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国際特許分類[F01P3/10]の内容

国際特許分類[F01P3/10]に分類される特許

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【課題】ドリル加工によるバリが発生しても、冷却性能が低下することのない内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】耐摩環3に板金部材5を接合して環状のオイル通路6を構成するとともに、耐摩環3と板金部材5をピストン本体2の頂部に埋設し、板金部材5内のオイル通路6をピストン本体2の内面に開口させてオイルの出入口8,7を形成してある。板金部材5はオイル入口形成箇所をピストン本体2の内部空間11側へ膨出させてある。 (もっと読む)


【課題】耐摩環の背面に冷却空洞を、溶出中子を使用せずに、ピストンの中心から偏心した燃焼室との距離を全周で一定に形成した内燃機関用ピストン。
【解決手段】燃焼室3をピストンの中心から偏心させて形成する内燃機関用ピストンにおいて、環状の冷却空洞5を画成した冷却空洞形成部材6を板金によって形成すると共に、耐摩環4の背面に冷却空洞形成部材6を、冷却空洞5と燃焼室3との距離が一定になるように、冷却空洞形成部材6の内周壁6aを燃焼室と同心に配置して鋳込んだ。 (もっと読む)


【課題】中央が盛り上がったピストンクラウンもしくはドーム状に形成された冷却室を備えるピストンにおいて、ピストンクラウンの冷却を高い信頼性で行えるようにする。
【解決手段】特に2サイクル大型ディーゼルエンジン用のピストンであって、ピストンロッド(1)の上フランジ(9)に取り付けられたピストン上部(2)を備え、このピストン上部は、その周囲を環状に囲むピストンスカート(4)につながるピストンクラウン(3)を備え、このクラウンは中央冷却室(8)を覆っており、この室には、ピストンロッド内に配置されたサプライライン(10)を介してクーラントを噴射することができ、このクーラントは、ライン(10)の半径方向外側に設けられたリターンライン(11)を介して運び去ることができるようになっているピストン。 (もっと読む)


【課題】パイプ部材の位置決めを容易に行うことができるとともに、使用材料の低減を図り、更に冷却効果の高い構造とする内燃機関用ピストンの製造方法を提供する。
【解決手段】ピストン内に鋳込まれるパイプ部材21は、パイプ本体部22と該本体部22の径方向外側部分からフランジ状に設けられるフランジ部23とを有し、これらが同一の金属材料により作製される。次いで、パイプ部材21はピストン10本体側と同一組成のアルミ溶湯に浸潰され、パイプ本体部22及びフランジ部23の表面に被膜が形成される。次いで、パイプ部材21は、フランジ部23が外型31の内周面31aに設けた段差部31bに載置されて鋳型30内に位置決めされて支持される。次いで、鋳型30内にアルミ溶湯が注湯されてパイプ部材21が鋳込まれたピストン中間体が成形され、その後、ピストン中間体の外側面が切削及び研磨されてピストン10の外形が形成される。 (もっと読む)


組み立て式の液体冷却されるピストン(1)であって、上方部分(2)と下方部分(3)とを有しており、上方部分(2)と下方部分(3)とが、半径方向外側のリング状の載置部(12)と、半径方向内側のリング状の載置部(11)とを介して互いに結合される形式のものが提案されている。外側の載置部(12)と内側の載置部(11)との間には外側の冷却通路(13)が配置されており、内側の載置部(11)の半径方向内側には内側の冷却通路(18)が配置されている。この場合、外側の冷却通路(13)は内側の冷却通路(18)に、少なくとも1つのオーバーフロー通路(22,22´)を介して接続されている。ピストンの圧縮高さひいては軸方向の寸法を低減し、内側の冷却通路(18)内にある冷却オイルの妨げられない流出を大きな構造的な手間をかけずに保証するために、ピストンヘッド(4)の、ピストンヘッドとは反対側の下面には、ピストン軸線(17)に対して同心的に、雄ねじ山(23)を有したピン(20)が配置されており、ピストン(1)の上方部分(2)と下方部分(3)とは、ピン(20)の雄ねじ山(23)に螺合される六角ナット(19)によって互いにねじ締結されており、六角ナット(19)はピストンヘッド側で、半径方向に配置された少なくとも1つの孔またはフライス加工部(26,27)を備えたカラー(25)を有しており、該孔またはフライス加工部は、内側の冷却通路(18)をピストン内室(28)に接続している。
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ピストンクラウン(4)の縁範囲に配置された環状のクーリングチャンネル(6)を備えた、内燃機関に用いられる単一部分から成る一体型のピストン(1)が提案される。このクーリングチャンネル(6)はピンボス(10,10´)の側へ向かって、少なくとも2つの部分円形のカバーエレメント(19,20)から成る、支持エレメントとして形成されたクーリングチャンネルカバー(18)によって閉鎖され、このクーリングチャンネルカバー(18)の外縁部(23)が、環状壁(7)のピンボス側の端面(24)を支持している。
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ほぼ円筒状の上側領域(5)と下側領域(6)とから成るピストン(1)において、2つのボス(7)が設けられており、これらのボス(7)が、ピストン中心軸線(8)に向かって引き込まれており、これにより、上側領域(5)内にボス(7)の領域で下側領域(6)に向かって開かれた切欠き(12,12´)を設けることができるようにすることが提案される。この場合にボス(7)と上側領域(5)との間の領域内にアンダカット(13,13´)を成形するためには、それぞれの窓インサート(14)に塩成形部分(15)が取り付けられ、この塩成形部分(15)により、ピストン(1)の鋳込み時にアンダカット(13,13´)を含む切欠き(12,12´)が形成され、ピストン(1)の鋳込み後に洗い落とされる。
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内燃機関のためのピストン(1)であって、ピストン基体(4)と該ピストン基体にねじ締結されたリングエレメント(6)とから成っていて、リングエレメント(6)はピストン基体(4)とともに環状の冷却通路(14)を形成しており、該冷却通路は、ピンハブ(12,12´)の方向で、ピストン基体(4)の突出部(15)によって閉じられている。突出部(15)は弾性的に可撓性の皿ばねとして形成されていて、この皿ばねは、リングエレメント(6)をねじ込む際に変形し、これによりねじ結合部の強化に貢献する。
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【課題】 ピストンピンのピストン外周側端部を十分に潤滑可能な内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 スカートとピストンピンボスを連携するエプロン部を有する内燃機関のピストンであって、前記エプロン部における前記ピストンピンの冠面側位置に内外周を連通する連通孔を設け、前記スカートと前記ピンボスと前記エプロン部で区画される隔成部位の内周に潤滑油を供給することとした。 (もっと読む)


【課題】 ランド部の厚みを抑制して軽量化を図りつつ、十分なピストンヘッドの冷却を達成する内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 少なくとも一方のピストンピンボスのピストンピンよりも冠面側に、一方のスカート側から他方のスカート側に貫通する貫通路を設け、潤滑油が前記一方のスカートの内周側から貫通路内を経由して前記他方のスカート内周側に流れる旋回流を生じさせることとした。 (もっと読む)


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