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国際特許分類[C22F1/047]の内容

国際特許分類[C22F1/047]に分類される特許

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【課題】本発明は、圧延時のクラックの発生を抑え、胴切れ発生率を低く抑え、突き刺し強度も高くした缶ボディ用アルミニウム合金板の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、Mn0.8〜1.1%、Mg1.3〜1.7%、Si0.25〜0.45%、Fe0.3〜0.55%、Cu0.25〜0.45%、Si+Cu0.6〜0.8%、残部Alであり、板厚0.240〜0.265mm、素材引張強さ325MPa以下、素材耐力285〜310MPa、素材伸び2.5〜4.5%、ベーキング後耐力280MPa以上、ベーキング後(AB TS)−(AB YS)が35MPa以上、缶ボディの胴部の引張強さが350〜410MPa、胴部伸びが4.5〜5%、ベーキング後の(AB TS)−(H TS)が10MPa以上、ベーキングによるYS変化(H YS−AB YS)が10MPa以下である。 (もっと読む)


【課題】心材に6XXX系合金を用いたアルミニウム合金ブレージングシートにおいて、ろう付時のろう拡散を抑制して良好なろう付けを実現し、且つろう付後に適切な時効処理を施すことにより優れた強度を有するアルミニウム合金ブレージングシート、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】心材の片面または両面にAl−Si系ろう材をクラッドし、前記心材が、Si:0.2〜1.0%(質量%、以下同じ)、Fe:0.03〜0.4%、Mg:0.1〜0.5%、Cu:0.05〜1.0%を有し、なおかつSi含有量SicとCu含有量Cucとで定まるX値:X=6×Sic+2.5×Cucが、2.0≦X≦6.0の関係を満足する組成であり、さらにMn:0.05〜0.3%、Zr:0.05〜0.3%、Cr:0.05〜0.3%のうち1種以上を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるアルミニウム合金であり、その最終冷間圧延後の金属組織は、断面組織の観察において0.05μm以上1μm以下の金属間化合物を1μmあたり5個以上50個以下含むようにしてアルミニウム合金ブレージングシートを構成する。 (もっと読む)


【課題】ストレッチャーストレインマークの発生が少なく、成形性に優れたAl−Mg系合金板を提供する。
【解決手段】特定のMg、Znを含む組成からなるAl−Mg系アルミニウム合金板製造の際の最終焼鈍後の調質処理を工夫して、SEMやTEMを用いた通常の組織観察では知見できないが、ストレッチャーストレインマーク特性には効果があるとみられる新規な微細MgZnクラスタが、この板のX線小角散乱測定による微細粒子の粒度分布として、特定の範囲内に存在するようにして、厳しい成形条件でのプレス成形時の前記ストレッチャーストレインマークの発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】製造工程を簡素化することが可能なアルミニウム合金電線の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のアルミニウム合金電線の製造方法は、所定の配合率の組成からなるアルミニウム合金から荒引き線を形成する工程と、前記荒引き線を所定の太さに伸線加工する工程と、伸線加工された素線を撚り合わせて撚り線に加工する工程と、前記撚り線に対して所定の温度の熱エネルギーを付与しながら前記撚り線を絶縁体で被覆する工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】一体に接合したアルミニウム合金材の表面に形成される被膜において、接合部に相当する部分とそれ以外の部分に相当する部分との間で色調差が発生することを防止する。
【解決手段】一体に接合する各々蓋材2及び側材3のアルミニウム合金材は、粒径が5μm以下の第二相粒子の分散密度vが10000≧v(個/mm)としてなる5000系合金であって、その端部による継手部5に対して、ツール8におけるショルダー10の直径dを3≦d≦8(mm)、ツール7の回転数rを0.5≦r≦6(回転/mm、接合長さ1mm当りのツールの回転数)として摩擦撹拌接合を行うことで、接合部とそれ以外の部分との間で第二相粒子の分布はほとんど相違せず、その結果エッチングによるピット形成の変化の相違も少なくなり、表面の被膜における色調差の発生を防止できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、圧延時のクラックの発生を抑え、胴切れ発生率を低く抑え、突き刺し強度も高くした缶ボディ用アルミニウム合金板の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、胴部厚さが0.096〜0.115mm、総絞り比が2.2〜2.7であり、総しごき率が60%以下の缶ボディ用のアルミニウム合金板であり、質量%で、Mn:0.8〜1.1%、Mg:1.2〜1.7%、Si:0.25〜0.45%、Fe:0.3〜0.55%、Cu:0.2〜0.45%、Si+Cu:0.5〜0.8%を含有し、残部がAlからなり、板厚が0.240〜0.270mm、素材引張強さ325MPa以下、素材耐力280〜310MPa、ベーキング後の素材耐力が270MPa以上、ベーキング後の(AB TS)−(AB YS)の値が30MPa以上、製缶後の缶ボディ胴部の引張強さが340〜410MPa、胴部の伸びが4%以上である。 (もっと読む)


【課題】高強度の7000系Al合金からなるAl部材の複数にて構成される、二輪車やバギー車用フレーム材において、その溶接割れ感受性を低減させると共に、強度特性に優れた溶接継手を実現する。
【解決手段】複数のAl部材を与える7000系Al合金の合金組成を、Cu:0.01〜0.50%、Mg:0.5〜2.1%、並びにZn:4.0〜8.5%を含み、残部がAl及び不可避的不純物であるように規定し、かかるAl部材の複数を溶接により一体化して、二輪車やバギー車用フレーム材を製造するに際して、溶加材として、Mg:5.5〜8.0%、Cr:0.05〜0.25%、Ti:0.25%以下、Si:0.4%以下、Fe:0.4%以下、Cu:0.1%以下、Zr:0.05%以下、及びZn:0.25%以下を含み、残部がAl及び不可避的不純物である合金組成のものを用いた。 (もっと読む)


【課題】成形性に優れた6000系アルミニウム合金線棒材およびその製造方法、この線棒材による、耐へたり性などの前記基本特性を満たした、高強度な6000系アルミニウム合金フランジボルトおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】特定組成の6000系アルミニウム合金、熱間圧延、伸線および熱処理することによって製造されている、特定の引張強さと変形抵抗値、および組織とを有する、細径のアルミニウム合金線棒材を素材として成形した特にM6〜M12のフランジボルトであり、前記線棒材のフランジ4付きのボルト頭部2の成形が容易で、耐へたり性などのボルトとしての基本特性を満足する。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性が優れた高MgのAl−Mg系合金板を提供することを目的とする。
【解決手段】Mgを6.0%以上含む高MgのAl−Mg系合金板において、この板のMg含有量に対する析出Mg量を比較的多くし、かつ、この板の結晶粒組織として、観察試料を傾斜させた特定測定条件のTEMにて観察される、粒界析出物の平均厚みtと、粒内析出物の短軸方向の平均径dとを、均質化熱処理後に徐冷するなどして、特定の範囲として、冷間圧延が可能なレベルに伸びフランジ性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】所定のAl材料の溶融溶接によって得られる接合体において、その溶接割れ感受性を低減させると共に、強度特性に優れた溶接継手を容易に実現すること。
【解決手段】所定量のCu、Mg、並びにZnを含む合金組成のAl合金母材を、特定量のMg、Cr、Ti、Si、Fe、Cu、Zr、及びZnを含み、残部がAl及び不可避的不純物からなる合金組成の溶加材を用いて、溶融溶接して得られる溶接継手において、溶接金属部の最大厚さ:t1 、その中心硬さ:Hv1 、熱影響部の厚さ:t2 、その最軟化部の硬さ:Hv2 としたときに、次の関係式:
1 ×Hv1 ≧1.9×t2 ×Hv2
Hv1 ≧70
を満足するように構成した。 (もっと読む)


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