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国際特許分類[F01P3/10]の内容

国際特許分類[F01P3/10]に分類される特許

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【課題】水平対向型エンジンの吸排気効率の向上及び小型化・コンパクト化を図る。
【解決手段】固定ピストン61Aの延長上のエンジンケース41に可動スリーブ43が移動自在に嵌合するように設けられたライナ部52aと、ライナ部52aと可動スリーブ43の頂部43bとで囲まれる吸入チャンバ90と、吸入チャンバ90と燃焼室48とが連通するように可動スリーブ43の頂部43bに開けられた吸気穴43eと、吸気穴43eを開閉する吸気バルブ82と、固定ピストン61Aの内側に設けられた排気ポート61eと、燃焼室48と排気ポート61eとが連通するように固定ピストン61Aの冠面61dに開けられた排気口61wと、排気口61wを開閉する排気バルブ74とを備え、吸入チャンバ90内の混合気を吸気穴43eを介して燃焼室48に流入させ、混合気が燃焼室48内で燃焼した後に排気ガスを排気口61wを介して排気ポート61eへ排出する。 (もっと読む)


【課題】ピストン冷却空洞内に下方から冷却オイルを噴射する噴射ノズルまたは取入口が冷却空洞の円周方向に対して傾いて設置されている場合でも、ピストンが上下に移動しても、常に冷却オイルが冷却空洞内に均等に分流されてピストン頂部の温度を効率良く冷却する。
【解決手段】内燃機関用エンジンのピストン頂部の外周壁部に環状の冷却空洞が形成された冷却装置を有する内燃機関用ピストンにおいて、該冷却装置が、冷却空洞に向かって噴射ノズルによってピストンの垂直方向に対して傾斜した方向に噴射された冷却オイルを取入れる冷却オイル用取入口を有し、該冷却オイル用取入口は、ピストン外周壁部に垂直方向に対して傾斜して設けられ、前記冷却空洞の冷却オイル用取入口との連結部に、噴射された冷却オイルが略直角に当る分配壁が設けられており、前記冷却オイルが前記冷却オイル用取入口から前記冷却空洞内を流れることを特徴とする内燃機関用ピストン。 (もっと読む)


【課題】ピストンの冷却と潤滑との双方を簡易な機構で行うことができる内燃機関及び内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】本実施例に係るエンジンは、シリンダ10と、シリンダ10内を往復動すると共に内部に冷却通路31aを有したピストン30と、冷却通路31aにオイルを供給するオイルジェット機構40とを備え、ピストン30の摺動面に、冷却通路の導入口31bが開口し導入口31bへオイルを導く供給溝32が形成され、オイルジェット機構40の噴出口41は、シリンダ10の摺動面の、供給溝32に対向し得る位置に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 ピストンの冷却効率を格段に高めて、ピストンの寿命延長とオイルの早期劣化防止とを図る。
【解決手段】 潤滑油が連設棒(1)の小端部(2)の頂部(3)からピストン内部のピストン冷却室(12)内へ供給されてピストンが冷却される内燃機関に配設されるピストン冷却金物であって、ピストン冷却室内に配設されると共に一端部がピストン冷却室の触火面(11)側の壁部(13)に接触している冷却部材(25)と、冷却部材の他端部側に且つ冷却部材と連設棒の小端部頂部との間に配設されて連設棒の動きに応じて小端部頂部上を摺動する摺動部材(23)とを備える。冷却部材は、筒状に形成されて潤滑油が内部に噴出されると共に筒内外を連通させる連通孔を有し、摺動部材は、環状又は筒状に形成されて冷却部材と同軸に且つ摺動自在に嵌合し、この冷却部材と摺動部材との間には摺動部材を小端部の頂部側へ付勢するばね部材が介装される。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の冷却損失を低減して熱効率を向上させる。
【解決手段】ピストン12内部には、冷却液が供給される水チャンネル22と、水チャンネル22内の冷却液をピストン頂面12aに送り出すための冷却液送出口24と、水チャンネル22と冷却液送出口24との連通を許容または遮断する送出調整弁26とが設けられている。シリンダ11内で燃料を燃焼させる際に、プッシュロッド32により送出調整弁26を駆動して水チャンネル22と冷却液送出口24とを連通させることで、水チャンネル22内の冷却液を冷却液送出口24からピストン頂面12aに送り出して水膜16を形成する。この水膜16と水膜16が蒸発してできる水蒸気層17とを断熱層として利用して、燃焼室13内の高温の燃焼ガス19から燃焼室13壁面への熱伝達を低下させる。 (もっと読む)


【課題】ピストンリング周辺へ十分な潤滑油を供給することのできるピストンの潤滑油供給構造及びピストンリングを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の潤滑油供給構造100において、コンロッド2の内部にはコンロッド内部通路19が設けられ、ピストンピン3の内部にはピストンピン内部通路20が設けられ、ピストン1の内部にはピストン内部通路21が設けられている。これらを連続することで、潤滑油供給路22が形成される。さらに、リング溝16に設ける当該供給路22の出口位置をリング溝側面16a又はリング溝上面16bに開口することで、燃焼圧力作用時であっても、当該供給路22の出口が閉塞されず、継続して潤滑油がピストンリング周辺に供給される。また、潤滑油供給構造100は、潤滑油の蒸発を抑え、ピストンリング周辺の適切な潤滑の維持を実現する。 (もっと読む)


内燃機関に用いられる、複数部分から成る冷却されるピストン(1)であって、ピストン上側部分(2)と、ピストン下側部分(6)とから成っているピストン(1)が提案される。ピストン下側部分(6)が、ピストン上側部分(2)と一緒に、環状の内側のクーリングチャンネル(11)とを形成しており、この内側のクーリングチャンネル(11)は、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)により覆われている。この領域(31)が、肉薄に形成されているので、この領域(31)は皿ばね状に変形可能である。ピストン上側部分(2)をピストン下側部分(6)に簡単に迅速に組み付け、両ピストン部分の固い確実なねじ締結を得るためには、ピストン上側部分(2)の下面に、雌ねじ山(28)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置された盲孔(26)が設けられており、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)に、雄ねじ山(30)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置されかつ上方に向けられたねじ山付きピン(29)が設けられていて、前記雌ねじ山(28)が前記雄ねじ山(30)に適合するので、ピストン上側部分(2)が、盲孔(26)およびねじ山付きピン(29)を介して、ピストン下側部分(6)と螺合可能なようにされている。
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【課題】本願発明の目的は、オイル通路内でのオイルの流れをよくし、ピストンの冷却効果を高めることに有る。
【解決手段】オイル通路12の傾斜したガイド壁15とオイルジェット16のオイル噴射方向の傾斜により、オイルジェット16から噴射されたオイルはピストン3の中間点付近を境にオイル通路12の下壁面12a側への反射流入と上壁面12b側への反射流入とに自動的に切り換えられる。このため、下壁面12a及び上壁面12bの滞留オイルTはオイル通路12のオイル進行方向へ確実に押し流される。従って、オイル通路12内でのオイルの滞留及び滞留によるオイル通路12の閉塞状態が解消され、オイルの循環が円滑に行われるため、ピストン3の冷却効果を大きく高めることができる。 (もっと読む)


【課題】ペントルーフ状のピストンを有するエンジンにおいて、該ピストンの冷却構造に工夫を凝らすことによりピストンの熱負荷を軽減する。
【解決手段】ピストン1のピンボス部12,12に設けられたピストンピン穴12a,12aの吸気側及び排気側に、該ピストン1の筒軸方向に延びるオイル通路12b,12bを設ける。各オイル通路12bは、ピストン1内部に設けられた環状のクーリングチャンネル11fに連通するとともに、ピンボス部12上方に位置する冠部11の隆起部11a内まで延びている。上記オイル通路12bは、ピストンピン穴12aに連通するように該ピストンピン穴12aの内周面に開口している。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の性能を低下させることがないオイルの案内構造を提供する。
【解決手段】オイルの案内構造は、エンジンブロック30に設けられてピストン10にオイルを噴射するオイルジェット110と、シリンダヘッド39からクランクシャフト40へ向かって流れるオイルが直接クランクシャフト40に当たることを防止するようにエンジンブロック30に設けられる整流部材120とを備える。 (もっと読む)


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