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国際特許分類[C22C49/06]の内容

国際特許分類[C22C49/06]に分類される特許

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【課題】 既存の問題点であるアルミニウムと炭素材料の接合に関する問題を解決し、電気アーク又は電気化学的方法を用いて、重さが軽く力学的強度に優れた炭素材料−アルミニウム複合体を製造した。
【解決手段】 本発明は、電気化学的方法を用いてアルミニウム−炭素材料のAl−C共有結合を形成する方法を提供する。上記方法は、陽極と、炭素材料の連結された陰極とで構成され、電解液で満たされた電気化学装置に電位を印加して、陰極に連結された炭素材料の表面をアルミニウムでメッキする段階を含むことができる。更に、本発明は、上記電気化学装置に電位を印加し炭素材料の表面をアルミニウムでメッキして共有結合を形成したアルミニウム−炭素材料複合体を製造する方法、及び上記方法により製造されたアルミニウム−炭素材料複合体を提供する。 (もっと読む)


【課題】軽量化することができて、それでも充分な耐久性と強度を有することができる複合軽量物品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属マトリックス複合軽量圧縮機翼形部は軽量のアルミニウム−リチウム合金中に埋め込まれた繊維編物を含む。翼形部は、フィラメント又は繊維をねじることで複数の繊維束を形成することによって製造される。次いで、束を繊維生地に編む。次に、翼形部は、2つの別個の方法の1つによりMMCとして形成され得る。第1の方法では、アルミニウム−リチウム合金を、逃散性ポリマーを含浸させた繊維生地のプリフォームを含むダイ中に圧力増強鋳造する。第2の方法では、プリフォームは、金型及びマンドレルを用いて繊維生地にアルミニウム−リチウム合金を含浸させることによって形成される。その後、アルミニウム−リチウム合金を、合金を含浸したプリフォームを含むダイ中に圧力増強鋳造する。 (もっと読む)


【課題】ピストンの燃焼室の口部のみならず、ピストンの全体でも、強度、耐摩耗性、高温特性が向上し、高Pmax対応のディーゼルエンジンのピストンとして使用できるアルミニウム合金複合材料ピストン、それを用いた内燃機関、及び、アルミニウム合金複合材料ピストンの製造方法を提供する。
【解決手段】内燃機関に用いるアルミニウム合金複合材料ピストン1において、内燃機関のピストンの燃焼室の口元の部分2aを、セラミックス粒子とセラミックス短繊維を分散させたアルミニウム合金で形成すると共に、前記口元以外の部分を、セラミックス粒子を分散させたアルミニウム合金で形成する。 (もっと読む)


【課題】強度、耐摩耗性及び高温特性に優れるアルミニウム複合材料を提供する。
【解決手段】セラミックス短繊維1で作製したプリフォーム3に、セラミックス粒子5を混合した溶湯アルミニウム合金6を圧入して得たアルミニウム複合材料である。前記アルミニウム合金6はAl−Si、Al−Cu、Al−Mn、Al−Mg、又はAl−Znであり、前記セラミックス粒子5はAl2O3、SiC、MgAl2O4、B4C又はSi3N4であり、前記セラミックス短繊維1はAl2O3又は3Al2O3・2SiO2であることが好ましい (もっと読む)


【課題】所望の耐摩耗性を維持して摺動寿命を延長できる金属複合材およびその製造方法を提案する。
【解決手段】平均孔径が1nm以上かつ80nm以下の微細孔を有する多孔質状のセラミック粒子が、金属母材内に分散されてなり、外表面に、多孔質状を維持したセラミック粒子が露出されてなる金属複合材であるから、外表面に露出したセラミック粒子の微細孔内に潤滑オイルを侵入して保持できるため、耐摩耗性が向上して摺動寿命を延長できる。この金属複合材は、所定の焼結温度により焼結することにより、平均孔径が1nm以上かつ80nm以下の微細孔を有する多孔質状のセラミック粒子を備えたプリフォームを成形し、該プリフォームに金属の溶湯を含浸し、その外表面を研磨することにより成形することができる。 (もっと読む)


【課題】高熱伝導性能が良好に維持される高熱伝導性複合材料を製造することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】図(b)に示すようなマトリックス金属14とカーボンファイバ15との混合材料16を(c)に示すホットプレス型焼結炉20で焼結処理する。すると、マトリクス金属粉末14同士が拡散接合作用により、互いに繋がる。この結果、カーボンファイバ15は移動が制限され、分散状態が維持される。焼結を施すと、酸素に触れる面積が極度に小さくなるため、酸化の影響が軽減される。
【効果】一次成形体は、マトリックス金属の焼結品であり、この焼結品では拡散接合したマトリックス金属粉の間にカーボンファイバが挟まれている。一次成形体に外力が加わっても、マトリックス金属が保護作用を発揮するため、カーボンファイバが切れることはない。結果、高熱伝導性能が維持される。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維の成形工程が不要であり、複合成形品を得ることができる製造技術を提供することを課題とする。
【解決手段】図(d)に示すように、所定量の炭素繊維12が添加されたら、撹拌機14の速度を第1の速度V1より高速の第2の速度V2に切り換える。数分間撹拌すると、(e)に示すように、撹拌物15の上層部分が炭素繊維を豊富に含む炭素繊維リッチの混合物16と、撹拌物15の下層部分が炭素繊維を殆ど含まない炭素繊維プアーの混合物17とに分離する。(f)に示すように、容器18に炭素繊維リッチの混合物16を移す。これで、炭素繊維リッチの混合物16だけを取り出すことができた。
【効果】成形処理を施していない炭素繊維を半溶融状態の金属材料に添加する。炭素繊維を成形する必要がないので成形工程を省くことができ、Al複合金属材料の製造コストを下げることができる。 (もっと読む)


【課題】十分な通気性を有しながらも、熱伝導率が低く、シリンダーボアに最適な特性を有した摺動部材用金属基複合材料を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金を母材とし、アルミナ−シリカ系の短繊維の成形体を骨格として有する金属基複合材料において、熱伝導率が5.6より小さく、且つレーザー回折/散乱式粒度分布測定により測定された平均粒径が20μm以上のセラミック粒子を含有させるようにした。 (もっと読む)


【課題】放熱性の低下を抑制できる放熱基材および放熱基材の製造方法を提供する。
【解決手段】放熱基材10は、金属基材11と、絶縁性材料12と、金属基複合材料13とを備えている。金属基材11は、表面11aを有する。絶縁性材料12は、金属基材11の表面11aに形成されている。金属基複合材料13は、絶縁性材料12の周囲に形成されている。金属基複合材料13は、金属基材11の熱膨張係数と絶縁性材料12の熱膨張係数との間の熱膨張係数を有している。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム粉末焼結板と繊維状炭素材料とを組み合わせた高熱伝導性複合材料において、素子搭載部を兼ねる素子冷却用熱拡散板として使用可能な機械的強度を確保する。優れた熱伝導性を維持しつつ、繊維状炭素材料の使用量を減らし、製造コストを下げる。
【解決手段】 純アルミニウム又はアルミニウム合金の粉末焼結体からなる板状母材22の板厚方向中間部で、且つ板厚方向に直角な平面領域の一部分に、板状高熱伝導部23を埋設する。板状高熱伝導部23は、アルミニウム粉末の焼結体層と、繊維状炭素材料からなるシートで繊維の方向がシート表面に平行な特定の一方向に配向した繊維配向シートとの積層体である。板状高熱伝導部23を作製する第1焼結工程と、アルミニウム粉末中に、予め製造された板状複合材を埋設し、板厚方向に加圧してアルミニウム粉末を焼結する第2焼結工程の2段階焼結法により製造する。 (もっと読む)


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