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国際特許分類[C22F1/047]の内容

国際特許分類[C22F1/047]に分類される特許

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【課題】室温での時効硬化による曲げ性の低下などの新たな問題が生じることなしに、SSマークの発生が少なく、プレス成形性に優れたAl−Mg系合金板を提供する。
【解決手段】特定のMg、Cuを含む組成からなるAl−Mg系アルミニウム合金板製造の際に、溶体化後の焼入れ処理時の冷却速度を段階的に制御するとともに、付加焼鈍条件を制御して、この合金板を示差熱分析して得られた室温からの加熱曲線の180〜280℃の間の吸熱ピーク高さで示される、Cuのクラスタを存在させて、Mgが拡散しにくく、セレーションが発生しにくい板組織として、プレス成形時のSSマークの発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】高Mg含有Al−Mg系合金板でのβ相の析出を低減して、プレス成形性を向上させた成形用アルミニウム合金板を提供する。
【解決手段】Mg:6.0〜15.0質量%を含むAl−Mg系合金からなる成形用アルミニウム合金板であって、合金板の表面に設定された全板幅Wを1辺とする正方形状の領域において、板幅方向および板長さ方向に所定の間隔a、bで設定された板幅方向測定点PxでMg濃度を測定し、それらの平均値を板幅方向平均Mg濃度(Co)とし、板幅方向測定点Pxにおいて、板厚方向に所定の間隔cで全板厚Tにわたって設定された板厚方向測定点PyでMg濃度を測定し、それらの平均値を板厚方向平均Mg濃度(Ci)としたとき、板厚方向平均Mg濃度(Ci)と板幅方向平均Mg濃度(Co)との差(Ci−Co)で定義される領域Mg偏析度(X)の絶対値は、最大値が0.5質量%以下、かつ、平均値が0.1質量%以下である。 (もっと読む)


【課題】接合前後の寸法あるいは形状の変化が殆ど無く、また、ろう材あるいは溶加材のような接合部材を使用することなく被接合部材同士が接合するアルミニウム合金板を用いた構造体とその接合方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金材を一方の被接合部材とし、他方の被接合部材としてアルミニウム合金材、純アルミニウム材及びアルミニウム以外の金属材のいずれかを用い、前記一方の被接合部材と前記他方の被接合部材とを接合部材を用いることなく接合した構造体において、前記一方の被接合部材であるアルミニウム合金材が、Si:1.5質量%〜5.0質量%(以下、質量%は単に%と記す。)、Mg:0.3%〜2.0%を含有し、残部Al及び不可避不純物からなり、接合前と接合後の当該構造体の寸法および形状が略同一であることを特徴とする構造体。 (もっと読む)


【課題】成形加工後のリジングマークの発生を抑制するアルミニウム合金板の成形加工技術を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金板の圧延方向と、成形加工における最大成形方向とのなす角度が、


以内となるようにして、前記アルミニウム合金板を金型内に設置し、成形加工を施す。 (もっと読む)


【課題】ろう付後強度、および耐食性に優れると共に、電縫溶接性にも優れた熱交換器用のアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金ブレージングシートは、Si、Cu、Mnを所定量含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなる心材と、前記心材の一面側に配置され、Si、Zn、Mgを所定量含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなる犠牲材と、前記心材の他面側に配置され、アルミニウム合金からなるろう材と、を備えたアルミニウム合金ブレージングシートであって、前記犠牲材表面における粒径2.0μm以上のZn−Mg系金属間化合物の面積占有率が1.0%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ろう付後強度、および耐食性に優れると共に、電縫溶接性にも優れた熱交換器用のアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金ブレージングシートは、Si、Cu、Mnを所定量含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなる心材と、前記心材の一面側に配置され、Si、Zn、Mgを所定量含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなる犠牲材と、前記心材の他面側に配置され、アルミニウム合金からなるろう材と、を備えたアルミニウム合金ブレージングシートであって、前記心材内部における粒径0.5μm以上のAl−Cu系金属間化合物の数密度が1.0個/μm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】薄肉化されても、開缶時にちぎれや裂けの発生し難いタブに成形できる、タブ用のアルミニウム合金板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Mg:4.0〜5.5質量%、Cu:0.02〜0.10質量%、Fe:0.15〜0.34質量%、Si:0.05〜0.18質量%を含有し、Mn:0.20質量%未満に規制し、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、Fe,Mnの各含有量(質量%)を、[Fe]、[Mn]で表したとき([Fe]+1.07×[Mn])≦0.42を満足するアルミニウム合金を溶解、鋳造して鋳塊とし、この鋳塊を均質化して熱間圧延し、焼鈍なしでタンデム圧延機にて巻取り温度110〜170℃で冷間圧延して製造されたアルミニウム合金板であり、250℃の熱処理を行ったものが、0.2%耐力で280〜340MPa、伸びが7%以上、曲げ戻し後の引張試験による破断時全伸びが2%以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製品の個々の高品質での均一化を実現し、多品種少量生産を効率的に実現し、溶解至近温度での溶体化処理を可能するアルミニウム合金製品の製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】誘導加熱コイル4に前記半製品8を1個セットする単体素材セット工程Bと、半製品8を50℃/secの昇温速度で溶体化目標温度570℃まで加熱し、該溶体化目標温度を±3℃で60secに保持する溶体化工程Cと、冷却槽9(水温20℃)に落として急冷する急冷工程Dと、加熱炉11で行う180℃で8hrの人工時効処理工程Eと、人工時効処理済みの半製品8にダイス12によってねじ山を転造形成するねじ転造工程Fとからなっている。 (もっと読む)


【課題】光沢の、圧延方向による異方性を少なくして、外観検査の誤検出を防止できる、缶蓋用のアルミニウム合金板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】冷間圧延における最終パスにおいて表面を放電加工されたワークロールを用いて圧延された包装容器蓋用アルミニウム合金板であって、表面の算術平均粗さRaが、前記冷間圧延における圧延方向および圧延直角方向のそれぞれにおいて0.10〜0.65μmの範囲であり、表面の粗さ曲線要素平均長さRSmが、前記圧延方向において70〜360μm、前記圧延直角方向において50〜100μmであることを特徴とする。このような表面性状とした包装容器蓋用アルミニウム合金板は、圧延方向および圧延直角方向のそれぞれにおける正反射率(%)の互いの差が25%以内となり、光沢の異方性が少なくなる。 (もっと読む)


【課題】現行の板厚/重量をアップさせることなく、ボトル缶を製造する際の成形性が優れると共に、製造されたボトル缶が十分な缶体強度(座屈強度)を有するボトル缶用アルミニウム合金板を提供する。
【解決手段】Cu、Mg、Mn、Fe、Siを所定量含有し、残部がAlおよび不可避的不純物から構成され、Mn、MgおよびFeの含有量が、5.450<{5.66×Mn(質量%)+0.667×Mg(質量%)+2.17×Fe(質量%)}<7.550の関係を満足するアルミニウム合金板であって、アルミニウム合金板の伸びが5.0〜8.0%、かつ、結晶粒の平均アスペクト比が3.0以上であり、アルミニウム合金板の熱処理後の0.2%耐力が270N/mmを超え290N/mm以下であり、アルミニウム合金板の耳率が−2〜+3.5%であることを特徴とする。 (もっと読む)


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