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国際特許分類[F01P3/10]の内容

国際特許分類[F01P3/10]に分類される特許

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本発明は、内燃エンジンの回動ピストン(1)のためのピストン冷却システムに関する。回動ピストンは、ピストン本体(2)と、ピストン本体(2)を回動させる回動シャフト(3)を有する。ピストン本体(2)のフロア部(5)の一部分は燃焼室ピストン頂部(6)を含む。ピストン冷却システムは、回動ピストン(1)の中に形成された冷却剤経路(10)を有し、冷却剤経路(10)は、回動シャフト(3)の第1端部(11)のところの入口箇所と、第2端部(12)のところの出口箇所を有し、入口箇所から回動シャフト(3)の第1部分(13)を通ってピストン本体(2)の中に延び、引き続いて、フロア部(5)の下のところでピストン頂部(6)に隣接した通路(15)の中を通り、回動シャフト(3)の第2部分(17)に戻って出口箇所で終了する。通路(15,16,17)は、その長さに沿って一定の断面を有する。
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【課題】ピストンピン穴の冷却性能を向上させた内燃機関ピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1は、その内部に潤滑油の流通のための冷却流路33及びピストンピンを挿通するためのピストンピン穴20がそれぞれ設けられている。そして、冷却流路33とピストンピン穴20とを互いに連通する連通部50が設けられている。 (もっと読む)


【課題】ピストン冷却流路形成用環状体を埋設したピストンにおいて油路の開口加工時に開口周りの接合面に生じた剥離が内燃機関等に適用された後に拡大することを阻止する。
【解決手段】ピストン冷却流路形成用環状体10は、その壁部に形成された開口形成位置12が、ピストン冷却流路形成用環状体10全体の軸方向に沿って形成された軸方向壁部16を介して段差状態で周囲の壁部に包囲されている。したがって開口周りの壁部が、ピストン本体4との接合面から剥がれても、ピストン本体4の往復運動によりその剥がれが周囲の軸方向壁部16に到達すると、往復運動による慣性力は、軸方向壁部16に対しては剥離力から剪断力へと変化する。このため軸方向壁部16とピストン本体4との接合面の剥離はこれ以上拡大せず、剥離を阻止できる。 (もっと読む)


【課題】ピストン冷却流路形成用環状体を埋設したピストンにおいて開口周りでの接合面の剥離発生や剥離を拡大させずに機械加工により連通路及び開口を形成する。
【解決手段】ピストンに鋳込まれるピストン冷却流路形成用環状体10は開口形成位置12にてその周縁部が薄肉部12aとされ機械加工による開口が容易で機械的強度が弱い形状とされている。このため薄肉部12aがドリル刃により容易に破壊されて開口する。このためピストン冷却流路形成用環状体10をピストン本体との接合表面から剥離する方向の力は小さくなる。更に薄肉部12aが機械的強度が弱いので容易に変形する。このことから薄肉部12aよりも内部の剥離が外側に広がるのを阻止できる。このため1つのドリル刃を連続して使用しても、開口周りでの接合面の剥離や剥離の拡大を防止でき、ドリル刃を取り替えなくても良く高効率な穿孔作業が可能となる。 (もっと読む)


【課題】大型ディーゼル機関の効率や経済性を向上させる潤滑方法とそのような大型ディーゼル機関を提供する。
【解決手段】前記潤滑方法においては、シリンダブロック(3)内に設けられ少なくとも1個のシリンダ(2)と、シリンダ(2)内の転動面(21)に沿って前後運動し、燃焼空間(6)を画成し、クランクシャフト(10)に接続されているピストン(5)を有する大型ディーゼル機関において、ピストンの潤滑のために潤滑剤供給源(62)からシリンダに導入され、燃焼空間(6)において行われる燃焼過程によって汚損された潤滑剤がクランクハウジングへ入る前にシリンダから導出され、清浄装置(60)まで導かれ、そこで清浄にされ、潤滑剤供給源まで戻されることにより再使用されて、ディーゼル機関の経済性を向上させる。また、そのような大型ディーゼル機関も提供される。 (もっと読む)


【課題】ピストンのオイルリング上方の空間内のオイル量を適切にコントロールして摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立させる。
【解決手段】ピストン2のオイルリング溝13上方のランド部16にピストン内方に連通する連通孔17を設け、該連通孔17が開口しオイルジェット15から噴射されたオイルを導入可能な開口部18を有するオイル溜め部19をピストン2内部に設け、ピストン2の頂部裏面に、オイルを開口部18へ誘導するオイル誘導斜面23とオイルを開口部18から逸らせるオイル制限斜面24とを有するピストン側凸部22を設け、コネクティングロッド7の小端部8にコンロッド側凸部25を設け、ピストン上昇時にオイルジェット15から噴射されたオイルがオイル溜め部19に入り、ピストン下降時には同オイルがオイル溜め部19に入らないようにする。 (もっと読む)


【課題】従来通りピストン外縁の冷却効果を保持すると同時に、燃費に影響することなくピストン中央部の冷却効果を向上させるピストン構造を提供する。
【解決手段】ピストン構造10のクーリングチャンネル(ピストン冷却用オイル通路)において、ピストンの冠面裏にピストン外縁に沿って設けられ、オイルジェットから噴射されるオイルが流れる環状の周回通路11と、周回通路11から一旦分岐しピストン冠面中央部分裏を通過してから再び周回通路11に合流する中央通路12と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】オイルの流入が阻害されることなく、またオイルが逆流して流出することを防止可能なピストン構造及びオイルジェットシステムを提供する。
【解決手段】オイルジェットから噴射されたオイルが流れ込み、オイル流れ方向に延設される入口流路11と、入口流路11に連続してピストン冠面裏に形成され、縦断面で見たときに入口流路11に近づくにつれて流路幅を拡大するスロープ部121と、そのスロープ部121に連続してスロープ部121に沿って逆流したオイルの流れ方向を変更する逆流防止壁部122と、を含む冠面裏流路12と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でより冷却性の向上が図れる組立式ピストン構造を提供する。
【解決手段】第1球面85を含む上部ピストン51と、第2球面91を含む下部ピストン58とがねじ結合されることで組立てられ、これらの第1球面85と第2球面91とがコンロッド16の球状の小端部24に滑り自在に嵌合された球面連結構造を有する組立式ピストン構造において、上部ピストン51における冠部50の裏面53の下側に且つ第1球面85の周囲に下方が開放された環状の上部空間63が形成され、下部ピストン58の上部に、第2球面91側から半径方向外側に位置する下部スカート部97に至る円板状の天井部99と、この天井部99の上側に且つ第2球面91よりも外周側に上方が開放された環状の下部空間90とが形成され、上部空間63と下部空間90とで、潤滑油によりピストン13を冷却するためのクーリングチャンネル100が形成される。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(1)の、環状に構成された冷却通路(6)であって、該冷却通路(6)が、ピストン(1)のピストンヘッド(3)の近傍、かつ半径方向外方でピストンリング部(2)の近傍に互いに相並んで配置され、かつ交互に流入開口として働く2つの開口(7,8)と、半径方向でこれらの開口(7,8)と向き合う、冷却通路(6)の側に少なくとも1つの流出開口(15,16)とを有している形式のものに関する。オイルの貫流を改善し、ひいてはピストン(1)の冷却を改善するために、前記冷却通路(6)は、互いに相並んで配置された2つの流出開口(15,16)と、これらの流出開口の間に配置された、絞りとして働く横断面狭窄部(17)とを有している。
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