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国際特許分類[D01F9/127]の内容

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【課題】良好な被膜強度を有しつつ、比較的少量の微細炭素繊維をもって所期の導電性ないし制電性を発揮し得る微細炭素繊維分散皮膜を得る。
【解決手段】炭素繊維が皮膜基質中に分散されてなる炭素繊維分散皮膜であって、
分散媒ないし溶媒中に炭素繊維を分散させてなる炭素繊維分散液を、基板上に膜状に展開し、前記炭素繊維分散液の膜状展開層が少なくとも流動性を失った後に、当該膜状展開層に対して、前記皮膜基質を形成する皮膜形成成分を含有する流動体を適用することで得られることを特徴とする炭素繊維分散皮膜。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法で、高純度、高収率で、合成可能なカーボンナノ構造体の製造方法を提供すること、また、その製造方法で得られたカーボンナノ構造体を提供すること。
【解決手段】炭素源としての有機物の気体と、イオウ含有化合物との混合気体を、金属含有触媒を使用せずに800℃以上で加熱することを特徴とする繊維状カーボンナノ構造体の製造方法;常温常圧で液体の炭素源としての有機物、及び/又は、常温常圧で液体のイオウ含有化合物を、同時に気体状態において800℃以上で加熱することを特徴とする繊維状カーボンナノ構造体の製造方法、また、上記製造方法で得られたカーボンナノ構造体;両端が共に開いた構造を有することを特徴とする繊維状カーボンナノ構造体。 (もっと読む)


【課題】優れた強度を有する金属基炭素繊維複合材及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】金属基炭素繊維複合材は、成長過程において成長の起点となる粒状部から複数延出して互いに結合する多層型カーボンナノチューブにより構成された3次元ネットワーク状の炭素繊維構造体、バインダー及び分散媒を混合して懸濁液を得る工程、懸濁液を乾燥して混合物を得る工程、混合物を圧縮成形して圧縮成形体を得る工程、圧縮成形体を硬化処理して硬化圧縮成形体を得る工程、ラマン分光分析法で測定されるI/Iが0.2を超え1.2以下である炭素繊維構造体を含む硬化圧縮成形体を800〜1500℃の温度条件で焼成して炭素繊維構造体含有プリフォームを得る工程、及び炭素繊維構造体含有プリフォームに、溶融したマトリックス金属を含浸させ、固化して金属基炭素繊維複合材を得る工程を含む金属基炭素繊維複合材の製造方法により製造される。 (もっと読む)


【課題】表面に突起状部を形成するグラフェンレイヤーを有し、複合材料に好適な三次元ネットワーク状の炭素繊維複合体を提供する。
【解決手段】外径15〜100nmの炭素繊維から構成される三次元ネットワーク状の炭素繊維構造体であって、当該炭素繊維構造体は炭素繊維が複数延出する態様で、前記炭素繊維の外径よりもその粒径が大きく当該炭素繊維を互いに結合する粒状部を有しており、かつ当該粒状部は前記炭素繊維の成長過程において形成されてなるものである炭素繊維構造体が、その表面を、当該炭素繊維構造体を構成する炭素繊維の略半径方向に突出する突起状部を形成する一層または多層のグラフェンレイヤーで被覆され、上記突起状部においてこの一層または多層のグラフェンレイヤーと基幹となる炭素繊維の表面とに挟まれた部位は、金属微粒子もしくは金属炭化物微粒子を内包する、または中空である構造を有することを特徴とする炭素繊維複合体。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、鉄族元素を含有せず、バイオデバイスに適する微細炭素繊維を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題は、複数の筒状グラフェンが入れ子状になって構成された直径100nm未満の微細炭素繊維であって、少なくとも最外郭における前記筒状グラフェンに窒素原子の部分的置換が存在し、かつ、鉄族元素を含有しないことを特徴とする微細炭素繊維によって解決される。 (もっと読む)


【課題】これを用いた金属基複合材が優れた熱伝導特性を有する炭素繊維構造体含有プリフォーム、その製造方法、これを用いた金属基複合材及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】炭素繊維構造体、有機バインダー及び分散媒を混合して懸濁液を得る工程(1)と、懸濁液を乾燥して混合物を得る工程(2)と、混合物を圧縮成形して圧縮成形体を得る工程(3)と、圧縮成形体を硬化処理して硬化圧縮成形体を得る工程(4)と、硬化圧縮成形体を焼成して炭素繊維構造体含有プリフォームを得る工程(5)と、を含む炭素繊維構造体含有プリフォームの製造方法により製造される炭素繊維構造体含有プリフォーム。
炭素繊維構造体含有プリフォームに、溶融したマトリックス金属を含浸させ、固化して成る金属基複合材。 (もっと読む)


【課題】樹脂への分散性及び導電性の発現性に優れた気相成長炭素繊維を効率的に製造する。
【解決手段】コバルト化合物塩とマグネシウム化合物塩とを含む原料混合物を焼成してなり、レーザー回折法による乾式状態での粒度分布測定において、正規分布50%における平均粒子径D50が3μm以下である気相成長炭素繊維製造用触媒。微細な繊維が絡み合って集合した凝集体構造を有し、水銀加入法による細孔容量測定において、孔径20nm〜4μmの範囲の細孔として測定される空隙を2.4ml/g以上有する気相成長炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】不純物の少ない炭素繊維を効率的に製造できる炭素繊維製造用触媒、及び電気伝導性や熱伝導性が高く、樹脂等への充てん分散性に優れた炭素繊維を提供する。
【解決手段】Fe、Co、およびNiからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素〔I〕;Sc、Ti、V、Cr、Mn、Cu、Y、Zr、Nb、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、ランタノイド、Hf、Ta、Re、Os、Ir、Pt、およびAuからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素〔II〕;およびW、およびMoからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素〔III〕を含有し、元素〔I〕に対して元素〔II〕および元素〔III〕がそれぞれ1〜100モル%である、炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】複合材料を製造する際に炭素繊維に三次元的構造を付与するための工程を必要としない炭素繊維複合構造体を提供する。
【解決手段】炭素繊維複合構造体は、触媒および炭化水素の混合ガスを800℃〜1300℃の一定温度で加熱する際に、炭素源として分解温度の異なる少なくとも2つ以上の炭素化合物を用いることにより、炭素物質を、繊維状に成長させる一方で、使用される触媒粒子の周面方向に成長させて、三次元ネットワーク状の炭素繊維構造体の中間体を得る第1工程、得られた炭素繊維構造体の中間体を有機金属化合物の有機溶媒溶液または金属塩と界面活性剤の水溶液に浸漬させた後、使用した溶媒を乾燥させる第2工程、乾燥後に炭素繊維構造体の中間体を800℃〜1200℃に加熱し、次に1800℃〜3000℃でアニール処理する第3工程を付すことにより製造できる。 (もっと読む)


【課題】カーボン・ナノチューブを浸出したファイバとそれを形成する方法を提供する。
【解決手段】 本発明のカーボン・ナノチューブを浸出したファイバを形成する方法は、(a) カーボン・ナノチューブを形成する触媒を、母材であるファイバの表面上に配置するステップと、(b) 前記カーボン・ナノチューブを前記母材であるファイバ上で直接合成するステップとを有する。前記(a)ステップは、(a1) 前記触媒の溶液を液状に形成するステップと、(a2) 前記触媒の溶液を前記母材であるファイバ上に噴霧するステップとを有する。 (もっと読む)


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