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国際特許分類[C22C47/04]の内容

国際特許分類[C22C47/04]に分類される特許

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【課題】気孔率が小さく、放熱部材に適した熱特性を有するマグネシウム基複合材料、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】このマグネシウム基複合材料は、マグネシウム又はマグネシウム合金からなる母材にSiCが分散したものであり、この複合材料中の気孔率が3%未満である。この複合材料は、原料のSiCを加熱して、その表面に酸化膜を形成する酸化処理工程と、酸化膜が形成された被覆SiCを成形型に配置して、この被覆SiCの集合体に、675℃以上1000℃以下の温度で溶融マグネシウム又は溶融マグネシウム合金を含浸させる含浸工程とを具える製造方法により製造することができる。上記酸化処理において酸化膜は、加熱温度を700℃以上とし、原料のSiCに対する質量割合が0.4%以上1.5%以下を満たすように形成する。 (もっと読む)


本発明は、セラミック繊維で補強された金属部品を製造するためのプロセスであって、インサート用ハウジングが上面(21)を有する主要金属本体(2)に形成され、金属マトリクスを有する繊維の束から形成されたインサート(3)がハウジング内に配置され、インサート(3)を覆うように金属カバー(4)が本体(2)上に配置され、カバーが金属本体に溶接され、熱間等静圧圧縮成形工程が実行され、得られた部品が所望の形状に機械加工される、プロセスに関する。プロセスは、ハウジングが上面(21)に対して垂直な面(23P)および上面(21)と平行な面(23S)を有するL字型断面の切り込みの形状を有し、カバー(4)がL字型断面の内部切り込み(43)を有し、これが前記インサートを備える金属本体の切り込みを補完する形状を有し、圧縮力が切り込み(23)の前記面に対して垂直にかかるようにカバー(4)が外側に形成されていることを特徴とする。
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本発明は、セラミック繊維で補強された金属部品を製造するためのプロセスであって、インサート用のハウジングが、上面(10A、10B)を有する金属本体(10)の中に機械加工され、金属マトリクスを有する繊維の束から形成されたインサート(11)がハウジング内に配置され、インサート(11)を覆うように金属カバー(12)が本体上に位置決めされ、カバー(12)が金属本体(10)上に溶接され、カバーを備える金属本体を含むアセンブリが熱間等静圧圧縮成形処理を施され、前記部品を得るように前記処理済みアセンブリが機械加工されるプロセスに関する。プロセスは、インサート(11)が直線状インサートであって、ハウジングは、インサートを越えて延在して両端が開放されている直線状の溝(10A1、10A2、10B1、10B2)を形成し、前記溝は、カバー(12)による閉鎖の際に凸部(14)によって塞がれることを特徴とする。
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本発明は、セラミック繊維からなる補強材(15)を含む金属部品を作製する方法に関する。方法は、金属が被覆された繊維の束を集めることによって、少なくとも1つの環状形状のインサート(15)を形成するステップと、インサートが中空モールドの壁(10a、10b)間に間隔を置くように、インサートを中空モールド(10)に設置するステップと、モールドを金属粉末で満たすステップと、モールド内に真空を生成し、モールドを閉鎖するステップと、壁間で粉末粒子を結合するとともに、壁間で挿入繊維を結合するのに十分な温度および圧力で組立品を熱間等静圧圧縮成形するステップと、モールドを除去し、所望の形状に任意に機械加工するステップとを含む。
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【課題】本発明は、加工用向け工具材及び熱分野のボイラー向けタービンに用いる金属または合金の基地にセラミック繊維を分散させたセラミック繊維強化金属の製造方法を提供する。
【解決手段】金属または合金の粉末と前記セラミック繊維とを混合する際に、前記セラミック繊維として繊維表面に前記金属または合金がコーティングされたセラミック繊維を使用することにより、繊維の凝集を防止し、焼結後も繊維の分散性の良い、ボイドのない組織を得る。コーティング方法は、予め繊維を繊維に対して5〜50質量%の金属粉を添加し、機械的に混合及び撹拌することによる繊維表面に金属粉をコーティングすることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維の分散性を向上させ、機械強度を向上させた炭素繊維強化アルミニウム複合材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 まず混合工程において、アルミニウムまたはアルミニウム合金粒子と、ニッケルまたはニッケル合金がめっきされためっき炭素繊維とを分散混合させる。アルミニウムまたはアルミニウム合金粒子は、平均粒子径が0.1〜10mmであり、めっき炭素繊維は、アスペクト比0.1〜100,000、繊維径0.1〜30μmである。このようにして得た混合物を、焼結工程で焼結させることによって炭素繊維強化アルミニウム複合材料を得る。 (もっと読む)


【課題】液体法によって繊維を金属で被覆する方法において、溶融金属槽を供給する問題に対する別の解決法を提供すること。
【解決手段】本発明は、液体法によって繊維を金属で被覆する方法に関する。この方法では、繊維(3)が、溶融液体金属の槽(15)を通して引かれて溶融液体金属で被覆され、液体金属槽(15)は、「浮遊」式坩堝(9)内に保持され、液体金属と坩堝(9)との接触を少なくとも部分的に取り除く。槽(15)は,工程中に金属粉体(16)によって金属を供給される。
本発明によれば、溶融金属槽は、簡単かつ効果的な方法で供給される。 (もっと読む)


【課題】製造時間を大幅に短縮できるとともに、強化繊維間のマトリックス金属の充填率を向上させることができる長繊維金属基複合材料の製造方法を提供する。
【解決手段】強化繊維とマトリックス金属とをスパークプラズマ焼結法により焼結する長繊維金属基複合材料の製造方法であって、前記強化繊維からなる強化繊維シートに前記マトリックス金属の粉体粒子を溶射することにより金属被膜を形成し、前記金属被膜が形成された強化繊維シートを複数枚積層し、前記積層された強化繊維シートに積層方向から圧力をかけるとともに、パルス電流を印加して放電プラズマを発生させることにより、前記積層された強化繊維シートを焼結することを特徴とする。これにより、手作業によりマトリックス金属粉を充填する従来の製造方法と比べて、製造時間を大幅に短縮できるとともに、強化繊維間のマトリックス金属の充填率を大幅に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノ材料を、良好に溶融Alに添加することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】カーボンナノ材料13をSi37で囲い、このSi37をMg材料38で囲い、このMg材料38をAl材料42で囲う。カーボンナノ材料とSiは相性がよく、SiとMgとは相性がよい。そして、MgとAlとは相性がよい。カーボンナノ材料13を母材であるAl材料42に強く結合させることができる。
【効果】Al材料とは濡れ性が良くないカーボンナノ材料を、Si、Mgを仲介させることで、Al材料に強く結合させることができる。 (もっと読む)


【課題】強化材のプリフォーム表面の酸化防止により強化材と母材との界面強度を向上させることができるのはもちろんのこと、そのプリフォーム表面の酸化防止技術を簡易化することにより製造コストを低減することができる金属基複合材の製造方法を提供する。
【解決手段】強化材を所定形状に成形したプリフォームAの全面をAlシートSで被覆する。次に、ヒータ20を用いて、AlシートSで被覆したプリフォームAを予熱する。この場合、AlシートSによって外部からプリフォームAの全面への酸素の供給が防止されるとともに、AlシートSとプリフォームAとの間に残存する酸素は優先的にAlシートSの酸化に用いられる。これにより、プリフォームAの全面の酸化を防止することができるので、鋳造時において金属繊維Fの表面の母材との濡れ性を向上させることができる。 (もっと読む)


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