0≦[Ti]≦1/2×[Nb]+0.15,0<[Nb]≦0.6・・・(b) (もっと読む)


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