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国際特許分類[F01P3/10]の内容

国際特許分類[F01P3/10]に分類される特許

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【課題】ピストンを冷却するためのダブルクーリングチャネル構造を採用したものに対し、ピストン冷却効率の更なる向上を図ることができる内燃機関のピストン冷却構造を提供する。
【解決手段】ダブルクーリングチャネルで成るピストン冷却構造に対し、オイル導入口73を共通化する。オイル導入口73の上面に、オイル噴射ノズル8から噴射されたオイルを第1クーリングチャネル71に向けて案内する第1傾斜部77aと第2クーリングチャネル72に向けて案内する第2傾斜部77bとを有する断面山形形状の突起77を設け、ピストン2が上死点側にある場合には第1クーリングチャネル71のみに、下死点側にある場合には第2クーリングチャネル72のみにオイルを流通させる。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャネルを容易に形成できると同時に、耐熱強度を有する材料の使用量を少なく押さえ易い内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】 ヘッド部11の頂部11bにキャビティ16及びキャビティ16の内側に突出するリップ部11fを備えると共に、ヘッド部11の内部にクーリングチャネル17の環状路17aを備えた内燃機関用ピストンcであり、ボス13を有するスカート部12及びヘッド部11の中央部11aを備えたピストン本体18と、ピストンリング溝15を有するランド部14及びヘッド部11の周縁部11e並びにリップ部11fを備えて鍛造されたヘッド環状部11cとが、接合面において接合されていて、この接合面が、クーリングチャネル17の環状路17aを横切り、且つ、周縁部11e側の第1の接合面21aと、中央部11a側の第2の接合面22aとを有し、第1の接合面21aと第2の接合面22aとが異なる角度で形成されている。 (もっと読む)


【課題】耐摩環と冷却胴環とを信頼性の高い連結状態でピストンに埋設できるのみならず、生産性やコスト面で有利に生産することができる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】冷却胴環20を、冷却胴環周方向に複数個の分割冷却胴環25に分割してある。各分割冷却胴環25と耐摩環11とにわたって連結手段30を設けてある。連結手段30は、分割冷却胴環25及び耐摩環11の一方が他方に耐摩環半径方向に嵌入して、分割冷却胴環25と耐摩環11とを連結する。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のためのピストン(10,110,210,310,410)であって、少なくとも1つの燃焼噴流にさらされるピストン頂部(12)を含むピストンヘッド(11)及びピストンスカート部(17)から成っており、ピストンヘッド(11)とピストンスカート部(17)とは、互いに結合された構成ユニットとして形成されていて、環状の外側の冷却通路(27)を画成している形式のものに関する。本発明に基づき、冷却通路(27)内には、ピストン頂部(12)に対して平行に配置された環状の仕切り壁(35,135,235,335,435)を設けてあり、仕切り壁はノズル状の1つ若しくは複数の開口部(37,45,137,237,337,437)を備えており、開口部は、開口部から流出する噴出流をピストン頂部(12)の下面(12a)に向けるように配置されている。
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本発明は、小さなコンプレッションハイト用の冷却通路ピストンとして構成された、内燃機関用のピストン(1)を製造する方法に関する。このピストン(1)は、下側部分(2)と上側部分(3)とを有しており、該下側部分(2)と上側部分(3)とは、単数又は複数の対応する接合平面(10,11,12)を介して互いに支持されていて、摩擦溶接を用いて結合されている。ピストン(1)は、パン形状に形成された内側冷却通路(8)と、リング領域(4)に対して軸方向間隔をおいて配置された外側冷却通路(9)とを有している。内側冷却通路(8)は、機械的な加工、特に鍛造によって、ピストン(1)の下側部分(2)に形成される。冷却通路(8,9)に配属されたオーバフロー開口(22,23)は、接合平面(10,11,12)の摩擦溶接の前に形成される。
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【課題】ピストン頂部の裏面に向けて噴射したオイルのシリンダ内壁への付着を抑制できるピストンの冷却装置を提供する。
【解決手段】ピン孔27aが形成されたピンボス部27を有し、かつピストン頂部21の外周よりも内側の位置から下方に延びるサイドウォール23を備えるピストン2を、内燃機関1のシリンダ3の内壁とサイドウォール23との間に臨むピストン頂部21の裏面21bに向けてオイルを噴射するオイル噴射ノズル11を利用して冷却するピストンの冷却装置10であり、サイドウォール23には、ピン孔27aの上方に位置し、かつサイドウォール23の外側及び内側のそれぞれに開口してサイドウォール23を貫通するオイル通路30が形成されている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(1)であって、環状の冷却通路(5)、オイル入口孔(17)及びオイル出口孔(18)を備えている形式のものに関し、この場合に、オイル出口孔(18)はピストンボス(10)の冷却のために該ピストンボスの方向に向けられている。
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本発明は、内燃機関用のピストン(10)であって、鋳造成形されたピストンヘッド(11)、ピストンヘッド内に鋳包まれた少なくとも1つのリング支持体(17)、及びリング支持体の高さでピストンヘッド内に設けられた環状の冷却通路(18)を有している形式のものに関する。本発明に基づき、冷却通路(18)の半径方向外側に向けられた壁領域(19)は、リング支持体(17)によって画成され、かつ冷却通路(18)の残りの壁領域(22,23,24)は、ピストンヘッド(11)によって画成されている。さらに本発明の対象は上記形式のピストンのための製造方法にもあり、この場合に環状のソルトコア(33)は、環状のリング支持体(17)若しくはリング支持体素材(26)の半径方向内側の内周面(21)に沿って少なくとも部分的に接触させられ、かつ環状のリング支持体(17)若しくはリング支持体素材(26)とソルトコア(33)とは、一緒に加熱され、これによって互いに結合され、その結果リング支持体(17)若しくはリング支持体素材(26)とソルトコア(33)とから成る構成部分は、金型内に装着されて、該金型内で鋳包まれるようになっている。
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内燃機関用の2部分から成るピストン1であって、上側部分2を有しており、該上側部分がピストンヘッド4の下面に、雄ねじ山32を備えたピン31を有しており、該ピン31にねじ嵌められたナット29によって上側部分2と結合された下側部分3を有している。この下側部分3は、弾性的に撓む上底部25を有しており、この上底部の半径方向内側に、軸方向弾性の伸長スリーブ26が一体成形されており、該伸長スリーブが、半径方向内側に向けられたカラー28を備えた開口27を有しており、該開口に前記ピン31が挿入されている。ナット29には弾性的な圧縮スリーブ30が一体成形されており、この圧縮スリーブは前記カラー28に当接する。この場合、前記上底部25、伸長スリーブ26、圧縮スリーブ30、ピン31及びピストンヘッド4の弾性的な可撓性に基づき、前記ねじ締結部は、ピストン1の小さな圧縮高さにもかかわらず、ねじ締結部に大きな強度を与えるフラットな特性線を有している。
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【課題】 燃焼室の冷却を十分に行いながらも、燃焼室裏面の冷却を十分に行えるようにする。加えて、一体成形のピストンを、大幅に変更しないで、上記課題を達成することで、一体成形のピストンの利点を生かしつつ、低コストで、燃焼室および燃焼室裏面の冷却効率の高いピストンを市場に提供する。
【解決手段】 燃焼室2の裏面4に、燃焼室裏面冷却用ギャラリ8を形成するとともに、流入孔5と第1の排出孔6をそれぞれ、燃焼室2の周囲の異なる位置に設ける。燃焼室2の裏面4を覆うように、ピストン1に固定されるプレート10が備えられ、燃焼室裏面4とプレート10とによって画成された空間として、燃焼室裏面冷却用ギャラリ8を構成する。
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