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国際特許分類[D06M15/55]の内容

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【課題】 本発明の目的は、熱可塑性マトリックス樹脂を補強するために用いられる強化繊維に対して、優れた接着性を付与できる強化繊維用サイジング剤と、それを用いた合成繊維ストランド、繊維強化複合材料を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、熱可塑性マトリックス樹脂を補強するために用いられる強化繊維用サイジング剤であって、示差走査熱量計(DSC)で測定したときに、ガラス転移点が20℃以上であり、かつ結晶融解に基づく融解吸熱量が3J/g以上の吸熱ピークを有しないポリマー成分を必須に含有し、サイジング剤の不揮発分全体に占める該ポリマー成分の重量割合が10〜100重量%である、強化繊維用サイジング剤である。 (もっと読む)


【課題】ベルト補強層を備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、操縦安定性及び高速耐久性の向上と軽量化を実現することができるものを提供する。
【解決手段】ベルト補強層7,8に片撚り構造のポリエステル(PET)コードであって、((1)公称繊度(D)が1000〜2000dtexであり、(2)下記(I)式で表される撚り係数(K)が700〜2000であり、(3)ブロックドイソシアネート水溶液及びエポキシ化合物分散液のうちの少なくとも一方と、レゾルシン−ホルムアルデヒド−ラテックス(RFL)混合液とを、少なくとも用いてディップ処理(接着性のコーティング処理)がなされたものを用いる。
K=T・(D/1.38)1/2 ……(I);
ここで、Tは10cm当りの撚り数(回/10cm)、Dはコード全体としての公称繊度(デシテックス(dtex))、1.38はポリエステルの比重である。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維とマトリックス樹脂、とりわけエポキシ樹脂との界面接着性を高めることができるサイジング剤塗布炭素繊維束を提供すること。
【解決手段】サイジング剤が炭素繊維束100質量部に対して0.1〜10質量部の割合で塗布しているサイジング剤塗布炭素繊維束であって、該サイジング剤が、水酸基および/またはカルボキシル基と、1級アミノ基および/または2級アミノ基を有する化合物(A)を1〜80質量部、複数のエポキシ基を有する化合物(B)を20〜99質量部の比率で含む混合物または該混合物の熱処理物であるサイジング剤塗布炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】絶縁性に優れることは勿論のこと、軽量で、優れた耐フッ化水素ガス性、高い耐熱性、高強度及び高弾性率を有する高信頼性のガス絶縁開閉器用絶縁部材を提供すること。
【解決手段】繊維表面及び繊維内部にエポキシ樹脂が付与されたポリアリレート繊維と、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂とを複合させた有機繊維強化複合材料から構成されることを特徴とするガス絶縁開閉器用絶縁部材である。このガス絶縁開閉器用絶縁部材は、エポキシ樹脂を水系溶媒中に分散させた分散液にポリアリレート繊維を浸漬し、該エポキシ樹脂を硬化した後、該ポリアリレート繊維に熱硬化性樹脂を含浸させ、加熱硬化することにより製造できる。 (もっと読む)


【課題】ゴムとの接着性が向上したゴム補強用処理コードの製造方法を提供する。
【解決手段】合成繊維からなるコードに、接着補助剤を含む第一処理剤を付与した後、接着剤を含む第二処理剤を付与するゴム補強用処理コードを製造する方法において、接着補助剤を含む第一処理剤を付与する際に、該コードを10回以上屈曲させる。 (もっと読む)


【課題】ポリエステル繊維等のようにゴムとの接着性が乏しい繊維をゴムに接着でき、かつ、製造及び管理が容易である接着剤を提供し、この接着剤を用いてゴムに接着された補強糸を備えたゴムホース及びこのゴムホースの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】エポキシ基と反応する官能基を有する被接着繊維とゴムとを接着する接着剤であって、このゴムの加硫に用いられる加硫剤と反応する不飽和炭素結合及びエポキシ基を有する接着化合物とブロックイソシアネートとを含むことを特徴とする接着剤。 (もっと読む)


組成物が、巻き取り可能な寸法の炭素繊維材料と前記炭素繊維材料に浸出されたカーボン・ナノチューブ(CNTs)とを含んだカーボン・ナノチューブ(CNT)浸出炭素繊維材料を含む。前記浸出されたCNTsは長さと分布が均一である。また、前記CNT浸出炭素繊維材料は、前記炭素繊維材料の周りに等角的に配置されたバリア・コーティングも含むが、一方、前記CNTsには実質的にバリア・コーティングは存在しない。連続CNT浸出プロセスは、(a)炭素繊維材料を官能基化すること、(b)前記官能基化された炭素繊維材料にバリア・コーティングを配置すること、(c)前記官能基化された炭素繊維材料にカーボン・ナノチューブ(CNT)形成触媒を配置すること、及び(d)カーボン・ナノチューブを合成し、これによって、カーボン・ナノチューブ浸出炭素繊維材料を形成すること、を含む。 (もっと読む)


【課題】レゾルシンおよびホルマリンを含まず、加熱後の接着性および環境、特に作業環境の良好な有機繊維コード用接着剤組成物、並びにそれを用いたゴム補強材、タイヤおよび接着方法を提供する。
【解決手段】アクリル樹脂と、エポキシ化合物と、硬化剤と、ゴムラテックスと、を含む有機繊維コード用接着剤組成物、並びにそれを用いたゴム補強材、タイヤおよび接着方法である。エポキシ化合物の質量に対するアクリル樹脂の質量の比率である(アクリル樹脂の質量/エポキシ化合物の質量)が、0.1以上10以下であることが好ましく、ゴムラテックスの質量に対する、エポキシ化合物およびアクリル樹脂の合計質量の比率である((エポキシ化合物の質量+アクリル樹脂の質量)/ゴムラテックスの質量)が、0.1以上1.0以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、高い機械的強度を発現し、優れた表面品位を有するとともに、良好な繊維分散性による均一性を兼ね備えた炭素繊維強化ポリアセタール樹脂の成形物を得る、炭素繊維強化ポリアセタール樹脂成形材料の製造方法を提供することにある。
【解決手段】
炭素繊維束に、炭素繊維表面の第1級アミン濃度が0.2%〜2.0%となるよう電解表面処理を行い、分子内にエポキシ基を3〜6個有し、かつ、エポキシ当量が100〜200である脂肪族ポリエポキシ樹脂を主成分とする第1のサイズ剤を付与した後、ポリアセタール樹脂と複合することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】複合材料の層間破壊靭性の向上に寄与し得る炭素繊維を提供すること。
【解決手段】エポキシ樹脂を主成分とするサイズ剤が、繊維重量に対し0.3〜5.0重量%付着した炭素繊維ストランドを乾燥・熱処理するに際し、該処理後のサイズ剤のエポキシ当量が繊維に付着前のサイズ剤のエポキシ当量の2.0〜4.0倍になるまで、200〜250℃で乾燥・熱処理することからなる炭素繊維の製造方法。コンポジット性能、特に、層間のもろさの指標となる層間破壊靭性に優れた複合材料用の炭素繊維が得られる。 (もっと読む)


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