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国際特許分類[D21H17/68]の内容

国際特許分類[D21H17/68]に分類される特許

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【課題】 無機填料粒子の水分散液を調製する場合、アルカリ性でも加水分解しにくく、製紙用填料分散液あるいは塗工顔料分散液を製造し貯蔵する場合、経日安定性や再分散性の良い分散液を調製すること、また白色度など紙質を向上させる抄紙法を開発することを目的とする。
【解決手段】 (メタ)アクリルアミドと(メタ)アクリロニトリルの共重合物をホフマン反応後、酸で中和するとともに加熱処理することによって製造された水溶性高分子と無機微細粒子からなる水性分散液によって達成できる。また前記水性分散液を抄紙前の製紙原料中に添加し抄紙することにより、白色度など紙質を向上させることができる。
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【課題】製紙業界においては資源の有効利用や環境保護の必要性から、古紙再利用が推進されている。しかし、古紙のリサイクルによりパルプ繊維が微細化し、十分な紙力が得られ難いといった問題が浮上してきている。そこで、環境に配慮するために合成紙力剤の使用量を必要最小限に抑え、その代替として天然物である澱粉を紙力剤として使用しながらも、高いろ水性及び澱粉歩留を発現させることで操業性を落とすことなく高い紙力を発現させ、しかも簡便な設備で実施可能な環境配慮型の製紙方法を提供する。
【解決手段】パルプスラリーに必要最小限のカチオン性合成紙力剤を添加し、次いでアニオン性微粒子を混合した澱粉粒子からなる天然物由来の紙力剤をスラリーの状態で添加する。 (もっと読む)


【課題】
ペーパースラッジ灰及び石炭灰中のメタカオリン有効利用方法及び製造装置
【解決手段】
この問題を解決するため、PS灰及び石炭灰中のメタカオリンを洗浄、強誘電性有機分子を添加し、白色化した均一なメタカオリン・有機物複合体を製造することを基本とし、産業廃棄物扱いされる灰の主成分であるメタカオリンを資源化する方法を提案する。主に抄紙用填料・塗工用顔料に使われる天然鉱石のカオリンの代用としてメタカオリン・有機物複合体を使用する。副生物として脱墨助剤、分散剤、硫酸アルミニウム、吸着剤の製造が可能である。また、生石灰と硫酸アルミニウムを混合し、カルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・硫酸カルシウム複合体を製造し、高白色度を有する環境対応型塗工紙を製造できる。 (もっと読む)


【課題】
不透明度が高く、印刷インクの裏抜け(プリントスルー)防止適性、印刷適性(ブランケット汚れ)に優れ、記録面にインクジェットプリンターを用いて印字した際の印字濃度が高いインクジェット記録用紙を提供する。
【解決手段】
原紙の少なくとも片面に多孔性顔料と接着剤を含有するインク受容性塗工層を一層以上設けてなるインクジェット記録用紙であって、該原紙は二酸化ケイ素および/またはケイ酸塩から形成されたケイ素含有粒子を鉱酸溶液および硫酸アルミニウム溶液にて処理し、蛍光X線分析法によるケイ素とアルミニウムの比率を100/0.05〜100/10に制御した填料を含有することを特徴とするインクジェット記録用紙。 (もっと読む)


【課題】 優れた不透明度、表面平滑性、表面強度、かつ柔軟性を有し、印刷適性に優れた嵩高上質印刷用紙を提供する。
【解決手段】 二酸化ケイ素および/またはケイ酸塩から形成されたケイ素含有粒子と、該ケイ素含有粒子100質量部に対して酸化物換算で0.1〜8.0質量部の金属化合物を含有し、比表面積が10〜150m/g、細孔径が0.10〜0.80μm、平均粒子径が16〜40μmである多孔性填料を、紙中填料率として1〜20質量%含有させ、密度が0.6g/cm以下で、かつ用紙の表面平滑度が、20〜200秒であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 古紙パルプの配合率の高いオフセット印刷用紙において、白色度、不透明度が高く、裏抜けが良好で、十分な強度を有するとともに、特に浸透乾燥型インキを使用するコールドセット型高速輪転機による印刷時のインキ着肉性とインキセット性のバランスに優れ、かつパイリングの発生の少ないオフセット印刷用紙を提供する。
【解決手段】古紙パルプの配合率が原紙重量当たり60重量%以上の原紙上に顔料塗工層を設けたオフセット印刷用紙において、抄紙時に少なくともフレッシュな炭酸カルシウムを含む1種以上の填料が原紙重量当たり3重量%を超え25重量%以下添加され、原紙の顔料塗工層の塗工量が両面当たり4.0g/m以下であり、原紙及び顔料塗工層に含有する灰分が原紙由来の灰分と顔料塗工層由来の灰分とで7重量%以上25重量%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】紙の填料剤として使用した場合、高い充填量にもかかわらず紙力低下が小さく、また軽質炭酸カルシウムと同等の不透明性をもち、なおかつ高い吸油性を兼ね備えた、軽カルと、ケイ酸、ケイ酸塩およびそれらの混合物からなる群から選択される物質により形成される複合物を提供する。
【解決手段】アルカリ性であるケイ酸金属塩水溶液と軽質炭酸カルシウムを混合し、その沸点以下の温度で鉱酸および酸性金属塩水溶液並びにこれらの混合物からなる群から選択される水溶液を添加し、pH7〜9とすることで得られる軽質炭酸カルシウムと、ケイ酸、ケイ酸塩およびそれらの混合物からなる群から構成される複合物であり、原料となる軽質炭酸カルシウムより高い吸油度を示し、さらにこの複合物を紙用内添填料として用いた場合、原料となる軽質炭酸カルシウムより紙力低下が少ないという特徴をもつ前記複合物。 (もっと読む)


【課題】隠蔽性に優れるとともに、繰り出しトラブル等の生じるおそれがない圧着記録紙用基紙とする。
【解決手段】基紙の一方の面に、通常状態では接着性を有しない感圧接着剤層が設けられ、この感圧接着剤層同士を対向させて加圧すると剥離可能に接着する構成とされた圧着記録紙に用いられる基紙であって、再生填料がJIS P 8251に準拠した灰分において、2〜20%になるように内填されて、厚さ方向に4等分した際の両外層に含有される再生填料が全再生填料の60%以上とされ、かつJIS P 8149に準拠した不透明度が85%以上とされる。 (もっと読む)


【課題】 密度が低いにもかかわらず、表面強度、内部結合強度及び不透明度が高く、また印刷適性に優れた印刷用塗被紙を提供する。
【解決手段】 原紙の少なくとも片面に顔料と接着剤を主成分とする塗被層を1層以上設けてなる印刷用塗被紙であって、原紙は、細孔表面積が15〜200m/gで、かつ、平均細孔直径が0.10〜0.80μmである無定形シリカ粒子若しくは無定形シリケート粒子を、紙中填料率として1〜30質量%含有し、塗被層の最表層は、沈降方式により測定した平均粒子径が1.0μm以下であるカオリンを含有する層であることを特徴とする印刷用塗被紙。 (もっと読む)


製紙プロセスにおける保水及び排水を改善するための組成物及び方法が開示されている。特定量の促進剤を微粒子とともに使用する場合に、予期しない相乗的効果が観察された。さらに、凝集剤も使用して観察された相乗効果をさらに改善した。微粒子は、無機アニオン又はカチオンシリカ材料を含んでいる。促進剤は、改質ジアリル−N,N−二置換アンモニウムハライドポリマーを含んでいる。凝集剤は、高分子量の水溶性の、カチオン、アニオン、非イオン、双性イオン、又は両性イオンのポリマーの1又はそれ以上を含んでいる。 (もっと読む)


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