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国際特許分類[F01P3/10]の内容

国際特許分類[F01P3/10]に分類される特許

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本発明は、上側の半部(37)と下側の半部(38)とから成る六角穴付きねじ(6)により互いに結合されている上側部分(4)と下側部分(5)とから成る、内燃機関のための組立形のピストン(1)に関する。六角穴付きねじ(6)の上側の半部(37)の雄ねじ山(39)は、下側のねじ半部(38)の雄ねじ山(40)と同じ方向で形成されており、下側のねじ半部(38)の雄ねじ山(40)よりも大きなリード角を有している。その際、両雄ねじ山(39,40)のリード角の差から得られる総ピッチ角は極めて僅かであり、ねじ結合部の大きな強度のために貢献する。
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本発明は、内燃機関用の複合式のピストン(1)であって、燃焼凹部(8)を備えた上側部分(4)と下側部分(5)とから成っており、該下側部分(6)が、ピストン長手方向軸線(31)に対して同軸的に配置されたねじ(6)を用いて上側部分(4)とねじ結合されている形式のものに関する。このような形式の複合式のピストンにおいて本発明の構成では、ねじ(6)が、ピストン内側に六角形孔(6′)を備え、かつピストン上側にヘッド(6′′)を備えたねじ山付ピンとして形成されており、しかもヘッド(6′′)が燃焼凹部(8)の底部の一部を形成していて、ねじ結合された状態において燃焼凹部(8)の底部と同一平面を成している。
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本発明は、ばね金属薄板(1)の形をした内燃機関のピストン(8)のための冷却通路カバーであって、該ばね金属薄板が、摩耗を回避するために支持部の領域において次のように、すなわち、ばね金属薄板(1)の半径方向外側の端面と階段状の凹設部(19)の半径方向外側の画成部との間に環状の間隙(12)が生ぜしめられるように、寸法設定されている。
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ピストン1において、燃焼室10の裏面10aおよび冷却空洞11の内壁11aの表面粗さを6.3S以下にし(2点鎖線部a′,b′の箇所)、さらに、当該表面粗さ6.3S以下とされた箇所に対して自己浄化性触媒の被膜を表面コーティングした。このため、表面コーティングした部分にオイルが残溜し難くなってオイルのコーキングを抑制でき、熱伝達係数の悪化が防止されて温度の上昇を抑制でき、この結果コーキングによるピストン強度の低下を防止できる。したがって、エンジン高出力化に伴う冷却油量やオイルクーラの容量増大が不要になり、構造が簡単で、場積やコストの増大を招くことなくエンジンの出力向上に容易に対応可能な内燃機関用ピストン1,30が得られる。 (もっと読む)


内燃機関の一体形ピストンのための冷却チャネルカバーにおいて、ピストンが、ピストンリングバンドのレベルにおいて、ピストンクラウンの内側に沿って延びた閉鎖された冷却チャネルと、ピストンリングバンドとピストンシャフトとの間に設けられた環状の凹所とを有しており、ピストンシャフトが、ピストンクラウンに懸吊されたピストンハブと結合されている。このようなピストンにおいて、冷却チャネルカバーの簡単な組立ては、断面がU字形の、円周に沿った半径方向に傾斜させられた外側シャンク及び内側シャンクを有する一体形のプラスチックリングが、リングの円周に沿って延びた少なくとも1つのフィルムヒンジを有することによって達成される。フィルムヒンジはシャンクの内の少なくとも一方の少なくとも1つの半径方向撓みを提供し、冷却チャネルを閉鎖するために、シャンクは、冷却チャネルの内縁部における段状の円錐形の凹所に係合する。
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本発明は、内燃機関用のピストン(1)であって、ピストン頂部(4)の縁部領域に配置されたリング状の冷却通路(6)が設けられていて、該冷却通路(6)がスカート側において、半円形の2つの半割シェル(17,17′)から成るカバー(17,17′)によって閉鎖されていて、該カバーもしくは半割シェル(17,17′)が、ピストンに向けられた内側に環状の溝(18)を有しており、この環状の溝(18)を介して半割シェル(17,17′)が、ピストン外側に設けられた突出部(16)に被せ嵌め可能である。さらに半割シェル(17,17′)はその突き合わせ面(26,26′,28,28′)の領域に係止結合部(25,25′)を有していて、該係止結合部(25,25′)を用いて、半割シェル(17,17′)が互いに簡単に結合可能である。
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本発明による内燃機関用のピストン(1)では、ピストン頂部(4)の縁部領域にリング状の冷却通路(6)が配置されていて、該冷却通路(6)が、一体的に形成されたほぼ円筒形のリング(18)によって閉鎖されている。
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本発明は、内燃機関用の複数部分から成るピストン(1)であって、上側部分(2)と、該上側部分にねじ結合部を介して結合される下側部分(3)とが設けられている形式のものに関する。このような形式のピストン(1)において本発明の構成では、ねじ結合部が、ピストン上側部分(2)の下側に設けられていて雄ねじ山(25)を備えた管状の結合付加部(24)と、外側に位置するねじ山(29)及び内側に位置するねじ山(28)を備えた中間スリーブ(27)と、ピストン(1)の下側部分(3)に一体成形されていて雌ねじ山(26)を備えた支持リブ(12)とから成っており、上側部分(2)が結合付加部(24)と中間スリーブ(27)と支持リブ(12)とを介して下側部分(3)とねじ結合可能であり、中間スリーブ(27)が圧縮体として働き、かつ結合付加部(24)が伸長体として働き、これによってねじ結合部の固定のために必要な機械的な応力が生ぜしめられるようになっている。
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【課題】 ピストン冷却フィンを提供する。
【解決手段】 現代の内燃機関は、機関の燃焼室内において高い温度と圧力を生ずるが、これはエンジンのピストンに非常に大きな応力を生ずる。これらの温度および圧力は、ピストンを変形又は摩耗させ、そして通常より早く損傷させることがある。ピストンに対するこれらの有害な影響を克服する主たる手段の一つは、ピストンからの熱排出効率を増大することである。ピストンから引き出される熱の量を増大する一方法は、オイルのような冷却媒体がその内側表面に接触してそこから熱を引き出すことができるように、ピストンのクラウン部の内側表面の表面積を増大することである。ピストンの下側に環状フィンを取り付け、又は形成すると、オイルが接触する表面積が増大し、そして熱が排出されるピストン位置の正確な目標決めが可能となる。このような環状フィンは、鍛造ピストン、鋳造ピストン、組合せピストン又は機械的結合ピストンを含むいずれの型のピストンにも使用するために、短時間でかつ容易に取り付け又は形成することができる。 (もっと読む)


【課題】 クーリングチャネルの流体導入口の形成位置をピストンを底面で見た場合の中心線上に設けても、コンロッドとオイルジエットノズルとが当接せず、ピストン剛性に優れ、スカッフの発生やピストンの冷却効果低減等の防止を図ること。
【解決手段】 シリンダ1内を往復動するピストン2に設けられこのピストンを冷却する流体を循環させるクーリングチャネル25と、クーリングチャネルに流体を供給するオイルジエットノズル27と、オイルジエットノズルから供給される流体をクーリングチャネルに導入する流体導入口29と、クーリングチャネルから流体を排出する流体排出口28と、を有するピストンの冷却構造において、ピストンがシリンダ内を下降する時にシリンダ内壁面を押すピストンの側圧力の及ぶ方向と、その反対方向とを結ぶ線上に流体導入口および流体排出口を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


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