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国際特許分類[C22F1/047]の内容

国際特許分類[C22F1/047]に分類される特許

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【課題】包装容器蓋用として成形性に優れ、かつ、内容物充填後に高温下に曝され包装容器の内圧が上昇し、バックリングした場合であっても破断し難く、その形状が変形した場合であっても、熱の除去と共に形状が元の定常状態に戻る、即ち応力緩和性に優れる包装容器蓋用アルミニウム合金板を提供する。
【解決手段】Cuを0.05乃至0.3質量%、Mnを0.2乃至0.6質量%、Mgを2.0乃至5.5質量%含有し、さらに、Siを0.05乃至0.3質量%、Feを0.05乃至0.4質量%に規制し、残部がAlと不可避的不純物からなる組成を有し、かつ、250℃の温度条件下で20秒間ベーキングした後の平行曲げ引張試験における破断限界伸び率が2%以上、応力緩和試験によるたわみ高さが7mm以下、球頭張出試験で肌荒れおよび割れが生じず、開缶性評価の結果、タブ長手方向延長を越えてスコア亀裂が伝播するように形成されている。 (もっと読む)


【課題】複雑な設備を使用することなく、簡便な方法で熱間圧延の初期段階に発生する厚板中央部のポロシティ粗大化を防止することができるアルミニウム合金厚板の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶解されたアルミニウム合金中の水素ガス量を低減する脱ガス処理工程において、水素ガスの含有量を0.2cc/100g以下の脱ガス処理を行い、均質化処理工程において、スラブに保持温度470〜530℃、保持時間1〜10時間の均質化処理を施し、複数回の圧延パスを施す圧延工程において、圧延前の板厚(H1)に対して圧延後の板厚(H2)とした場合の一回の圧延の圧下率(δ)[δ={(H1−H2)/H1}×100%]を7%以上で複数回の圧延パスに亘って圧延して最終板厚100〜460mmのアルミニウム合金厚板を製造する。 (もっと読む)


【課題】強度が優れ、NiPめっき後の表面の平滑性を向上させた磁気ディスク用アルミニウム合金基板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Mgを3.5〜15質量%、Si,Feをそれぞれ0.01〜0.1質量%、Crを0.02〜0.35質量%含有し、さらに、Cu,Znの少なくとも1種を所定量含有するアルミニウム合金の溶湯を薄板連続鋳造法により板材とし、打ち抜き加工したものを、300℃および(14.7×[Mg]+204)℃の高い方の温度以上([Mg]:アルミニウム合金におけるMg含有量(質量%))で加圧焼鈍した後、所定速度以上で冷却して平坦化することにより製造される磁気ディスク用アルミニウム合金基板で、表面におけるAl−Fe系金属間化合物の最大長さが7μm以下、Mg−Si系金属間化合物の最大長さが4μm以下であり、AlMg相の面積率が1%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】強度が向上し、再結晶粒の発生しにくい塑性加工用アルミニウム合金鋳塊を用いて製造した自動車部品を提供する。
【解決手段】Mgを0.8wt%〜1.2wt%、Siを0.7wt%〜1.0wt%、Cuを0.3wt%〜0.6wt%、Mnを0.14wt%〜0.3wt%、Crを0.14wt%〜0.3wt%、Feを0.5wt%以下、Tiを0.01wt%〜0.15wt%、Bを0.0001wt%〜0.03wt%含有し、晶出物の平均粒径が8μm以下、デンドライト二次アーム間隔が40μm以下、かつ、結晶粒径が300μm以下の組織を有する塑性加工用アルミニウム合金鋳塊を用い、当該塑性加工用アルミニウム合金鋳塊に塑性加工を施すときに、〔430+塑性加工率(%)〕℃以上550℃以下で加熱して製造した自動車部品である。 (もっと読む)


【課題】引張強度が500MPa以上の高強度でも10%以上の全伸びを得ることができる、高強度でも成形が可能な、強度延性バランス、成形性が優れた高MgのAl−Mg系合金冷延板を提供することを目的とする。
【解決手段】Mgを多く含むAl−Mg系アルミニウム合金冷延板の、板厚方向の結晶粒径を、微細にかつ圧延方向に伸長させ、かつ、結晶粒内のMg系析出物を微細に、かつ、一定数密度以下に抑制して、引張強度が500MPa以上、600MPa未満である場合の全伸びが10%以上とし、高強度でも成形可能な特性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造圧延法で製造したアルミニウム合金材にプレス加工や鍛造加工等の塑性加工を施したときの表面の割れや皺の発生を抑制する。
【解決手段】アルミニウム合金材を用いて塑性加工部材10を製造する方法は、クロム無添加のアルミニウム合金材を連続鋳造圧延する連続鋳造圧延工程と、この連続鋳造圧延工程を経たアルミニウム合金材を再結晶温度以上に溶体化処理する溶体化処理工程と、この溶体化処理工程を経たアルミニウム合金材に塑性加工を施す塑性加工工程と、この塑性加工工程を経たアルミニウム合金材に時効処理を施す時効処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】優れた切削性を有するとともに、切削工具の摩耗やチッピング等の損傷を抑制し、さらに良好なアルマイト処理性を有するアルミニウム合金を提供する。
【解決手段】この発明の第1のアルミニウム合金は、Mg:0.3〜6質量%、Si:0.3〜10質量%、Zn:0.05〜1質量%およびSr:0.001〜0.3質量%を含み、残部がAlおよび不純物からなる。また、第2のアルミニウム合金は、さらに選択的添加元素としてCu、Fe、Mn、Cr、Zr、Ti、Na、Caのうちから1種以上を含有する。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造圧延法で製造したアルミニウム合金材にプレス加工や鍛造加工等の塑性加工を施したときの表面の割れや皺の発生を抑制する。
【解決手段】アルミニウム合金材を用いて塑性加工部材10を製造する方法は、アルミニウム合金材を連続鋳造圧延する連続鋳造圧延工程と、この連続鋳造圧延工程を経たアルミニウム合金材に連続鋳造圧延工程で加えられた加工歪を低減する加熱処理を施す加熱処理工程と、この加熱処理工程を経たアルミニウム合金材に溶体化処理を施す溶体化処理工程と、この溶体化処理工程を経たアルミニウム合金材に塑性加工を施す塑性加工工程と、この塑性加工工程を経たアルミニウム合金材に時効処理を施す時効処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】高強度のAl−Mg合金を使用して高強度の成形加工品を得ることを可能にする。
【解決手段】高強度のAl−Mg合金板6を、ダイス2としわ押さえ3との間に空隙7を有しながらしわ押さえ3上に載置してO材に至らない温度域まで加熱した上で、該ダイス2としわ押さえ3とで挟持しつつポンチ4により成形するので、加熱時にAl−Mg合金板6が膨張しても空隙により膨張が妨げられないので歪みは発生せず、しかも、加熱が短時間であるので強度の低下を最小限として高強度の成形加工品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 広口PPキャップに適した高強度Al-Mg系合金板として、耳率の制御により印刷文字の曲がりの発生を防止し、かつ開栓性も良好なキャップ用Al合金板を提供する。
【解決手段】 Mg1.5〜2.1%、Fe0.1〜0.4%、Si0.05〜0.3%、Mn0.1%以下、残部が実質的にAlからなり、引張強さが190〜250MPa、耐力/引張強さの比が0.75〜0.85、耳率が、45°耳で2%以下であるキャップ用Al合金板。その製法として、熱間仕上げ圧延の最終パスの歪み速度を90sec-1以上、熱延終了温度を330℃以上とし、熱延板コイルを、280℃以上に3時間以上保持される冷却速度で冷却して、再結晶率を95%以上とし、次いで熱延板に圧延率R1の1次冷間圧延、中間焼鈍、圧延率R2の仕上冷間圧延を施すに当たり、R1とR2が1.30×R2≦R1≦1.60×R2を満たし、かつR2が45〜55%で行い、中間焼鈍を400〜550℃で2分以内の条件で行い、その後安定化処理を施す。 (もっと読む)


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